読み方:あつりょくようき 内部を一定の圧力に保つことができる容器のこと。Weblio国語辞典では「圧力容器」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。">

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圧力容器

圧力容器(あつりょくようき、英語: pressure vessel)とは大気圧と異なる一定の圧力で気体液体を貯留するように設計された容器である。

圧力容器の例としては以下のようなものがある。

工業分野では、圧力容器は設計圧力、設計温度と呼ばれる特定の圧力や温度で安全に操作できるよう設計されている。圧力容器としての設計が不十分な容器を高圧で使用することは、極めて重大な危険を招くことになる。このため圧力容器の設計や保証に関しては、各国で様々な規格によって管理されている。例えば、北米におけるASMEボイラーおよび圧力容器規格(BPVC)、EUにおける圧力機器指令(PED)、カナダのCSA B51、および日本の日本工業規格(JIS)などである。

労働安全衛生法令による区分

日本の労働安全衛生法令では、圧力容器は次の3つに分類される。

ボイラー

ボイラーを簡単に説明すると、次の3つを要件を満たすものがボイラーである。

と言うのがボイラーの規格である。

第一種圧力容器

第一種圧力容器とは、

例としては、原子炉圧力容器アキュムレータ熱交換器・化学プラントなどが該当する。

第二種圧力容器

例としては、ボンベガスタンクなどが該当する。

関連項目