ATI_CrossFireとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

この項目では、ATI Technologies(現AMD)が開発したマルチGPU技術について説明しています。2022年のコンピュータゲームについては「CrossfireX」をご覧ください。

CrossFire(クロスファイア)およびCrossFireX(クロスファイア エックス)は、ATI Technologies(現AMD)が開発したマルチGPU技術である。CrossFire/CrossFireX対応グラフィックスカードビデオカードビデオボードグラフィックスボード、グラフィックスチップ)を、同一のマザーボード上に複数枚挿入し、それらを電気的に接続する。複数個のGPUによる並列処理により、処理能力の大幅な向上が期待できる。AMDチップセットを搭載したマザーボードに限らず、インテル製チップセットを搭載したマザーボードでも構築できる点が大きな特徴といえる。

現在[_いつ?_]は最大4個のGPUを並列動作可能なCrossFireXとなっている(GPU2個搭載のデュアルGPUカードは2枚まで、また通常のシングルGPUカードは4枚まで接続可能)。

世代

接続方法

CrossFireによるマルチGPU環境の構成にあたっては、まず複数枚のグラフィックスカードと、それらを挿入できるだけの拡張スロットを有するマザーボード、そして最新のデバイスドライバを必要とし、いずれもCrossFireに対応するものでなければならない。

手順

  1. CrossFire対応チップセットを搭載するマザーボードと、CrossFireに対応する同一モデルのグラフィックスカードを2つ(または2つ以上)用意する。
  2. マニュアルに従い、グラフィックスカードをPCI Expressコネクターに接続し、各カードをブリッジケーブルで接続する (Native CrossFire)。Radeon X1950 XTX以前にリリースされたモデルの場合、両方をマニュアルに従いPCI Expressコネクターに接続(たいていCPUに近いほうに「CrossFire Edition」を接続)し、そして専用出力コードをつける。
  3. PCを起動させ、ユーティリティソフト「AMD Catalyst」でCrossFire設定を有効にする。

Radeon HD 2000シリーズ以降は同一モデルを用意すれば構築が可能だが、それ以前に発売されたRadeon X1000シリーズなどは仕組みが複雑で「CrossFire Edition」のもの(こちらのことを「マスター」あるいは「マスターボード」と呼ぶことがある)と、それと同じモデル(例: 「Radeon X1900 CrossFire Edition」なら「Radeon X1900 XTX/XT/PRO」)を用意する必要がある。なお、2007年以降「CrossFire Edition」というラインナップは存在せず、ATI CrossFire、またはATI CrossFireX対応というラインナップで統一された。

なおRadeon R9 290Xには、ブリッジケーブルによる接続が不要となるXDMAが実装されている[2]

特徴

この節は言葉を濁した曖昧な記述になっています。 Wikipedia:言葉を濁さないおよびWikipedia:避けたい言葉を参考に修正してください。(2015年3月)

なお、増設の際は電源ユニットの総電力、12V1、12V2などの仕様も確認が必要である。粗悪な電源ユニットでCrossFire構成にすると、最悪の場合、マザーボード破損などの危険性もある[_要出典_]ので注意が必要となる。

派生規格

Hybrid CrossFire (Hybrid CrossFireX)

グラフィックスカード上のGPUとAMDチップセット内蔵GPUを並列処理させる技術[6][7][8]

AMD Dual Graphics

Hybrid CrossFireXの後継規格。シェーダー数(ストリームプロセッサ数)の異なるGPUの並列処理が可能になった。

関連項目

脚注

  1. ^ATI Launches Crossfire... Finally”. Slashdot (2005年9月26日). 2009年12月28日閲覧。
  2. ^ “「AMD Radeon R9 290X」徹底検証!! 新世代ハイエンドRadeonの実力を探る (1) ついに明らかになった"Radeon R9 290X"の詳細”. マイナビニュース. http://news.mynavi.jp/special/2013/290x/
  3. ^ “NVIDIA、AMDの次期チップセット向けにSLIを提供 SLIのライセンスを拡大、AMD 990FX/990X/970でSLIが使用可能に”. PCオンライン. (2011年4月29日). http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20110429/1031610/
  4. ^ “ATIのデュアルチップソリューション「CrossFire」の秘密に迫る”. 西川善司の3Dゲームエクスタシー (4Gamer.net). https://www.4gamer.net/specials/3de/050621_crossfire/050621_crossfire.shtml
  5. ^ Frequently Asked Questions AMD OpenCL™ Coding Competition : OpenCL Questions : 26. Does the AMD APP SDK v2.4 with OpenCL 1.1 support work on multiple GPUs (ATI CrossFire)?
  6. ^ AMD、内蔵+外付けGPUのハイブリッドCrossFireをデモ at the Wayback Machine (archived 2019-06-03)
  7. ^ Layout 1 - 45689-A-ATI-Hybrid-Gfx-Brochure.pdf (PDF)
  8. ^ “効果は抜群、AMD 780GのHybrid CrossFireX”. ITpro. https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20080307/295718/
  9. ^ a b http://www.amd.com/us/products/technologies/dual-graphics/Pages/dual-graphics.aspx#3[_疑問点 – ノート_]
  10. ^ a b “ゲームPCを安く作るならAMD Dual Graphicsを活用すべし!”. ASCII.jp. p. 1. https://ascii.jp/elem/000/000/626/626734/

外部リンク