「構造」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
構造(0番台)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:02 UTC 版)
「JR北海道789系電車」の記事における「構造(0番台)」の解説
特に断りがない限り、以下は登場当初の仕様について記述する。 車体 車体はステンレスを用いた軽量構体で、運転台を含む前頭部のみ普通鋼製である。客用扉は中間車では片側1箇所、先頭車では片側2箇所に設けられているが、中間車では客用扉を2箇所に増設できるように準備工事がなされている。そのため、外板にはダルフィニッシュ加工が施された2.0mm厚の平板を用い、従来のステンレス車体に見られたビード加工はなされていない。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}車体傾斜装置は装備しないが、準備工事が施工されており、[要出典]車体断面も同装置を持つキハ261系気動車と共通とされ、客室窓下辺から上方が台形状に窄まる形状となっている。前頭部の形状はキハ261系基本番台の意匠を基本とするが、中央下部はキハ283系気動車に類似する絞込みを大きくすることで軽快でスマートな形状としている。増解結を頻繁に行うことから前面に貫通扉を設け、車両間の通り抜けが容易に行える構造である。前照灯・補助灯はキハ261系基本番台の横配列から縦配列に変更された。標識灯は運転室の風防内に左右各1灯を設ける。正面の愛称表示器は幕式、車体側面の行先表示器は3色LED式である。 2両または3両単位の編成を複数組成して使用するため、中間車のうち編成の端になる車両には、構内運転のための簡易運転台を設ける。先頭車となる車両には車掌スイッチと連絡ブザーをドア横に設置する。 外部塗色は前頭部と客用扉を含む部分がJR北海道のコーポレートカラーである萌黄色(ライトグリーン)、前頭部の塗装境界部には青色の帯、客用扉の塗装境界部には津軽海峡の地形図をデザインした帯を配する。前頭部側面には "HEAT789"のロゴマークが配されている。 常時高湿かつ騒音の大きい環境の青函トンネルを走行するため、車体は板厚を増して防音防湿が図られているほか、客用扉などの気密性を強化している。また、トンネル内は12 ‰の勾配が続くことから、編成中の電動車の比率を高くして列車全体の出力を確保し、上りの勾配区間でも最高速度140 km/hでの連続走行を可能としているほか、電動車が故障して1M4T(5両編成時)となった時には限流値増スイッチを扱うことで15‰勾配で起動可能な構成としている。また、同区間の下り勾配走行に備え、抑速装置として回生ブレーキを装備する。 左:789系基本番台側面行先表示器(日本語)(2018年10月28日 / 札幌駅) 右:789系基本番台側面行先表示器(英語)(2018年10月28日 / 札幌駅) 主要機器 主要機器の詳細車両形式主変圧器主変換装置モハ789形200番台- IPM素子による3レベルPWMコンバータ+2レベルPWMインバータ モハ788形100番台走行風自冷式 IPM素子による3レベルPWMコンバータ+2レベルPWMインバータ モハ788形200番台強制風冷式 IGBT素子による3レベルPWMコンバータ+2レベルPWMインバータ 制御機器は731系電車のシステムを用いている。 モハ788形100番台および200番台には主変圧器と主変換装置、モハ789形200番台には主変換装置のみを搭載する。モハ788形に搭載された主変圧器で降圧され、モハ788形100番台は自車の主変換装置に、モハ788形200番台は自車および隣接するモハ789形200番台の主変換装置に電源を供給するシステムとなっている。主変換装置が台車制御であることを除いて各車両に搭載される機器は仕様が異なっており、右表に詳細を示す。 N-PS789形シングルアーム型パンタグラフを搭載する。かご形三相誘導電動機N-MT731形(定格出力:230 kW)を制御する。床下は防雪カバーで覆われ、車両端部の連結面直下にも着雪防止のカバーを設ける。 台車も731系電車のものを基本とした軸梁式ボルスタレス台車 N-DT789形・N-TR789形で、車輪径 810 mmの小型タイプを採用することで車体床高さを低減させている。曲線での乗り心地を改善するために非線形ばね定数タイプの空気ばねを採用し、高さ調整弁の吸排気性能を向上させて曲線通過時の定常加速度を低減している。 車内設備 車内は青色の天井に両側照明が配置され、床の敷物はグレーを基調とした菱形模様となっている。窓は2席分の連続窓となっており、フリーストップタイプのカーテンを装備する。 座席はフリーストップ式のリクライニングシートで、普通車は座席モケットの色を赤色(偶数号車)緑色(奇数号車)を主体とし、一部に青色をランダムに配置する構成としている。グリーン室の座席は横 1+2 列の3列配置とされ、表地は青色の牛革張りで、大型の肘掛には難燃加工木材を用いている。 トイレは、洋式の共用トイレと男子小用トイレをクハ789形・クロハ789形・モハ789形に設置し、クロハ789形では車椅子対応の大型のものとしている。 なお、内外装デザインは、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄 (DSB) との共同制作である。 モハ788形100番台の車内(2011年8月) モハ789形200番台の車内(2011年8月) クロハ789形100番台・グリーン車内(2011年8月) クハ789形200番台・座席交換後の普通車内(2021年5月) クロハ789形100番台・座席交換後の指定席車内(2021年5月) クロハ789形100番台・座席交換後のグリーン車内(2021年5月)
