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マニー・コーパス_Manny Corpas_

コロラド・ロッキーズ時代(2010年5月31日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 パナマパナマシティ
生年月日 (1982-12-03) 1982年12月3日(41歳)
身長体重 6' 3" =約190.5 cm210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1999年
初出場 2006年7月18日
最終出場 2013年9月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
コロラド・ロッキーズ (2006 - 2010) シカゴ・カブス (2012) コロラド・ロッキーズ (2013) メキシコシティ・レッドデビルズ (2015) オアハカ・ウォーリアーズ (2015) ヨーク・レボリューション (2016) シュガーランド・スキーターズ (2017) ラグナ・ユニオン・コットンファーマーズ (2018) ベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズ(英語版) (2019) ミルウォーキー・ミルクメン (2019) ウエストバージニア・パワー (2021) ベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズ (2021) マーティネズ・スタージョン(英語版) (2022)
国際大会
代表チーム パナマ
WBC 2006年2009年2013年
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マヌエル・コーパスManuel "Manny" Corpas, 1982年12月3日 - )はパナマ共和国パナマシティ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

ロッキーズ時代

1999年8月26日にコロラド・ロッキーズと契約。

2006年は、開幕前の3月に第1回WBCパナマ代表に選出された[1]。この年は傘下AA級タルサ・ドリラーズで19セーブ、防御率0.98と好成績を残し、7月18日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー。その後は中継ぎとして定着し、35試合に登板した。

2007年は78試合に登板し防御率2.08と好成績を残し、シーズン中盤には不調に苦しんでいたブライアン・フエンテスに代わりクローザーに定着すると、22セーブ機会で19セーブを記録。9月には月間最優秀救援にも選出され、ロッキーズのシーズン後半からプレーオフの大躍進に貢献した。

2008年は、4月に14試合登板した内の7試合で失点し、4月下旬から中継ぎに降格。シーズン通算では76試合に登板した。

2009年は、開幕前の3月に、第2回WBCのパナマ代表に選出され[2]、2大会連続2度目の選出を果たした。8月には右肘の炎症で60日間の故障者リストに入るなど、35試合の登板にとどまった[3]

2010年は中継ぎとして56試合に登板したが、オフの11月16日に自由契約となった[3]

レンジャーズ傘下時代

2011年4月8日にテキサス・レンジャーズと契約[3]。この年はトミー・ジョン手術を受けたため、シーズンをリハビリに費やして全休した。オフの11月2日にFAとなった[3]

カブス時代

2011年12月22日にシカゴ・カブスと契約した[3]

2012年は2年ぶりにメジャーに復帰して、48試合に登板した。オフの10月26日にFAとなった[3]。また11月には、母国パナマで行われた第3回WBC予選のパナマ代表に選出され[4]、3大会連続3度目の選出を果たした。

ロッキーズ復帰

2013年1月9日に古巣のロッキーズとマイナー契約を結び、この年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[3]。開幕はAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで迎えたが、6月にメジャーに昇格して31試合に登板した。オフの10月17日にFAとなった[3]

2014年1月31日にロッキーズとマイナー契約で再契約を結んだ[5]。この年はAAA級コロラドスプリングスでも防御率5点台と精彩を欠き、メジャーに昇格することなく7月13日に解雇された[3]

ロッキーズ退団後

2015年4月2日にメキシカンリーグメキシコシティ・レッドデビルズと契約[3]。7月15日にトレードでオアハカ・ウォーリアーズに移籍[3]

2016年2月17日にオアハカを自由契約となった[3]。6月19日に独立リーグ・アトランティックリーグヨーク・レボリューションと契約。

2017年はヨーク・レボリューションと再契約したが、6月16日にシュガーランド・スキーターズと契約。

2018年5月1日にメキシカンリーグのラグナ・ユニオン・コットンファーマーズと契約。47試合に登板して6勝4敗の成績を残した。

2019年は、8月に独立リーグ・ペコス・リーグのベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズ(英語版)に入団し[6]、8月14日に独立リーグ・アメリカン・アソシエーションミルウォーキー・ミルクメンと契約。

2021年アトランティックリーグウエストバージニア・パワーに所属したが、防御率13.00と振るわず退団。その後はペコス・リーグのベーカーズフィールド・トレイン・ロバーズに復帰した。

2022年はペコス・リーグのマーティネズ・スタージョン(英語版)で選手兼任監督としてプレーし[7]、20試合に登板して9勝3敗1セーブ、防御率4.26という成績を挙げた。

現役引退後

2024年より、アトランティックリーグの新球団であるヘイガーズタウン・フライングボックスカーズ(英語版)の投手コーチに就任した[8]

詳細情報

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 無 四 球 勝利 敗戦 セ 丨 ブ ホ 丨 ル ド 勝率 打者 投 球 回 被 安 打 被 本 塁 打 与 四 球 敬遠 与 死 球 奪 三 振 暴投 ボ 丨 ク 失点 自 責 点 防 御 率 W H I P
2006 COL 35 0 0 0 0 1 2 0 7 .333 136 32.1 36 3 8 1 2 27 2 0 13 13 3.62 1.36
2007 78 0 0 0 0 4 2 19 16 .667 306 78.0 63 6 20 3 2 58 0 0 20 18 2.08 1.06
2008 76 0 0 0 0 3 4 4 19 .429 346 79.2 93 7 23 4 2 50 1 0 41 40 4.52 1.46
2009 35 0 0 0 0 1 3 1 7 .250 146 33.2 44 3 7 0 1 24 0 0 22 22 5.88 1.52
2010 56 0 0 0 0 3 5 10 2 .375 274 62.1 66 7 22 5 2 47 1 0 33 32 4.62 1.41
2012 CHC 48 0 0 0 0 0 2 0 6 .000 205 46.2 50 7 16 3 5 28 1 0 27 26 5.01 1.41
2013 COL 31 0 0 0 0 1 2 0 3 .333 178 41.2 40 5 16 3 1 30 3 1 21 21 4.54 1.34
MLB:7年 359 0 0 0 0 13 20 34 60 .394 1591 374.1 392 38 112 19 15 264 8 1 177 172 4.14 1.35

