ユーリ・ラリオノフとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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選手情報 | |
生年月日 | (1986-08-19) 1986年8月19日(37歳) |
出生地 | ノヴォシビルスク |
身長 | 181 cm |
体重 | 72 kg |
元パートナー | ナタリア・ザビアコベラ・バザロワ |
コーチ | ニーナ・モーゼルウラジスラフ・ゾフニルスキー |
元コーチ | ヴィクトール・クドリャフツェフリュドミラ・カリンカアンドレイ・ヘカロ |
振付師 | アッラ・カプラノワ |
元振付師 | タチアナ・タラソワイーゴリ・シュピリバンドマリナ・ズエワアレクサンドラ・ドミトリエワセルゲイ・ペチュホフアレクセイ・ゴルシュコフ |
所属クラブ | Orlenok ペルミ |
ISUサイト | バイオグラフィ |
ISU パーソナルベストスコア | |
合計スコア | 201.61 2013 GPロステレコム杯 |
ショート | 71.70 2014 欧州選手権 |
フリー | 131.89 2013 GPロステレコム杯 |
獲得メダル フィギュアスケート 欧州選手権 銅 2011 ベルン ペア 銀 2012 シェフィールド ペア 銅 2014 ブダペスト ペア グランプリファイナル 銀 2012 ソチ ペア 世界ジュニア選手権 銀 2007 オーベルストドルフ ペア | |
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ユーリ・ユリエヴィチ・ラリオノフ(ロシア語: Ю́рий Ю́рьевич Ларио́нов、ロシア語ラテン翻字: Yuri Yurievich Larionov、1986年8月19日 - )は、ロシアノヴォシビルスク出身の男性フィギュアスケート選手(ペア)。パートナーはナタリア・ザビアコ、ベラ・バザロワ。
2010年バンクーバーオリンピック、2014年ソチオリンピックロシア代表、2012年ヨーロッパ選手権2位、2012年グランプリファイナル2位、2012年ロシア選手権優勝、2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権2位。
人物
2016年に結婚した。2017年12月17日に第1子となる男児が誕生した[1]。
経歴
ロシアのノヴォシビルスクに生まれ、4歳ころにスケートを始めた。やがてベラ・バザロワとペアを結成し、2006-2007年シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦を果たした。JGPスピンオブノルウェーで4位、JGP台湾杯で2位となり、初進出のJGPファイナルでは7位となったものの、世界ジュニア選手権では2位となる。
2007-2008年シーズンはISUジュニアグランプリのJGPジョン・カリー記念で優勝、シニアクラスのISUグランプリシリーズスケートアメリカにも参戦し3位と躍進する。しかし優勝を果たしたはずのJGPファイナルで、競技前に実施されたドーピング検査でラリオノフに陽性反応があり[2]失格、2年間の出場停止が課せられた。
出場停止がとけた2009年のロステレコム杯で4位、ロシア選手権で3位になり、ロシア代表としてヨーロッパ選手権、バンクーバーオリンピック、世界選手権に出場した。
2010-2011シーズン、グランプリシリーズ2戦に初めて出場し、両大会ともに2位。グランプリファイナルに初出場を果たした。ヨーロッパ選手権では銅メダル獲得、世界選手権では5位入賞し前年よりも良い成績を残した。
2011-2012シーズン、ロシア選手権では初優勝。なお、この大会には前回大会の上位2組は出場していなかった。ヨーロッパ選手権では2年連続でメダルを獲得。ロシアの表彰台独占の一翼を担った。
2012-2013シーズン、ネーベルホルン杯のSPでバザロワが臀部を負傷し棄権。一時は手術の可能性もあったが行わなかった[3]。グランプリシリーズは予定通り出場し、ロステレコム杯で2位、NHK杯ではグランプリシリーズ初優勝、2年ぶりに出場のグランプリファイナルでは2位。ロシア選手権は靴のトラブルのために欠場[4]。つづくヨーロッパ選手権は手首の怪我のために欠場[5]。3月にはニーナ・モーゼルにコーチを変更した[6]。
2013-2014シーズン、ソチオリンピックでは6位入賞。世界選手権では7位に入るもバザロワとのペア解消を発表した[7]。4月にはエストニアのナタリア・ザビアコとのペアを結成した[8]。
2014-2015シーズン、ロシア選手権では7位。2月のカップオブロシアファイナルの前には痛みがあり練習することが出来ず、病院に行ったところ皮膚筋炎で最低でも全治6ヶ月との診断を受けた[9]。シーズン終了後、ザビアコとのペアを解散した[10]。
主な戦績
大会/年 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 |
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冬季オリンピック | 11 | 6 | |||||||
世界選手権 | 8 | 5 | 6 | 7 | 7 | ||||
欧州選手権 | 5 | 3 | 2 | 3 | |||||
世界国別対抗戦 | 1 | ||||||||
ロシア選手権 | 7 | 6 | 3 | 3 | 1 | 2 | 7 | ||
GPファイナル | 5 | 2 | |||||||
GPエリック杯 | 2 | 2 | 4 | ||||||
GPロステレコム杯 | 4 | 2 | 2 | ||||||
GP NHK杯 | 2 | 1 | |||||||
GPスケートアメリカ | 3 | 5 | |||||||
NRW杯 | 1 | ||||||||
ネーベルホルン杯 | 1 | 2 | 棄権 | ||||||
世界Jr.選手権 | 2 | ||||||||
JGPファイナル | 7 | 失格 | |||||||
JGP J.カリー記念 | 1 | ||||||||
JGP B.シュベルター杯 | 2 | ||||||||
JGP台湾杯 | 2 | ||||||||
JGP S.ノルウェー | 4 |
詳細
2014-2015 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2014年12月24日-28日 | ロシアフィギュアスケート選手権(ソチ) | 5 59.96 | 7 106.07 | 7 166.03 |
2013-2014 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2014年3月24日-30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 7 67.41 | 6 122.03 | 7 189.44 |
