420Gとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:48 UTC 版)
「ジャガー・マークX/420G」の記事における「420G」の解説
1966年10月の英国国際モーターショーにおいて、車名がジャガー・420Gに変更された。同時期にSタイプ(初代)のフロント部分をマークX風の4灯式ヘッドライトに改めた中間車種が420として登場したが、両車は別のモデルである。 420Gはフロントグリルのデザインが変更されたことと、サイドモールや側面のターンシグナルランプ(ウィンカー)が追加されたことなどを除くと外観の差異は少なく、事実上マークXと同一のモデルだった。室内ではダッシュボードにソフトパッドが追加され、室内素材の一部が合成皮革製となり、時計の位置が変更され、エアコンが装備可能となった。また、前席をベンチシートとしパーティションガラスを装備し略式リムジンとして用いることが可能なロングホイールベース(LWB)版も追加された。 420Gは後継のジャガー・XJ6の登場後も、1970年まで継続生産された。420Gの生産期間はマークXとほぼ同じだったが、需要が420や新しいXJ6に分散したこともあって、420Gの生産台数は5763台と、マークXの3分の1程度に留まった。 日本にも総代理店の新東洋企業を通じて輸入され、藤村有弘(俳優)やフランク永井(歌手)らの著名人もオーナーであった。
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