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ミステリーボニータ
ジャンル 漫画雑誌
刊行頻度 月刊(毎月6日発売)
発売国 日本
言語 日本語
定価 600円
出版社 秋田書店
編集長 齋藤功衛[1]
雑誌名コード 18439
刊行期間 1987年5月[2] -
ウェブサイト http://www.akitashoten.co.jp/bonita
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ミステリーボニータ』は、秋田書店が発行している月刊少女漫画雑誌。毎月6日発売[3]

概要

1987年5月、『ボニータ』の増刊として創刊された[4][2]。創刊号の表紙は高階良子が担当[2]。創刊ごろはミステリーの長編読み切り作品が主で、「読み応えのある少女誌ならではの幻想的なミステリー作品」が掲載された[2]。創刊号からNo.4までは年数回、発売日を定めずに不定期に刊行される増刊であった[2]。No.5から次号予告を掲載[2]1988年は2冊、1989年は3冊、その後1993年まで年に5冊から7冊刊行された[2]

1993年に隔月刊化し、発売日が8日となる[2]

2013年4月号よりリニューアルを敢行し、『九 neuntote』、『パレードはどこへ行くの?』、『クジラの子らは砂上に歌う』、『アンの世界地図〜It’s a small world〜』など新連載を順次開始。宝島社の漫画紹介ムックこのマンガがすごい!』2015年版オンナ編において、『クジラの子らは砂上に歌う』が第10位、『パレードはどこへ行くの?』が第47位にランクインした。

2018年、「プリンセスGOLD」の電子書籍専売に伴い、『ケルン市警オド』が6月特大号、『白妖(びゃくよう)の娘』が7月特大号より移籍。

2019年、「Unlimited」「群青のアンサンブル」「写楽心中」を10月号よりコミックスと同じタイトルに改題した。

2020年1月号より再びリニューアルが行われた[5]。誌名のロゴと表紙デザインを一新し、よりミステリー作品に特化した誌面を展開する[5]

『プリンセスGOLD』が2020年1月16日配信の2月号で休刊となったため、2020年4月号より『やじきた学園道中記F(ファイナル)』の移籍新連載がスタートした。

2020年9月特大号よりコバルト文庫炎の蜃気楼(ミラージュ)』原作第2巻「緋(あか)の残影」のコミカライズ連載『炎の蜃気楼R(リブート)』が開始された[注 1]

2021年、2月特大号で『後宮香妃物語』を終了し『月刊プリンセス』に移籍連載することになった。また、「西荻窪 三ツ星洋酒堂」がTVドラマ化され、MBSドラマ特区」枠で放送された。