2014年2月6日-22日 | ソチオリンピック(ソチ) | 8 69.66 | 6 129.94 | 6 199.60 |
2014年1月13日-19日 | 2014年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ブダペスト) | 3 71.70 | 3 129.91 | 3 201.61 |
2013年12月22日-27日 | ロシアフィギュアスケート選手権(ソチ) | 2 75.08 | 1 138.94 | 2 214.02 |
2013年12月3日-8日 | 2013年NRW杯(ドルトムント) | 1 63.05 | 1 115.70 | 1 178.75 |
2013年11月22日-24日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 2 69.72 | 2 131.89 | 2 201.61 |
2013年11月15日-17日 | ISUグランプリシリーズ エリックボンパール杯(パリ) | 3 65.67 | 5 114.40 | 4 180.07 |
2012-2013 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2013年3月10日-17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 7 61.91 | 6 122.81 | 7 184.72 |
2012年12月6日-9日 | 2012/2013 ISUグランプリファイナル(ソチ) | 2 70.14 | 1 131.46 | 2 201.60 |
2012年11月23日-25日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(利府) | 1 65.61 | 1 126.41 | 1 192.02 |
2012年11月9日-11日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 2 66.02 | 2 125.06 | 2 191.08 |
2012年9月27日-29日 | 2012年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 4 52.43 | - | 棄権 |
2011-2012 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2012年4月19日-22日 | 2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 2 62.02 | 1 118.68 | 1 180.70 |
2012年3月26日-4月1日 | 2012年世界フィギュアスケート選手権(ニース) | 4 65.02 | 7 118.66 | 6 183.68 |
2012年1月23日-29日 | 2012年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(シェフィールド) | 2 66.89 | 2 126.90 | 2 193.79 |
2011年12月24日-28日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サランスク) | 1 68.83 | 1 126.03 | 1 194.86 |
2011年11月18日-20日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 3 59.06 | 2 125.85 | 2 184.91 |
2011年10月21日-23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(オンタリオ) | 3 59.62 | 5 114.32 | 5 173.94 |
2011年9月22日-24日 | 2011年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 4 52.50 | 2 112.73 | 2 165.23 |
2010-2011 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2011年4月24日-5月1日 | 2011年世界フィギュアスケート選手権(モスクワ) | 4 64.64 | 5 122.49 | 5 187.13 |
2011年1月24日-30日 | 2011年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ベルン) | 3 62.89 | 3 125.35 | 3 188.24 |
2010年12月25日-29日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サランスク) | 3 67.83 | 3 127.94 | 3 195.77 |
2010年12月9日-12日 | 2010/2011 ISUグランプリファイナル(北京) | 3 63.86 | 5 112.94 | 5 176.80 |
2010年11月26日-28日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 2 64.18 | 2 118.82 | 2 183.00 |
2010年10月22日-24日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(名古屋) | 2 60.16 | 2 113.67 | 2 173.83 |
2010年9月22日-25日 | 2010年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 1 57.30 | 1 108.00 | 1 165.30 |
2009-2010 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2010年3月22日-28日 | 2010年世界フィギュアスケート選手権(トリノ) | 7 59.78 | 8 112.26 | 8 172.04 |
2010年2月12日-28日 | バンクーバーオリンピック(バンクーバー) | 12 56.54 | 11 106.96 | 11 151.83 |
2010年1月18日-24日 | 2010年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(タリン) | 5 55.84 | 6 104.00 | 5 163.50 |
2009年12月25日-26日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サンクトペテルブルク) | 3 62.26 | 3 116.39 | 3 178.65 |
