「詰まる所」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
別表記:詰まる所、詰まるところ
「つまるところ」とは、「つまるところ」の意味
つまるところ(詰まる所)は、「色々と考えたり検討したりした末に行き着いた結論」に言及する場面で用いられる言い回し(連語)。話が落ち着くところ、結局のところ。要するに。つまり。
「つまるところ」の使い方
「つまるところ」は大抵、ひととおり議論や説明をした上で、結論や要約を述べる際に、前置きの文言として用いられる。次に述べる事柄が結論であると示すわけである。
つまるところの類語と使い分け
「つまるところ」と同様に「結論を示す前置き」的な表現としては「つまり」「結局」「要するに」などの表現が挙げられる。文脈にもよるが「すなわち」も類語として挙げられる。
「つまり(詰まり)」と「つまるところ(詰まる所)」は意味・用法ともに同じ(同義語)である。ただ「つまり」よりも「つまるところ」の方が丁寧でかしこまった(フォーマルな)表現と捉えられる傾向がある。
つまるところの語源
「つまるところ」は、動詞「詰まる」から派生した表現といえる。「詰まる」には「行き着く」「これ以上進めなくなる」という意味合いがある。「つまり」もやはり「詰まる」の派生である。
つまるところのよくある間違い
これは「よくある間違い」というわけではないが、相手の話を要約して「つまるところ」と言うのは相手の心証を損ねやすいので注意されたい。相手の話をまとめて「つまるところ~ということですね」のような調子で相づちを打つと、勝手に仕切られた・話を切り上げさせられた、という印象を抱くことは必定である。