現在連載中の作品

2025年4月号現在。

休載中・連載中か不明の作品

休載中の作品

過去の掲載作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

映像化作品

アニメ化

テレビアニメ

作品 放送年 アニメーション制作 備考
ミヨリの森 2007年(特番) 日本アニメーション
クジラの子らは砂上に歌う 2017年 J.C.STAFF

本誌へ移籍前にOVA化された作品に『悪魔の花嫁』シリーズ、『やじきた学園道中記』シリーズがある。

実写化

テレビドラマ

作品 放送年 制作 備考
西荻窪 三ツ星洋酒堂 2021年 TBSスパークル

脚注

注釈

  1. ^ 原作者は桑原水菜、作画は前回「セリエミステリー」(白泉社)で連載された時と同じ浜田翔子
  2. ^ "緊急予告" と銘打たれ、『クリスタル☆ドラゴン』完全復活後第1回は2014年7月号(6/6発売)の巻頭カラーで登場すると連載再開を祝う告知がp.73に掲載されると共に、同頁下部にて、作画を担当してきた別作品『悪魔の花嫁』が『クリスタル☆ドラゴン』再開に伴い、翌5月号掲載分をもって "一時休載" をする旨も発表された[26][27]
    補足:『悪魔の花嫁 -最終章-』の連載期間は、2007年6月号 - 2014年5月号まで(2023年12月時点[28])。
  3. ^ 2014年7月号より連載が再開されたが、2021年1月特大号にて僅か10頁の掲載を最後(最新)に丸3年以上休載中。2021年2月特大号の巻末p.586に、"※「クリスタル☆ドラゴン」は都合によりしばらく休載します。" との告知が出て以降、毎号「休載告知」のみ掲載[26][27][29][30]。2024年4月号までは電子版=紙版で巻末[contents]に「休載告知」が継続されていたが、2024年5月号より電子版から休載告知コーナーが消滅し、紙版にのみ休載告知が存在し、クリドラの作品名を確認した[31][32]
  4. ^ 『ミステリーボニータ』2023年8月号掲載の『日本より愛をこめて』P.59扉絵に「大人気企画、グランドフィナーレを飾るは木原敏江先生!!」+最終ページのP.66柱に「豪華絢爛本企画、ここに完結!!」との編集部コメントを確認[36]
  5. ^ コミックスのタイトルは「かみがたり〜女陰陽師と房総の青鬼〜」である。
  6. ^ 2011年7月5日、作者死去(虚血性心疾患)により、2011年8月号掲載のストーリーをもって絶筆となり、翌月発売の9月号では追悼企画が組まれた[43][44]
  7. ^ プリンセスGOLD 2015年9月号の「少女漫画ギャグ&コメディ祭」で掲載された『ぶきっちょ係』(原作:一條マサヒデ 作画:サブ)が元であり、作品のタイトルと作画担当者の名前を改名して連載に移行した。当時の読み切りの再録(画像)と新連載の1話目の2本掲載の二部構成になっている。[_要出典_]
  8. ^ 最終掲載は『第21話』2022年6月号までで「7月号につづく」との予告もあったが、2022年7月号より2024年4月号まで、巻末[contents]ページに休載告知のみが続いていた。2024年5月号に於いて電子版の[contents]ページから休載告知のコーナーが消滅し、紙版にのみ残っていた休載告知コーナーからも『西荻窪〜』の作品名が消えた事を確認。なお作者・浅井西が2022年8月に『2022年9-10月号は編集部の意向で休載』と発表している[56][57][31]
  9. ^ 2020年5月2日正午ごろ、作者が虚血性心疾患により59歳で逝去。そのため、連載終了。追悼企画と共に第1話を『ミステリーボニータ』2020年8月号の付録に収録[59][60]。補足:秋田書店発表の訃報はリンク切れしていたのでweb魚拓にて代用した。
  10. ^ ※これ以前のシリーズは『ボニータ』掲載、これ以後のシリーズは『プリンセスGOLD』掲載。