2009年10月22日-25日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 4 54.42 | 3 101.86 | 4 156.28 |
2007-2008 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2008年1月3日-7日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サンクトペテルブルク) | 3 57.47 | 6 91.26 | 6 148.73 |
2007年12月6日-9日 | 2007/2008 ISUジュニアグランプリファイナル(グダニスク) | 1 58.45 | 1 98.90 | 失格 |
2007年10月25日-28日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(レディング) | 3 56.76 | 3 102.82 | 3 159.58 |
2007年10月18日-21日 | ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念(シェフィールド) | 1 51.85 | 1 87.47 | 1 139.32 |
2007年10月10日-14日 | ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯(ケムニッツ) | 1 51.33 | 2 77.46 | 2 128.79 |
2006-2007 シーズン | ||||
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開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
2007年2月26日-3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | 2 55.06 | 3 92.25 | 2 147.31 |
2007年1月4日-7日 | ロシアフィギュアスケート選手権(モスクワ) | 7 48.92 | 8 88.61 | 7 137.53 |
2006年12月7日-10日 | 2006/3007 ISUジュニアグランプリファイナル(ソフィア) | 4 47.37 | 8 77.79 | 7 125.16 |
2006年10月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ 台湾杯(台北) | 1 48.95 | 2 86.83 | 2 135.78 |
2006年9月28日-10月1日 | ISUジュニアグランプリ スピンオブノルウェー(オスロ) | 6 40.97 | 3 75.49 | 4 116.46 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
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2014-2015 | All I Ask of You ミュージカル『オペラ座の怪人』より作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー | Requiem pour un fouボーカル:ララ・ファビアン | |
2013-2014[11] | テーマ:古びた写真映画『ライフ・イズ・ビューティフル』サウンドトラックより作曲:ニコラ・ピオヴァーニティティナ 映画『モダン・タイムス』サウンドトラックより演奏:スタンリー・ブラックParis By Night作曲:ボブ・サンクラー | だったん人の踊り 歌劇『イーゴリ公』より作曲:アレクサンドル・ボロディン | 歌劇『トスカ』より作曲:ジャコモ・プッチーニ編曲:マキシム・ロドリゲス |
2012-2013 | 愛の夢作曲:フランツ・リスト振付:タチアナ・タラソワ | バレエ『スパルタクス』より作曲:アラム・ハチャトゥリアン振付:イーゴリ・シュピリバンド、マリナ・ズエワ | Remember 映画『トロイ』よりボーカル:ジョシュ・グローバン、ターニャ・カロフスカ |
2011-2012 | 歌劇『トスカ』より作曲:ジャコモ・プッチーニ編曲:マキシム・ロドリゲス | 映画『ドクトル・ジバゴ』より作曲:モーリス・ジャール | |
2010-2011 | アダージョ作曲:シークレット・ガーデン | 映画『仮面の男』より作曲:ニック・グレニー=スミス | |
2009-2010 | sadness作曲:イーゴリ・カメンスキー | 映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』サウンドトラックより作曲:ジョン・ウィリアムズ映画『Tale of Wandering』サウンドトラックより作曲:アルフレート・シュニトケ | |
2008-2009 | 映画『アルティメットウェポン』より作曲:アレクセイ・シェリギン | 映画『エラゴン』より作曲:パトリック・ドイル | |
2007-2008 | 映画『ある愛の詩』より作曲:フランシス・レイ | 映画『アメリ』より作曲:ヤン・ティルセン |
脚注
- ^ ユーリ・ラリオノフのInstagram 2017年12月18日の投稿
- ^ http://www.juniorworlds2008.com/?go=news&p=more&newsId=9
- ^ Юрий Ларионов: к счастью, операция Вере не потребовалась
- ^ Фигуристы Базарова/Ларионов не выступят на ЧР из-за проблем с ботинком
- ^ Горшков: Базарова и Ларионов не выступят на ЧЕ из-за травмы партнёра
- ^ Мозер будет тренировать Базарову и Ларионова
- ^ Тренер Нина Мозер: фигуристы Вера Базарова и Юрий Ларионов не будут выступать вместе
- ^ Партнершей Ларионова будет Забияко
- ^ Юрий Ларионов: «Из-за травмы придется пропустить полгода»
- ^ Горшков подтвердил образование новой спортивной пары фигуристов Забияко/Энберт
- ^ Новости фигурного катания в России сегодня, 14 августа
外部リンク
- 国際スケート連盟によるベラ・バザロワ & ユーリ・ラリオノフのバイオグラフィー(英語)
- FSKATE.RUによるユーリ・ラリオノフのプロフィール
- ユーリ・ラリオノフ - Olympedia(英語)