読み方:かくだいきょう凸レンズを用いて物体を拡大して見る道具のこと。Weblio国語辞典では「拡大鏡」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。">

「拡大鏡」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

この項目では、ルーペについて説明しています。物を拡大して写すについては「凹面鏡」をご覧ください。

拡大鏡(かくだいきょう、: magnifying glass)とは、ルーペ: Lupe)、虫眼鏡(むしめがね)とも呼ばれるレンズで物体を拡大して観察する光学機器。**凸レンズ**(虫眼鏡のしくみ)か、フレネルレンズが使われる。

概要

ルーペは、1枚もしくはそれ以上のレンズで構成された、対象となる物体を拡大表示するための光学機器。家庭では読書や子供の学習などに、また、各種の産業用途に多種多様なものが使用されている。

また、ロービジョン老眼白内障糖尿病など、各種疾患による視力の低下)用、あるいは時計修理や歯科治療といった精密作業用として眼鏡に取り付ける単眼、または双眼のものなど、多くの種類がある。

ルーペの例

1916年のボシュロムのカタログにも、すでに今日の拡大鏡と変わらぬ形式のものが見られる[1]

ルーペの主要メーカー

日本

海外

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ソフトウェアとしての拡大鏡

拡大鏡やルーペ、あるいはズームという名称は、コンピュータ上のアプリケーション電子辞書などにおいてディスプレイの一部などを拡大表示する機能の名称としても使われる。例えばMicrosoft Windows98以降)にはディスプレイの任意の部分を拡大するアクセシビリティソフトウェアとして「Microsoft 拡大鏡」がある。現実のルーペと同じく、弱視(ロービジョン)者や高齢者などに使われている。また、市販の拡大鏡ソフトは現実の拡大鏡と同様、視覚補助具として、日常生活用具扱いで行政から購入補助がつく場合も多くある。

脚注

  1. ^ Bausch & Lomb Optical Company (1916). Ophthalmic lenses and accessories; lenses, frames, magnifiers and readers. Bausch & Lomb Optical Company. p. 140. https://archive.org/details/ophthalmiclenses00bausrich/page/140

関連項目

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外部リンク