出典

  1. ^恋愛マンガからダークファンタジーまで、26人の編集者が回答」『コミックナタリー』ナターシャ、2022年1月31日。2022年2月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g hミステリーボニータ創刊30年!高階良子ら36組がお祝いメッセージ描き下ろし(画像ギャラリー 2/4)”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年5月6日). 2024年8月7日閲覧。
  3. ^ 『ミステリーボニータ』2024年3月号、秋田書店、2024年2月6日。 表紙より。
  4. ^ミステリーボニータ”. 国立国会図書館サーチ. 2024年8月7日閲覧。
  5. ^ a b c d eボニータがミステリー特化にリニューアル、「9番目のムサシ」は新シーズンへ」『コミックナタリー』ナターシャ、2019年12月6日。2024年2月6日閲覧。
  6. ^ a b高階良子が半生振り返る引退作がボニータで、付録では野間美由紀を魔夜峰央らが追悼”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年7月6日). 2024年8月7日閲覧。
  7. ^ a b c「炎の蜃気楼」浜田翔子によるマンガ版が新たに始動、30周年記念本も”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年8月6日). 2024年8月7日閲覧。
  8. ^ a b cボニータで新連載3本スタート、「KEY JACK」の潮見知佳による刑事ものなど”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年10月6日). 2024年8月7日閲覧。
  9. ^ a b c d晴十ナツメグの中華活劇&紫堂恭子「辺境警備外伝」がボニータで、赤石路代の読切も”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年11月6日). 2024年8月7日閲覧。
  10. ^赤石路代「P.A.(プライベートアクトレス)」新世代編がボニータで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年2月5日). 2024年8月7日閲覧。
  11. ^ a b絵を描く青年と絵を売る青年の物語がボニータで、「吸血鬼すぐ死ぬ」セリフシールも」『コミックナタリー』ナターシャ、2022年9月6日。2024年2月6日閲覧。
  12. ^ a b c紫堂恭子とムラマツヒロキ×川島よしお、2本の新連載がボニータでスタート」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年3月6日。2024年2月6日閲覧。
  13. ^小林幸子が豪華な衣装と歌で異世界を再建、ボニータで新連載開幕」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年6月6日。2024年2月6日閲覧。
  14. ^ミステリーボニータ 2023年12月特大号”. 秋田書店. 2023年11月6日閲覧。
  15. ^SNSで10万いいねを獲得した読み切りがボニータに登場、「P.As」クリアファイルも”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年2月6日). 2024年4月14日閲覧。 “「リストルージュ」/3月号/51ページの読み切り”
  16. ^ 灯晴ほく [@kikaizikakeno]「ミステリーボニータ5月号から連載開始!!ミラとカレンの読み切りを0話として物語が始まります」2024年4月6日。X(旧Twitter)より2024年4月14日閲覧。
  17. ^ a bミステリーボニータ 2024年5月特大号”. 秋田書店. 2024年4月6日閲覧。
  18. ^幸せを呼ぶ小林幸子シールがボニータに、潮見知佳が半人前呪術者描く読み切りも”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月6日). 2024年12月6日閲覧。
  19. ^ a b c 「contents」『ミステリーボニータ』2024年10月号、秋田書店、2024年9月6日。 目次より。
  20. ^ a b cミステリーボニータ 2024年11月号”. 秋田書店. 2025年2月6日閲覧。
  21. ^ a b cミステリーボニータ 2025年1月特大号”. 秋田書店. 2024年12月6日閲覧。
  22. ^ a b陰キャの主人公が発明品で友達作りに奔走するコメディ、ボニータ新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年7月5日). 2024年7月5日閲覧。
  23. ^エルフと女子高生、1000歳差の同居生活 いくたはなの新連載がボニータで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月4日). 2024年10月4日閲覧。
  24. ^ a b記憶喪失の謎の男と出会う、杉本亜未の新連載「となりの宮廷料理人」がボニータで”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年1月6日). 2025年1月6日閲覧。
  25. ^ a b c声優マネージャー、異世界すしざんまい、美大生の怪談…ボニータで3本の新連載が開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年3月6日). 2025年3月8日閲覧。
  26. ^ a b ミステリーボニータ編集部 2014a, p. 73.
  27. ^ a b ミステリーボニータ編集部 2014b, p. 297.
  28. ^ミステリーボニータ 2007年6月号”. 秋田書店ホームページ. 雑誌バックナンバー詳細. 秋田書店 (2007年5月7日). 2023年12月9日閲覧。
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  30. ^ ミステリーボニータ編集部 2021, p. 586.
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  32. ^ 齋藤功衛 編『ミステリーボニータ 2024年5月特大号』 38巻、5号、秋田書店、2024年(2024-04-06発行)、554頁。ASIN B00J4T7L1Y。「紙版[contents]ページに※「クリスタル☆ドラゴン」は休載します。と、休載告知は1作品のみ」
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  34. ^恐ろしい噂のある国に嫁いだ王女を描く、びっけのダークファンタジー新連載」『コミックナタリー』ナターシャ、2019年6月6日。2019年6月6日閲覧。
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  36. ^ 齋藤功衛 編『月刊ミステリーボニータ 2023年8月特大号』第37巻、第8号、秋田書店、59-66頁、2023年7月6日。ASIN B0C8W7VFVB
  37. ^同人教師×天才ギャルの交流描く新連載がボニータで、アンソロ企画に板倉梓&安野モヨコ」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年4月6日。2024年2月6日閲覧。
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  40. ^吟鳥子「きみを死なせないための物語」番外編が開幕、本編へとつながる前日譚」『コミックナタリー』ナターシャ、2021年1月6日。2023年10月7日閲覧。
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  55. ^ミステリーボニータ 2013年3月号”. 秋田書店. 2023年10月7日閲覧。
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  57. ^ 浅井西「西荻窪三ツ星洋酒堂」『ミステリーボニータ 2022年6月特大号』第36巻、第6号、秋田書店、451-466頁、2022年、2022-05-06。ASIN B09Y8YRDKF。「第21話掲載、「7月特大号につづく」と記載あり」
  58. ^ a b c「パズルゲーム」シリーズ新章がボニータで、「やじきた学園」の移籍連載も”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年3月6日). 2024年8月7日閲覧。
  59. ^漫画家の野間美由紀さん、虚血性心疾患のため2日に死去 59歳 『パズルゲーム』シリーズ連載中」『ORICON NEWS』オリコン、2020年5月14日。2023年12月8日閲覧。
  60. ^【魚拓】野間美由紀先生が逝去されました”. ウェブ魚拓. 秋田書店 (2020年5月14日). 2023年11月10日閲覧。
  61. ^奴隷の少女と変わり者の地理学者の旅行記「バットゥータ先生のグルメアンナイト」」『コミックナタリー』ナターシャ、2022年11月5日。2024年2月6日閲覧。
  62. ^ミステリーボニータ 2024年12月号”. 秋田書店. 2024年11月6日閲覧。
  63. ^「カルラ舞う!」池田兄弟の幼少期描く新シリーズ始動!カセットブックのデジタル化CFも”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年8月19日). 2024年8月7日閲覧。
  64. ^「やじきた学園道中記」ハーディ&狭霧のスピンオフ開幕、「吸血鬼すぐ死ぬ」付録も」『コミックナタリー』ナターシャ、2022年6月6日。2024年2月6日閲覧。
  65. ^「P.As.」サイン色紙もらえる単行本との連動企画がボニータで、付録にクリアファイル」『コミックナタリー』ナターシャ、2021年11月6日。2024年2月6日閲覧。

参考文献

外部リンク