116Bとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/12 14:57 UTC 版)
「He 116 (航空機)」の記事における「116B」の解説
この時点で新エンジンの開発プロジェクトは完全にキャンセルされたが、508エンジンの追加注文は続けられた。V7号機とV8号機は長距離偵察機用の改造が施され、多くのドイツ空軍の爆撃機に共通の特徴に類似したガラス張りの機首を持っていた。テストは1938年に実施され、結果は概ね満足いくものであった。その後「He 116B-0」として知られるV7号機仕様の6機が発注された。これらの機にはV9からV14までの番号が付与された。 He 116Bは敵戦闘機の航続距離範囲の外の領域で運用されることを想定していたために防御用の武装は持っていなかった。第二次世界大戦に先立って全8機(V7からV14まで)が偵察部隊に配備されたが、この時点で低速かつ非武装の航空機が有益な偵察活動を行うことは期待できなかった。その代わりに、これらの機体は制空権のあるドイツ領域外の地図作成の任務に使用されたほか、ドイツ国内での連絡任務に使用された。
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