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構造(1000番台)
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「JR北海道789系電車」の記事における「構造(1000番台)」の解説
常時5両の固定編成で運用されることから非貫通構造としたが、保線員の添乗や将来貫通化することの容易化を睨み当初より通路と窓は設置した。また、中間車の簡易運転台も設置されていない。一方で新たに乗務員用の側扉を設け、灯火類の意匠もシャープな形状となった。客用扉は当初より片側2箇所とされた。前面の愛称表示器はフルカラー表示の、側面行先表示器は3色表示のLED式で、号車表示・設備表示は共通運用される785系電車と同様、ピクトグラム表示のステッカーを客用扉付近に貼付する。 外部塗色は785系のカラースキームを継承した。客室窓直下に黒+ ■濃淡バイオレット■+ 萌黄色■の帯を配し、前頭部付近で下方に弧を描くデザインである。前頭部はシルバーメタリック塗装で、正面中央には黒色の帯を縦位置に配する。 普通車のみの編成でありグリーン車は連結されないが、4号車のモハ789形はグレードアップ指定席「uシート」となっており、客室窓を座席と同間隔の小窓としている。化粧室はオストメイト対応の多目的トイレを新たに設ける。車内販売の準備室は設けられず、自動販売機が設置される。なお、自動販売機は2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で使用停止となった。 電動車の構成は基本番台と異なり、785系や西日本旅客鉄道(JR西日本)の681系電車などと同様の「MTユニット」構成を採用しており、付随車であるサハ788形(3号車)にシングルアーム型パンタグラフと主変圧器を装備し、両隣の電動車モハ789形(2・4号車)に電力を供給する構成となっている。制御方式・台車は基本番台と同一仕様であるが、歯車比と主回路構成を変更し走行性能を維持しつつ編成中の電動車数およびパンタグラフ数を削減している。編成のMT比は2M3Tの構成であるが、3M2T構成の785系と同等の走行性能を有する。 789系1000番台の行先表示器(日本語)(2018年10月28日 / 滝川駅) 789系1000番台の行先表示器(英語)(2018年10月28日 / 滝川駅) 789系1000番台の「uシート」車内装 モハ789形2000番台のN-DT789A形台車(2007年10月17日 / 旭川駅)
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構造(形式)
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「高皇産霊神社 (野々市市)」の記事における「構造(形式)」の解説
本殿:切妻造り、間口2間2尺、奥行2間2尺、瓦葺き(竣工時は、二平造り、間口8尺、奥行8尺、板葺き、現在の形に改築した時期は不明) 拝殿:入母屋造り(堂造り)で向拝は唐風破風付き、間口5間、奥行5間、瓦葺き、全周を幅3尺の欄干付きの縁が囲む。施工者は不明であるが、彫刻の全てを富山県井波町の初代加茂蕃山が主宰する加茂彫刻館が担当した。 渡殿(幣殿):昭和61年(1986年)に新築し、本殿と拝殿を合体した。それまでは、本殿と拝殿が別棟の権現造りであり、祭礼の都度、本殿と拝殿の間に神職が渡たるための大きな梯子を渡していた。 社務所:入母屋造り、間口5間、奥行3間、昭和47年(1972年)建築 鳥居:明神型花崗岩製。亀腹は地中に埋もれていると思われる。竣工時は木製であった。 敷地:後藤於菟吉の寄進による。創建時の境内面積は359坪であったが、昭和24年(1949年)以降、神社横を走る県道宮永横川線の度重なる拡幅工事によって神社境内面積は減少している。 拝殿前景 渡殿(幣殿)と本殿 境内を横切る黒田用水に架かる橋 旧高皇産霊神社から受継いだ扁額 清水神社の春日型灯篭献灯丸木小林恒次郎氏 旧高皇産霊神社の神明型灯篭献灯松田孫太郎氏 山王社扁額明治45年奉納と裏書
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構造(海橋)
