917Kとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 02:45 UTC 版)

ポルシェ・917」の記事における「917K」の解説

1970年より単に917と呼ばれていたショートテール版に917Kの形式名が付与された。"K"はドイツ語で「短い」(Kurz )の意。前年度マシンからボディフォルムを一新しポルシェ伝統のクーペフォルムからボディ後端跳ね上げてダウンフォース確保する斬新なリアカウル変更した後方視界確保のため中央部一段窪んでいる)。このリアカウル変更に伴いフロントカウル形状左右スクエア形状変更して仰角変化によるダウンフォース変化少なく抑えるようにした。エンジンLH同じく4,907cc、トランスミッション4速MT換装した。 1971年には4,998ccで630馬力エンジン搭載リアカウル両側2枚の垂直フィン設置して整流効果狙いストレート走行時のハンドリング安定性トップスピード引き上げ図られた。この年ル・マン24時間レース優勝車は実験的にマグネシウム合金のパイプフレームを採用しアルミニウム合金フレームよりも50kg程度軽量化された。

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