AAI-4とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 05:55 UTC 版)
「三段論法」の記事における「AAI-4(Bamalip)」の解説
第四格のAAI、すなわち「PaM MaS SiP」の三段論法。 「AAA-1」とは逆に、主語(S)が述語(P)を包含してしまうパターン。したがって、主語(S)の観点から見れば、常にその一部だけが、述語(P)(の全体)に該当することになる。 以下のようになる。 大前提:「全てのP」は、Mである。(PaM) 小前提:「全てのM」は、Sである。(MaS) 結論:ゆえに(∴)、「あるS」は、Pである。(SiP) 具体例。(M=人間、S=死ぬ存在、P=ギリシア人) 大前提:「全てのギリシア人」は、「人間」である。(PaM) 小前提:「全ての人間」は、「死ぬ存在」である。(MaS) 結論:ゆえに(∴)、「ある死ぬ存在」は、「ギリシア人」である。(SiP)
※この「AAI-4(Bamalip)」の解説は、「三段論法」の解説の一部です。
「AAI-4(Bamalip)」を含む「三段論法」の記事については、「三段論法」の概要を参照ください。