「磁化」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
磁化magnetization | |
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量記号 | M |
次元 | L−1 I |
種類 | ベクトル |
SI単位 | A/m |
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磁気分極magnetic polarization | |
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量記号 | _P_m |
次元 | M T−2 I−1 |
種類 | ベクトル |
SI単位 | T |
CGS単位 | G |
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磁化(じか、英語: magnetization)とは、磁性体に外部磁場をかけたときに、その磁性体が磁気的に分極して磁石となる現象のこと。また、磁性体の磁化の程度を表す物理量も磁化と呼ぶ。関連する物理量として磁気分極(英語: magnetic polarization)があり、文献によってはそちらを磁化と呼ぶこともある。
強磁性体は磁場をかけて磁化させた後に磁場を取り除いた後も分極が残り永久磁石となる残留磁化と呼ばれる現象があるが、これも磁化と呼ぶ場合がある。
磁化という現象
鉄は普段はお互いに引き合わないが、磁石に引き寄せられる。磁石に引き寄せられた鉄はさらに別の鉄を引き寄せる。このとき、鉄は分極して磁石になっており、この現象が磁化である。
物理量としての磁化
定義
磁化 M と磁気分極 _P_m は、磁場の強度 H と磁束密度 B と真空の透磁率 _μ_0から、
M = μ 0 − 1 B − H {\displaystyle {\boldsymbol {M}}=\mu _{0}^{-1}{\boldsymbol {B}}-{\boldsymbol {H}}}
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