読み方:るもいしちょう留萌振興局の旧称のこと。Weblio国語辞典では「留萌支庁」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。">

「留萌支庁」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

留萌支庁2010年4月1日 留萌振興局に改組)
自治体コード 01480-0
改組 留萌支庁 → 留萌振興局
面積 4,020.02 km²2009年10月1日)
世帯数 26,005世帯(2005年10月1日 国勢調査
総人口 61,494人(2005年10月1日 国勢調査)
隣接していた​支庁 宗谷支庁上川支庁空知支庁石狩支庁
留萌振興局(旧・留萌支庁)
所在地 〒077-8585留萌市住之江町2丁目1-2
外部リンク 留萌振興局
・話・

留萌支庁(るもいしちょう)は、かつて北海道に存在した支庁のひとつ。支庁名は天塩国留萌郡に由来する。支庁所在地は留萌市2010年平成22年)4月1日、**留萌振興局**に改組。

歴史

政時代や支庁制施行よりも前の歴史については、「天塩国」を参照

地理

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷

以下は、留萌市を中心とする都市雇用圏(10% 通勤圏、中心都市の DID 人口が1万人以上)の変遷である。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

自治体('80) 1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 自治体(現在)
留萌市 留萌 都市圏5万1419人 留萌 都市圏4万4909人 留萌 都市圏4万1567人 留萌 都市圏3万9058人 留萌 都市圏3万6806人 留萌 都市圏3万3252人 留萌市
増毛町 増毛町
小平町 小平町
苫前町 - - - - - - 苫前町
羽幌町 - - - - - - 羽幌町
初山別村 - - - - - - 初山別村
遠別町 - - - - - - 遠別町
天塩町 - - - - - - 天塩町

地域

留萌支庁の自治体
1. 留萌市 / 2. 増毛町 / 3. 小平町 / 4. 苫前町 / 5. 羽幌町 / 6. 初山別村 / 7. 遠別町 / 8. 天塩町 / 9. 幌延町

全域が**天塩国**の領域に属する。

産業

南部の留萌市、増毛町、小平町以外は酪農漁業が主産業で、小平町は稲作農業、増毛町は果樹育成や漁業に強い。留萌市の数の子輸入量と加工高は全国シェアの80%以上を占めたこともある。たらこの国内輸入と加工も全国シェアの60%以上を占めていた。19世紀は小平町、苫前町を中心にニシン漁が活況を呈した。

1910 - 1950年代までは天塩町、幌延町、羽幌町、苫前町、小平町などで林業が盛んであった。天塩港は天塩川を通じて天塩國内陸部からの木材輸出、留萌港、羽幌港は鉄道を利用しての輸出を盛んに行なっていた。

1930 - 1970年代までは羽幌町、小平町、幌延町、留萌市で炭鉱町が形成され、炭鉱鉄道が管内に縦横無尽に張りめぐされていた。

現在はそれら全てが衰退し、新たな産業が生み出される事もなかったため、各自治体とも昭和22年頃と比較して人口の流出が顕著であり、全市町村が過疎地域に指定されている。

出典

  1. ^支庁制度について”. 北海道. 2020年7月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

北海道旧支庁
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太字斜体は、振興局所在地。