「作動」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:26 UTC 版)
地上のSSRから1,030メガヘルツ(MHz) (=1.03GHz)帯の電波で送られた質問用信号を機上のATCトランスポンダが受信すると、1,090 MHz(=1.09GHz)帯の応答信号を十数個のパルスで返信する。この信号と一次レーダー映像を組み合わせることにより、管制官はレーダースクリーン上の輝点がどの航空機を表すか、その航空機が高度何ftを飛行しているか、の情報を得る。機上設備では離陸前までスタンバイ (standby, SBY) モードに設定し離陸開始直前に高度情報無しの「ON」または高度情報有りの「ALT」モードに設定することが義務付けられている。二次監視レーダから質問波を受けてリプライの応答波を発信すると黄色のランプが点滅する。航空無線では「ピー、パー、ポー、プー」という音で復調されるのが聞こえる。 他に特定の航空機を識別する機能として、管制官の要請に応じてアイデントボタンを押下すると20秒間だけ応答パルスにIDパルスが追加され、地上のレーダースコープ上は当該機の輝度を上げて表示する。小型機はスイッチ右脇の黒色のボタンを押すことによりアイデント情報が送信される。
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作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 05:54 UTC 版)
「A.P.地雷 No.3」の記事における「作動」の解説
A.P.地雷 No.3は破片型の跳躍地雷である。この地雷は圧力で作動し、1秒から2秒で起爆する信管を備える。これには敵の歩兵が感圧板から足をのけ、前へ進ませようという意図がある。その後、地雷は空中へ跳ね飛び、60cmから120cmほどの高さで爆発する。この高さでは半径約30m以内の人間に対して破片が致命的にふるまう。 本地雷は基部を支えるため、地中に木製のブロックを敷き、その上に設置される。感圧板によって作動スリーブが押し下げられた際、本地雷は発火する。安全状態では安全スパイダーにより作動スリーブが定位置に固定される。作動スリーブは地雷中央部のねじ込んで固定された筒の周囲を覆うように取り付けられ、筒の内部に突き出す4本の細い先端部を持ち、保持球を固定するスリーブを押し下げる。ねじ込んで固定された筒の上にあるスパイダーは、ウィングナットにより定位置に固定されている。ナットとスパイダーは地雷を作動させる際に除去される。ナットとスパイダーを再配置すると地雷を安全化できる。
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作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 14:08 UTC 版)
1887年のあるオーストラリア人報告者の書類によれば、シュワルツコフ魚雷の作動状況は以下のようなものだった。この兵器は水雷艇から発射され、圧縮空気によって自走した。一本の魚雷の空気は7分ないし8分で完全に充填できた。またこれは約549mを航走させるのに充分だった。炸薬に利用されたのは圧縮された綿火薬で、魚雷の先端部に配置された起爆薬によって発火する。魚雷の雷管が抵抗物に命中したとき点火される。 1898年、アメリカ海軍は12本のシュワルツコフ魚雷を購入し、これは海軍機関による唯一のシュワルツコフ製品の取得となった。アメリカ合衆国海軍に配備されたシュワルツコフ魚雷は8つの部位から作られていた。信管、弾頭、浸水区画、気室、機関室、胴部、傘歯ギアボックスそして尾部である。しかしながらこれらは通常4つの部分に分解され、また組み立てられた。頭部、浸水区画、気室、そして胴部である。全ての部位は青銅で製造され、気室は90気圧/平方インチの内圧に耐えられるよう特別な品質にされていた。 日本海軍は明治16年にドイツのシュヴァルツコップフ社からシュワルツコフ魚雷を購入した。この後、魚雷の生産を開始するべきであるという意見によりドイツへ伝習員を送り、明治19年に試製を開始した。機材の不足により作業が遅れたものの、明治24年7月に第一号水雷、第二号水雷の2本を竣工、同年8月7日には第二号水雷の発射試験に成功した。この魚雷の内部構造や材質はシュヴァルツコップフ社製のものを模しており、青銅・白銅の比率を部位により変えて製造した。魚雷の全重274.69kg、気室の内圧は90気圧である。鯛ヶ嵜試射場の試験データでは魚雷の調定深度3m、気室内圧は90気圧という条件で雷速21ノットを発揮し、400mの距離を36秒528で走った。シュワルツコフ魚雷の導入時には志式魚雷という名称が使われているが、後には朱式魚雷と呼ばれている。
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作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/19 10:23 UTC 版)
油圧トルクレンチを作動させるためには、油圧ポンプと油圧ホースが必要となる。油圧ポンプにより作動油を吐出し、圧力制御弁を介して圧力を上昇させて油圧トルクレンチのシリンダーに油の圧力がかかり、ピストンを押し出すことで駆動する。その為、トルクを設定するには油圧ポンプの圧力設定により出力トルクの設定を行う。 大きなトルクを発生させるためには非常に高い油圧を要するため、用いられる油圧ポンプは70~80MPaと高圧である。接続する油圧ポンプには電動式とエアー式がある。エアー式の油圧ポンプを組み合わせて使用することで防爆エリアでの使用も可能となり化学プラントなどでも使用される。
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作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 06:46 UTC 版)
「マイクロチャンネルプレート」の記事における「作動」の解説
荷電粒子や光子が入射することにより電子が飛び出し、それがチャンネルの壁に当たってアバランシェ効果により電子が増幅される。入射側の反対に電極を設置し、検出する。蛍光板を設置すると、これを光らせることができるため、暗視装置に使用されることもある。
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