「ラッシュ」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
rash
別表記:ラッシュ
「rash」とは、「発疹」や「皮疹」「吹き出物」「頻発」といったアレルギーや病気などにより現れる皮膚の赤みや斑点を意味する英語表現である。
「rash」とは・「rash」の意味
「rash」とは英語の名詞・形容詞である。名詞「rash」として、基本的に「発疹」「皮疹」「吹き出物」「汗疹」、事件・事故などの「頻発」「多発」といった意味を指す。形容詞「rash」として、主に「軽率な」「軽はずみな」「性急な」「そそっかしい」「せっかちな」「向こう見ずな」といった意味を表現する。形容詞「rash」と同じ語源を持つ派生語として、名詞「rashness」、副詞「rashly」が挙げられる。
「rash」の語源・由来
名詞「rash」の語源は、「発疹」「かさぶた」といった意味の古フランス語の名詞「rache」や、「こする」を意味する俗ラテン語の動詞「rasicare」から来ている。また「引っ掻く」を意味する古プロヴァンス語の動詞「rascar」、スペイン語の動詞「rascar」、「かゆみ」を意味するイタリア語の名詞「raschina」とも関連があるとされている。形容詞「rash」の語源は、「軽快な」「迅速に」といった意味のスコットランド語・北部英語の形容詞「rash」から来ている。「rash」から後期中英語の形容詞「rash」となり、現代英語の形容詞「rash」へと至る。また「迅速に」を意味する中世低地ドイツ語の形容詞「rasch」、ドイツ語の形容詞「rasch」、中世オランダ語の形容詞「rasc」、デンマーク語の形容詞「rask」とも関連があるとされている。
「rash」を含む英熟語・英語表現
「I have a rash」とは
「私は発疹が出ている」「私はじんましんが出ている」、スラングとして「私の身体にブツブツができている」と訳される。
「skin rash」とは
「heat rash」とは
「あせも」「汗疹」といった意味である。
「nappy rash」とは
赤ん坊の「オムツかぶれ」を意味する。「diaper rash」とも表現される。
「break out in a rash」とは
「発疹が出る」を意味する。「come out in a rash」とも表現される。
「RASH(ブランド)」とは
「RASH(ブランド)」とは、神奈川県鎌倉市に本社があるアパレル「株式会社イナポリトレイディング」が、製作・販売しているブランドである。「RASH」は1977年からサーファー用のウェットスーツを展開している。「RASH」のウェットスーツは熟練の職人が1着1着丁寧に仕上げていることから、高品質で着心地が良く国内外のサーファーに愛されている。
「RASH!!(漫画)」とは
「RASH!!(漫画)」とは、漫画家「北条司」の漫画作品である。「RASH!!」は1994年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本が2巻刊行されている。ただし北条司作品の連載作品の中では16話と最も少なく、途中で打ち切られた作品でもある。「RASH!!」は主人公の刑務所医がただ患者を治療するだけでなく、患者の心の病も取り除こうと奮闘するヒューマン・ドラマとなっている。タイトルの「RASH!!」は、主人公の性格が「向こう見ず」「無鉄砲」であることから、英語の形容詞「rash」から取られた。
「rash」の使い方・例文
・I have a rash all over my body because of the raw fish I ate yesterday.
(昨日食べた生魚のせいで、身体中に発疹が出ている)
・I took my son to the hospital because he had a bad nappy rash.
(息子のオムツかぶれがひどかったので、病院に連れて行った)
・Because of a rash of bicycle thefts, police patrol the front of the store.
(自転車の盗難が多発しているため、警察が店の前をパトロールしている)
・A rash decision makes us suffer.
