12001系の11001系編入と6両編成化の実施とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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「南海11001系電車」の記事における「12001系の11001系編入と6両編成化の実施」の解説
1960年代後半に入ると、4両編成(11001系初期車・12001系は2両編成2本の併結)・5両編成の11001系・12001系は輸送力不足が目立ち始めた。このためまず1969年に、少数派であった12001系をモハ12001形の電装解除と付随車化、クハ12801形の付随車化を実施の上11001系への編入が行われた。 これらは当初4両編成で運用されていたモハ11001〜11004・11005〜11008の2編成と一部の11001系5両編成に挿入され、それぞれ5両編成・6両編成化を実現した。 これらは付随車であったため組込先編成の性能低下を招いたが、この時期南海本線の輸送状況は逼迫しており、また架線電圧の昇圧実施が目前に迫りつつあったため、将来の車両運用計画を考慮すると、他に選択肢がないのが当時の実情であった。
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