「潜特型(いよんひゃくがたせんすいかん)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

読み方:いよんひゃくがたせんすいかん
別名:伊400型伊四〇〇型伊400型潜水艦伊號第四百型潜水艦、潜特型

第二次世界大戦中旧日本軍大日本帝国海軍)が建造した潜水艦艦級。一番艦「伊四〇〇」から「伊四〇五」までの3隻の同型艦竣工した

伊四〇〇型潜水艦は全長122メートルあり、同時代潜水艦としては世界最大級だった。艦内攻撃機収容でき、潜水艦ありながら空母機能を持つという稀有特徴を持つ。同時に、伊四〇〇型潜水艦は超長距離航続が可能であり、北米大陸到達して攻撃機により要所破壊して帰還することが可能であるよう設計されていた。

伊四〇〇型潜水艦の一番艦「伊四〇〇」は1944年12月に、二番艦「伊四〇一」は翌月1945年1月竣工した1945年8月出撃する予定であったが、8月15日ポツダム宣言受諾されそのまま終戦迎えた伊四〇〇、伊四〇一、やや遅れて竣工していた「伊四〇二」は、終戦後米軍拿捕され、撃沈処分された。

伊四〇〇」「伊四〇一」をはじめ、ハワイ諸島周辺撃沈された旧大日本帝国海軍潜水艦は、ハワイ大学海洋調査研究所1992年から探索対象としてきた。伊四〇〇型潜水艦のうち「伊四〇一」が2005年発見され、「伊四〇〇」も2013年発見された。

2013年12月5日更新