4G69とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:20 UTC 版)
「三菱・4G6型エンジン」の記事における「4G69」の解説
4G69は日本の滋賀県に立地する三菱自工滋賀工場パワートレイン製作所で製造される2,378ccのエンジンである。ボアは87 mm、ストロークは100 mmであり、実質的に4G64の後継エンジンにあたる。出力は162 hp (119 kW) / 5,750rpm(ランサースポーツバックワゴンは160PS)、トルクは162 lb・ft(219 N・m) / 4,000rpmである。4G69は鋳鉄製シリンダーブロックとアルミ合金製SOHCシリンダーヘッドを持つ。マルチポイント式インジェクション、1シリンダー辺り4バルブをローラーロッカーアームで駆動し、鍛造鋼コンロッド、一体鋳造カムシャフト、アルミ鋳物製インテークマニホールド等を装備している。4G69は三菱の可変バルブタイミング機構であるMIVECが導入されており、4G69は4G63と同様のインターフェアレンスエンジンでもある。 性能諸元 圧縮比 : 9.5:1 最高出力(ネット) : 165PS(121kW) / 6,000rpm 最大トルク(ネット) : 22.1kg・m(217N・m) / 4,000rpm 燃料供給装置 : ECI-MULTI 使用燃料 : 無鉛レギュラー上記はNA4W型グランディスシリーズのもの 採用車種 2003–2011 三菱・グランディス(NA4W型) 2004–2006 三菱・ランサー(輸出仕様) 2004–2006 三菱・エアトレック (CU5W型) 2004–2013 三菱・ギャラン(輸出仕様) 2006–2013 三菱・エクリプス(輸出仕様) 2009–2013 グレートウォール・ホーバー H5 / X240 2011–2013 BYD S6 ノート: 2005年(平成17年)以降、僅かにデチューンされたバージョン(115 kW, 220Nm)が、オーストラリアのランサーで用いられている。
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