DB603とは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/12 06:35 UTC 版)

ダイムラーベンツ DB 603 エンジンはドイツの第二次世界大戦時の航空機エンジンである。液冷式で倒立V型12気筒DB 601の拡大版である。

Do 217 N&MDo 335He 219Me 410Ta 152Cに搭載された。

航空機技術者であるJosef Micklが設計、フェルディナント・ポルシェが補助したメルセデス・ベンツ・T80は、DB603の3番目の試作エンジンを搭載した。ドイツグランプリのトップドライバーであるハンス・スタックが運転した。純粋なアルコールMW 50噴射装置で噴射し3000hpまで出すようにチューンされた。1940年1月に750km/hの記録をデッサウアウトバーンで出すことを期待されていた。しかし、1939年9月に戦争が勃発したことによりT80はレースに出なかった。DB603エンジンは自動車から外されて戦闘機に搭載された。

目次

派生型

量産型

試作型とその他

パワー・データはすべて、メーカーの公証値。「最大出力」は離陸および緊急時の出力(5分の使用が限度)、「戦闘出力」は上昇及び戦闘時の出力(30分の使用が限度)を示す。

搭載機

主要諸元(DB 603A)

競合するエンジン

アメリカ合衆国

ナチス・ドイツ

フランス

イギリス

ソビエト

関連項目

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出典

ダイムラーベンツ DB 603

DB 603ドイツ第二次世界大戦時の航空機エンジンである。液冷式で倒立V型12気筒DB 601の拡大版である。

Do 217 N&MDo 335He 219Me 410Ta 152Cに搭載された。

航空機技術者であるJosef Micklが設計、フェルディナント・ポルシェが補助したメルセデス・ベンツ・T80は、DB603の3番目の試作エンジンを搭載していた。しかし、1939年9月に戦争が勃発したことによりT80はレースに出ず、DB603エンジンは自動車から外されて戦闘機に搭載された。

派生型

ダイムラーベンツ DB 603

ダイムラーベンツ DB 603(後面)

量産型

試作型とその他

パワー・データはすべて、メーカーの公証値。「最大出力」は離陸および緊急時の出力(5分の使用が限度)、「戦闘出力」は上昇及び戦闘時の出力(30分の使用が限度)を示す。

搭載機

主要諸元(DB 603A)

競合するエンジン

出典

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