代表歴

脚注

  1. ^ 2006 Tournament Roster[_リンク切れ_] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [_リンク切れ_]
  2. ^ 2009 Tournament Roster[_リンク切れ_] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [_リンク切れ_]
  3. ^ a b c d e f g h i j k l MLB公式プロフィール参照。2022年2月19日閲覧。
  4. ^ 2012 Qualifier Roster[_リンク切れ_] The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月2日閲覧 [_リンク切れ_]
  5. ^ Thomas Harding (2014年1月31日). “Rox reach Minor League deals with Corpas, Masset”. MLB.com. 2014年2月1日閲覧。
  6. ^Manny Corpas”. Bakersfield Train Robbers Professional Baseball. 2022年2月19日閲覧。
  7. ^Manny Corpas will serve as the 2022 field manager for the Martinez Sturgeon”. Pecos League (2022年2月23日). 2024年3月21日閲覧。
  8. ^Flying Boxcars Announce Coaching Hires”. Hagerstown Flying Boxcars (2024年2月20日). 2024年3月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

WBCパナマ代表
野球パナマ代表 - 2006 ワールド・ベースボール・クラシック投手 12 サントス・ヘルナンデス 18 パオロ・エスピーノ 22 ビエンベニード・セデーニョ 23 マニー・アコスタ 24 アルベニス・カスティーヨ 25 ホルヘ・コルテス 27 ブルース・チェン 29 ラモン・ラミレス 31 ミゲル・ゴメス 33 デイビス・ロメロ 36 マニー・コーパス 56 レン・ピコタ 58 ロジャー・デアゴ 捕手 8 ダマソ・エスピーノ 16 カルロス・ムニョス 49 セサール・キンテーロ 51 カルロス・ルイーズ 内野手 7 ハビエル・カスティーヨ 11 ビセンテ・ガリバルド 15 オルメド・サインズ 30 オーランド・ミラー 32 ヨニ・ラソ 外野手 1 マヌエル・O・ロドリゲス 4 アール・アグノリー 14 ルーベン・リベラ 17 フレディ・エレーラ 26 アウデス・デ・レオン 28 アドルフォ・リベラ 45 カルロス・リー 64 シャーマン・オバンドー 野球パナマ代表 - 2009 ワールド・ベースボール・クラシック監督ヘクター・ロペスコーチ 53 リカルド・メディーナ 56 レン・ピコタ 24 アラン・ルイス 43 ルイス・オルティス 5 ルイス・モリーナ 投手 12 マニュエル・カンポス 14 ヤリアー・カストロ 15 ラファエル・メディーナ 16 アブラハム・アテンシオ 17 アルキメデス・ニエト 21 パオロ・エスピーノ 25 ホルヘ・コルテス 27 ブルース・チェン 30 エリセル・ナバロ 36 マニー・コーパス 40 アンヘル・クアン 55 ラミロ・メンドーサ 81 ジルベルト・メンデス 捕手 8 ダマソ・エスピーノ 19 シーザー・キンテーロ 51 カルロス・ルイーズ 内野手 2 ルーベン・テハダ 6 ケビン・ラモス 10 ハビエル・カスティーヨ 22 エンヘル・チャベス 26 アウデス・デ・レオン 35 アベリーノ・アスプリージャ 42 フリオ・ズレータ 外野手 4 アール・アグノリー 20 コンセプシオン・ロドリゲス 28 ルーベン・リベラ 45 カルロス・リー 63 ルイス・デュランゴ 野球パナマ代表 - 2013 ワールド・ベースボール・クラシック監督ロベルト・ケリーコーチ ヘクター・ロペス ウィルフレド・コルドバ アイナー・ディアス クラウディオ・ヘルナンデス ホセ・ムリーヨ ネルソン・ロブレド 投手 8 アンヘル・クアン 10 アイザック・モンロイ 15 エウクリデス・ベタンコート 16 エリエーサー・ナバーロ 18 ジルベルト・メンデス 21 パオロ・エスピーノ 23 エンリケ・ブルゴス 24 エルネスト・シルバ 26 ジェリアール・カストロ 30 ラミロ・メンドーサ 36 マニー・コーパス 46 マニー・アコスタ 64 アルベルト・アコスタ 捕手 12 ダマソ・エスピーノ 19 ハビエル・ドミンゲス 51 カルロス・ルイーズ 内野手 5 アシュリー・ポンセ 6 ヘフェール・パティーノ 11 ルーベン・テハダ 22 エンヘル・チャベス 37 ハビエル・カスティーヨ 45 カルロス・リー 外野手 7 イサイアス・ベラスケス 9 ホセ・マシーアス 13 ルイス・カスティーヨ 20 コンセプシオン・ロドリゲス 27 ヤディエル・サンタマリア 31 ルーベン・リベラ