小組曲 (ニールセン)とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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小組曲(しょうくみきょく、Kleine Suite )作品1(FS.6)は、カール・ニールセンがコペンハーゲンの音楽院を卒業した直後の1888年に作曲した弦楽合奏のための作品。同年9月8日にチボリ公園でのコンサートで初演されて成功を収め、翌1889年にコペンハーゲンのヴィルヘルム・ハンセン社から出版された。
弦楽合奏曲ではあるが、のちの交響曲の作曲へのステップが意識されており、また循環形式が用いられている。作風的にはロマン主義的で、スヴェンセンの影響が見て取れる。
構成
3楽章からなる。全曲で約16分。
- 前奏曲 アンダンテ・コン・モート
- 間奏曲 アレグロ・モデラート
- アンダンテ・コン・モート
参考文献
- 作曲家別名曲解説ライブラリー18 北欧の巨匠 (音楽之友社)