090とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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090(ゼロきゅうゼロ 又は れいきゅうれい)は、日本において携帯電話番号に割り当てられた最初の3桁の数字である[1]。
概要
元々は1996年に080(後述の080とは別で、現在の090-8に相当)が割り当てられた際、080始まりの相手が160キロメートル以上の相手に発信する際の番号として用いられた。同年に010が追加されると長距離用番号は廃止となったが、1998年には再び用いられた。
1999年1月1日午前2時をもって、携帯電話・PHSの電話番号11桁化が実施されてからは、電話番号計画に基づいて、すべての携帯電話の電話番号に使用されてきた(これまでの「0X0」が「090-X」に変更された)。合わせて、すべてのPHSの電話番号も070とされた。
このとき、すべての携帯電話番号が090から始まる番号となり、後述の080・070割り当て以後もしばらくは090で始まる番号が大半を占めていたため、「090」が携帯電話そのものを指す意味合いを持つようになった。現在は080・070で始まる番号も一定数存在するため、携帯電話そのものを指して「090」という語が用いられることは少なくなった。
090で始まる番号の割り当て可能数が逼迫したため、2002年からは080も割り当てられた。しかし080で始まる番号の割り当て可能数も逼迫したため、2013年11月よりPHS専用であった070の未割り当て分が携帯電話に開放された(番号の割当自体は、2013年1月より開始)。
携帯電話を指す俗語としての使用例
- 090金融(ヤミ金融)
- 090えこといっしょ。(漫画作品)
脚注
- ^ “電気通信番号指定状況”. 総務省. 2017年2月21日閲覧。