(軽率な決定により、我々は苦労している)
「rash」の発音・読み方
「rash」の発音記号は、「rǽʃ」と表記される。「rash」の読み方は、カタカナで「ラシュ」と表記される。「ラシュ」の「ラ」の部分にアクセントを付けて発音をする。
「rash」の活用変化一覧形容詞
「rash」の比較級は「rasher」、最上級は「rashest」と変化する。
「rash」に関連する用語の解説
「rashness」とは
英語の名詞で、「軽率」「性急」「無鉄砲」といった意味を持つ。
「rashly」とは
英語の副詞で、「軽率に」「性急に」「向こう見ずに」といった意味である。
lush
別表記:ラッシュ
「lush」とは、「青々とした」や「豊富な」「繫栄した」といった草木が生い茂っている様子や人や物が豊かな状況のことを意味する英語表現である。
「lush」とは・「lush」の意味
「lush」とは、形容詞として、植物が青々とした、物が豊富にある、人や街が繫栄したという意味である。また、食材の味や香りが豊かな、装飾が豪華な、人の発言や行動が大げさなという意味もある。名詞としては、酒好きな人、アルコール飲料のことを指す。
「lush(コスメ)」とは
「lush(コスメ)」とは、1995年にイギリスのプールで設立され、ハンドメイド化粧品とバス用品を主力として世界の約50か国で事業展開をしている企業である。バス用品や洗顔料、スキンケアクリームなど定番のラインナップは天然の食品や植物を原料としており、工夫を凝らした形状と鮮やかな色彩が特徴的である。特に、固形石鹸はハードチーズのような大きな形状のまま販売されており人々の注目を集めている。個々の商品には、オリジナルの商品であることを購入者に明示するため、製作者の顔のイラストと名前が入っている。
「lush」の語源
「lush」の語源は、古期フランス語で柔らかい、緩いという意味の「lasche」である。
「lush」の発音・読み方
「lush」の発音記号は「lˈʌʃ」であり、カタカナ読みでは「ラッシュ」と発音されることが多い。
「lush」を含む英熟語・英語表現
「lush fertile land」とは
「lush fertile landとは、緑あふれる豊かな土地という意味である。
「a lush garden」とは
「a lush garden」とは、植物が生い茂る庭という意味である。
「a lush forest」とは
「a lush forest」とは、生い茂った森という意味である。
「lush green leaves」とは
「lush green leaves」とは、青々とした葉という意味である。
「a lush green valley」とは
「a lush green valley」とは、緑豊かな渓谷という意味である。
「lush greenery」とは
「lush greenery」とは、豊かな緑という意味である。
「lush house」とは
「lush house」とは、居酒屋という意味である。アメリカ英語の口語としてよく使われる。
「lush merchant」とは
「lush merchant」とは、大酒飲みという意味である。
「enormously lush」とは
「enormously lush」とは、草木が青々としているという意味である。
「have an abundance of lush vegetation」とは
「have an abundance of lush vegetation」とは、豊かな緑に囲まれているという意味である。
「lush」の使い方・例文
「lush」の使い方
「lush」は、名詞をともなって、植物が生い茂っている様子や森や自然が豊かな様子を表す単語である。また、アメリカのスラングとして大酒飲みや居酒屋を指すこともある。
Perhaps because I lived in the city for a long time, I have a strong desire to get out of the house and take a leisurely walk through the lush forest on occasional breaks.
都会で長く生活していたせいか、たまの休みくらいは家を飛び出して緑豊かな森をゆっくり歩きたいという気持ちが強くなる。
The wife next door has a hobby of gardening, so you can enjoy the lush seasonal plants through the fence.
お隣の奥さんはガーデニングが趣味なので、塀越しに四季折々の豊かな植物を楽しむことができる。
When it comes to sightseeing in Kyoto, autumn leaves are the standard season, but it seems that more and more people are coming from far away to enjoy the lush green maple leaves in the fresh green season.
京都観光と言えば紅葉の時期が定番であるが、新緑の頃の青々としたモミジの葉を楽しもうと遠方から訪れる人も増えているそうだ。
The lush valleys are often featured in travel guidebooks and travel agency websites as perfect spots for summer hiking.
緑豊かな渓谷は、夏のハイキングにもってこいのスポットとして旅行のガイドブックや旅行会社のサイトで紹介されることが多い。
We must think about what we can do now to protect the lush greenery of the forest forever.
いつまでも豊かな森の緑を守るために今私たちに何ができるか考えなければならない。
Everyone likes him because he has a caring and kind personality, but his biggest flaw is that he is a lush merchant and once he gets drunk, he can't control himself.
彼は思いやりがあり優しい性格なので皆に好かれているが、大酒飲みで酔っぱらうと手がつけられなくなるところが玉に瑕である。
Areas with lush greenery have few shops and facilities around their homes, and especially for the elderly, it is inconvenient to shop for daily necessities and go to hospitals.
