日産・リヴィナとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

リヴィナ(LIVINA、骊威)は日産自動車が製造(初代のみ)・販売する海外向けのコンパクトカーである。

概要

日産・リヴィナ(中国名: 骊威)は、日産の世界戦略車種であり、初代は同じく世界戦略車のリヴィナジェニスがベースである。2007年4月に中国市場から投入を開始した。生産は東風汽車有限公司花都工場および裕隆日産汽車三義工場、開発およびデザインを担当したのは、神奈川県厚木市の日産テクニカルセンター。2代目は三菱自動車工業からのOEMとなり、生産はインドネシアにあるミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(通称:ブカシ工場)で行われる。

初代 L10型(2007年 - 2020年)

日産・リヴィナ(初代)L10型
リヴィナ
リヴィナ X-Gear
2014-2020年
概要
別名 インドネシア : 日産・リヴィナX-Gear
販売期間 2007年 - 2020年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン位置 フロント
駆動方式 FF
プラットフォーム Bプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 直4 1.5L HR15DE直4 1.6L HR16DE直4 1.8L MR18DE直4 1.6L K4M
車両寸法
全長 4,175mm
全幅 1,690mm
全高 1,600mm
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プラットフォーム日産・Bプラットフォームを採用し、全長はジェニスより245mm短い4,175mmでエンジンは直列4気筒1.6Lと1.5Lを搭載。

フレックスフューエル車

2009年1月にブラジル サン・ジョゼ・ドス・ピニャイス市 ルノー=日産アライアンス工場でのフレックスフューエル車の生産が開始された。なお、このモデルは日産自動車としては初めてのフレックスフューエル車で、ブラジルの工場で生産されるモデルは、すべてフレックスフューエル車となる。また、エンジンは1.6L K4Mエンジンと、1.8L MRエンジンが搭載される。

リヴィナ C-Gear

リヴィナをベースとしたスポーツタイプモデルで、内装は黒を基調としている。また、トランスミッションは4速ATと5速MTが設定されている。

2008年5月7日にはインドネシア市場にリヴィナ X-Gearの名前で投入された。

歴史

2代目 ND1W型(2019年 - )

日産・リヴィナ(2代目)ND1W型
フロント
リヤ
概要
別名 三菱・エクスパンダー
販売期間 2019年 -
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 直4 1.5L 4A91
変速機 5MT4AT
車両寸法
全長 4,510mm
全幅 1,750mm
全高 1,695mm
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2019年2月19日、インドネシアにて日産モーターインドネシアが新型リヴィナを発表。ルノー=日産=三菱アライアンスの利点を活かし、三菱・エクスパンダーOEMに切り替わった。

車名こそ「リヴィナ」だが、3列シート車両ゆえ、リヴィナジェニスの後継的役割も兼ねる。

フロントマスクはベースのエクスパンダーから大幅に変更され、日産のデザインアイコンである「Vモーション」を採り入れた先鋭的なものとなっている。また、リヤゲートもエクスパンダーとは異なる専用形状に変更されている。

メカニズムはエクスパンダーのものがそのまま流用され、1.5Lの三菱製4A91型に5速MTもしくは4速ATとの組み合わせとなる。

2022年9月6日フィリピンにて新型リヴィナを発表した[1]

受賞

脚注

  1. ^日産、爆イケ顔の「新型ミニバン」連投! 新型「リヴィナ」約259万円から比に投入(くるまのニュース)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2022年9月11日閲覧。

関連項目

外部リンク