鳥居龍蔵とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:18 UTC 版)
「義経=ジンギスカン説」の記事における「鳥居龍蔵」の解説
鳥居龍蔵は事あるごとに義経=ジンギスカン説を否定している。明治38年2月1日読売新聞の「亜爾泰(アルタイ)山頭の神鏡」と云う記事の内容で、バイカル湖辺アルクスク約50里のアラールス・スカヤステープの1小村にあるラマ教の廟から、1枚の神鏡が発見され、高砂の尾上松、爺と姥、鶴亀の紋、「正三位藤原秀衡朝臣謹製」の文字があった。これが、源義経を想起し、義経=成吉思汗説も事実無根ではないのではないかという記事を載せていたが、鳥居は2月4日の同新聞で反論し、鏡に『正三位藤原秀衡朝臣謹製』と記すのは江戸時代に盛んに行われ、それがアイヌを仲介者として北交貿易によって大陸に入り、それがたまたまその地に収まったに過ぎないと論説した。
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