「ミアー」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
別表記:ミアー、ミア
「mere」とは、ほんの・たったの・単なるということを意味する英語表現である。
「mere」とは・「mere」の意味
「mere」とは、英語の形容詞で、単なる・ただのという意味がある。何かが小さい、重要でないことを示す場合や、何かの単純さや重要性の軽さを強調するために使われる。数量や程度が少なく、わずかであることを示す場合にも使用される。また、「mere」は「単なるもの」という意味の名詞としても使われる。「mere」が名詞として使われる場合、通常は「a mere」という形式で表される。
「mere」は類義語や類推する単語を一緒に覚えるとよい。「mere」の類義語として、「just」, 「only」, 「simple」 などがあり、これらの単語を使い分けることで、「mere」の意味を理解しやすくなる。
「mere」の発音・読み方
「mere」の発音は「mɪə(r)」である。アクセントは最初の音節にある。カタカナ表記では「ミア」とされることが多い。
「mere」の語源・由来
「mere」の語源は、古英語の 「mǣre」 に遡る。「mǣre」 は、古代ゲルマン語の単語で「有名な」「重要な」「高貴な」などを意味していた。中世英語では、この単語は「大きな」「重要な」といった意味で使用され、後に「単なる」「ほんの」といった限定的な意味が加わった。現代英語での「mere」は、このような「限定的な」意味が強くなっており、何かを強調することなく、単に「ほんの」という意味で使われることが多い。なお、「mere」 は「湖」という意味も持つが、これは別の語源から来ており、ウェールズ語の "mor" が由来とされている。
「mere」の類語
「mere」の類義語には、以下のような単語がある。
・just
・only
・purely
・solely
・barely
・simply
・no more than
・no greater than
・trifling
これらの単語は、全て「単なる」「ただの」といった、限定的な意味合いを持っている。ただし、それぞれの単語には微妙なニュアンスの違いがある。例えば、「just」は「ちょうど」という意味も持ち、数量の厳密性を強調する場合に使われる。一方、「simply」は、より単純で、明確な意味合いがある。
「mere」を含む英熟語・英語表現
「The mere 構文」とは
「The mere 構文」とは、「mere」を用いた特定の文法構造のことを指す。この構文では「the mere」という表現が、ある名詞の前に置かれる。この表現は、その名詞が単に何らかの特性を持つだけで、それ以上の意味を持たないことを強調するために用いられる。例えば、「the mere thought of it」は「それを考えるだけで」という意味で、何かを実際に行動に移すことはないがそれを考えるだけで不安や恐怖を感じるという状況を表している。また「the mere fact that...」という表現は、「単に~という事実だけで」という意味で、その事実が何らかの重要性や意味を持つわけではないことを強調するときに使われる。このように、「The mere 構文」は何かが単に「ただ~だけ」であることを強調するために使われる構文である。
「The mere」とは
「The mere」は、「mere」を冠詞 "the" と一緒に使った表現で、「単なる」「ほんの」という意味を強調するときに使用される。例えば、「the mere fact that...」という表現は、「単に~という事実だけで」という意味で、その事実が何らかの重要性や意味を持つわけではないことを強調するときに使われる。このように、「the mere」という表現は、単純な、表面的な意味しか持たないことを強調するために使われる。また、「mere」は、単体でも同じような意味を持つが、「the mere」の方が、より強い印象を与えることがある。
「The mere sight of」とは
「The mere sight of」という表現は、「単に~を見るだけで」という意味を表す。この表現は、「the mere」 の意味である「単なる」と、「sight」 の意味である「見ること」を組み合わせたものである。「sight」 は、見ること自体を表すだけでなく、見たものや景色なども含めて広い意味を持つ。「The mere sight of」は、何かが単に見えるだけで、それ以上の意味を持たないことを強調する表現で、不快感や嫌悪感を感じるような事柄に使われることが多い。
「mere」に関連する用語の解説
「merely」とは
「merely」とは、「単に」「ただ単に」「たった」という意味を表す副詞である。また、「わずかに」「ほんのわずか」という意味で使われることもある。
「Just merely」とは
「Just merely」という表現は、「単に」という意味を強調するために、両方の語を組み合わせた表現である。例えば、「It's just merely a scratch.」という文は、「それは単にかすり傷だけだ。」という意味になる。「just」は、同様に「ただ」という意味を表す副詞で、両方の語を組み合わせることで、「単に」という意味が強調される。ただし、「just merely」を使う必要性はあまりなく、一方の語だけで十分な場合が多いため、この表現はあまり一般的ではない。
「over mere」とは
「over mere」という表現は、「mere」 が示すものよりも重要であることを示す表現である。「mere」 は「単なる」という意味で、軽視されたり、重要でないと見なされたりすることがある。一方、「over mere」という表現は、「mere」 が示すものよりも重要であるということを強調するために使われる。
「mere」の使い方・例文
・「The issue is not over mere politics. It's about the future of our country.」(この問題は単なる政治問題ではない。それは我が国の未来に関わる問題だ。)
・「It was a mere suggestion, not a requirement.」(それは単なる提案で、必要条件ではなかった。)