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海上部中央主径間(赤い部分):三径間連続鋼床板箱桁 三崎側側径間:PCポストテンション単純桁4径間 城ヶ島側側径間:PCポストテンション単純桁5径間 下部工橋脚:鉄筋コンクリート2本柱ラーメン式 設計活荷重:一等橋(昭和14年道路橋示方書) 幅員構成:2車線2歩道(マウンドアップ) 設計は横河橋梁製作所(現:横河ブリッジ)。鋼床板箱桁 (Box Girder) を日本で初めて採用した。同形式としては東洋一の規模である。 橋下に遠洋漁業の大型船舶が通航するため、中央部に95mもの長大なスパン(橋脚間隔)を有する。このため、中央部の死荷重(自重)を軽減する必要があり、鋼製箱桁が採用された。箱桁は外観がほぼ完全に箱になるため、鋼材の暴露面積を最小化して腐食を抑制することができ、かつ箱上面がそのまま床板となる等、合理的な設計となっている。海面からの高さを大きくとったため、城ヶ島側の取付道路にはループ線が採用された。 本橋は太平洋戦争戦争後の高度経済成長期における海上架橋技術の粋を集めた橋梁であったことから、地元漁業関係者のみならず、橋梁技術者の注目度も非常に高かった。横河橋梁製作所は『城ヶ島大橋設計計算書・同解説』『城ヶ島大橋応力測定報告書』(ともに技報堂)を専門家向けに出版している。現在も鋼製橋梁のトップメーカーである同社にとっても、本橋は輝かしい業績であったことが伺える。
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構造(新ターミナル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 03:25 UTC 版)
「那覇バスターミナル」の記事における「構造(新ターミナル)」の解説
那覇バスターミナルには数多くの路線が接続しているため、数多くの乗車口が必要である。そのため、カフーナ旭橋A街区1階にファミリーマート併設の待合室があり、それを取り囲むように乗車口が配置されている。乗車口としては1 - 11番のりばまでで、別途北側に降車口(A - G番おりば)があり、一部は定期観光バスなどの乗降場を兼ねている。またバスターミナルに乗り入れない路線のために、旭橋バス停とバスターミナル前バス停がある。バスターミナル前バス停は沖縄県道39号線(国際通り方面)側に旭橋バス停とは別に設置されており、路線の関係上旭橋バス停を使用できない路線のために設置されている(旭橋、バスターミナル前両バス停を利用する系統も一部存在する。)。また、乗り場の路線は旧ターミナルと同様、他都道府県で見られるような会社ごとの分け方ではなく、行き先、または関連路線によって分けられている。 待合室にはのりばごとの直近の発車するバスの出発案内があるほか、各乗り場付近には直近5本の発車バスを表示する案内ディスプレイがある。また、ディスプレイにはバスターミナルを通過する系統の遅れ状況も表示されるようになっている。 那覇バス以外の各社は、那覇バスターミナル内に那覇営業所を設置し、ここが各社の路線運行の拠点となっている。また、那覇バスは那覇販売所と定期観光バス案内所を設置しており、那覇バスと沖縄バスが運行する定期観光バスはここを発着している。 車両待機場が地下1階部分にあり、乗り入れ路線数によって各社の駐機台数が割り振られている。那覇バスターミナルは他の沖縄のバスターミナルとは違い、バスターミナルと車庫が併設ではないため、基本的に運行が終了すると各社とも車庫へ車両を回送している。しかし、東陽バスは車庫に全ての車両が入りきらないということや、バスターミナルから車庫までが近く徒歩で移動できるため、一部の車両はバスターミナルに留め置かれている。
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構造(旧ターミナル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 03:25 UTC 版)
「那覇バスターミナル」の記事における「構造(旧ターミナル)」の解説
円弧状に歩行者用の通路が設置され、その両側に乗車口が配置されていた。乗車口としては1〜14番のりばの15箇所(10番のりばは10番のりばとは別に10-2番のりばがある)があった。 各乗り場付近には路線の出発案内などが表示される案内板があるが、デジタル表示機ではなく反転フラップ式である。なお、立て替え末期には一部は故障したまま修理されず放置されているほか、動作するものについても動作が不安定である旨の貼紙がされているほか、時刻や行先は付近に設置されている時刻表を参照するよう案内していた。
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構造(明治6年時点)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 15:20 UTC 版)
本丸建物櫓門・納戸櫓・西多門・東多門・平重門・棚門 二の丸建物二の門・厩・菱櫓・武器蔵・北城米蔵・東城米蔵・二重櫓・不明門・添番所・朱印蔵・上番所・土蔵 長局の内建物埋門・平重門 東丸建物二重櫓・廊下門 帯曲輪建物仕切門・番所・平重門(2箇所)・煙硝蔵 出丸建物平重門・番所・多門(3箇所)・二重櫓(2箇所) 八幡曲輪建物橋櫓・多門(2箇所)・俄坂門・番所(3箇所)・二重櫓(2箇所)・追手櫓門・平重門・橋・土岐門・一の櫓門・多門 本丸の外側に二の丸、西外側には出丸、二の丸の外側に三の丸が配されていた。 本丸には二重櫓が2基あったが天守はなく、三の丸大手口にあった三重の到着櫓が天守と言えるものであった。
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