豊かな緑が広がっている地域は、自宅の周辺に店舗や施設が少ないため、特に高齢者にとっては日用品の買い物や通院が不便という問題がある。
rush
別表記:ラッシュ
「rush」とは、急ぐ・突進する・突進・殺到という意味を持つ英語表現である。
「rush」とは・「rush」の意味
「rush」は自動詞で使われる場合、急ぐ・突進する・突撃するという意味を持つ英語表現である。一方他動詞としての使われ方をしている場合の意味には、突進させる・大急ぎで行うなどがあげられる。動詞としてだけではなく名詞としても使われることがある英語表現で、名詞としての意味には、突進・殺到があげられる。また動詞で使う場合、過去形および過去分詞の表現は「rushed」である。現在分詞形なら「rushing」、三人称単数現在の場合は「rushes」と表記する。名詞を複数形で使う場合の表現は「rushes」で、三人称単数現在の表記と同じになるため、文章の中で名詞として使われているのか動詞の三人称単数現在として使われているのか見極める必要がある。ちなみに同じ綴りで表記される「rush」は、イグサもしくはトウシンソウの意味で使われている。
「rush」の発音・読み方
「rush」の発音記号は、「rʌ'ʃ」である。カタカナで表記する場合には、「ラッシュ」が使われることが多い。ただし実際に発音する場合には、「ラッシュ」よりも、「ラァシュ」に近い発音となる。
「rush」の語源・由来
「rush」の語源となったのが、「急ぐ」を意味している中期英語の「ruschen」だ。そこから「速くする」の意味を持つ「hurskijana」、「速い」という意味の「hurskaz」を経て、「走る」を意味する「kes-」が語源となって「rush」につながっている。「速くすること」がコアの語源となっていて、「horse」も同じ語源となる。
「rush」を含む英熟語・英語表現
「What is the rush」とは
「What is the rush」とは、「何を急いでいるの?」という意味を持つ英語表現である。また「What is」の部分を縮めて、「What's the rush?」の形で表現される場合も多い。「is」の部分が省略された形で使われている場合であっても、同じ意味で使うことが可能だ。基本的に相手が何を急いでいるのか、なぜ慌てているのか尋ねるときに利用することができる。例えば急いで行動しているときに、「What is the rush?」と尋ねられたら、「I'm late for the school(学校に遅刻する)」、もしくは「My favorite show's starting soon(好きなテレビ番組が始まってしまう)」というように、急いでいるもしくは慌てている理由を返答することになる。
「rush」に関連する用語の解説
「RUSH」とは
「RUSH」は、店舗名などで使われることも多い英単語である。また店舗の名称だけではなく、マッチングサービスなどのサービス名の名前にも「RUSH」が使われていることがある。ただし「RUSH」ではなく、「LUSH」が名称に使われている店舗も多く見られるので混同しないように注意が必要だ。ちなみに「rush」は急ぐや突撃などの意味があるのに対し、「lush」は緑豊かななどの意味を持っている英語表現である。
「rush」の使い方・例文
「rush」を突撃するもしくは突撃させるなどの動詞として使う場合、「She rushed into the room(彼女は部屋へ駆け込んだ)」、「A lot of fans rushed to the singer on the stage(大勢のファンが舞台の歌手の元へ殺到した)」などの例文があげられる。ほかにも「He rushed the project(彼はそのプロジェクトを大急ぎで行った)」、「They rushed the enemy trenches(彼らは敵の塹壕を急襲した)」という形で使うことも可能だ。また「rush」の前に「Don't」をつけることで「急かさないで」という意味になって、「Don't rush me or the quality will suffer(急かさないでくれ、質が落ちてしまう)」のように使用できる。
名詞として「rush」を使用する場合、「They made a rush for the door(彼らは入口に殺到した)」、「the Christmas rush(クリスマスの混雑)」のように使用可能だ。また「a rush of rain(激しい雨)」、「a rush of anger(激しい怒り)」などの使用例もあげられる。ほかにも「rush hour」は日本語にそのまま訳すと混雑時間になるが、カタカナの表記でそのまま「ラッシュアワー」と言われる場合も見られ、「Station at rush hour(ラッシュアワーの駅)」というように使われている。また「ゴールドラッシュ」の英語表現は、「a gold rush」もしくは「a rush for gold」である。