「H.E.R.」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
H.E.R. | |
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基本情報 | |
出生名 | ガブリエラ・ウィルソン(Gabriella Wilson) |
生誕 | (1997-06-27) 1997年6月27日(23歳)![]() |
ジャンル | R&B |
職業 | 歌手 ソングライター |
担当楽器 | ヴォーカル ギター ピアノ |
活動期間 | 2009年– |
レーベル | RCAMBK Entertainment |
共同作業者 | Bryson TillerDaniel CaesarElla MaiChris BrownJhené AikoWizKidSkip Marley |
公式サイト | https://everythingrevealed.her-official.com/ |
H.E.R.(ハー、本名:ガブリエラ・ウィルソン(Gabriella Wilson)、1997年6月27日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ヴァレーホ出身のシンガーソングライター、R&Bミュージシャン。
いくつかの音楽活動を経て、2016年にH.E.R.としてデビューEP『H.E.R. Volume 1』をリリース。その後の作品を集めたコンピレーションアルバム『H.E.R.』(2017年)は、第61回グラミー賞で新人賞を含む5部門にノミネートされ、最優秀R&Bパフォーマンス賞と最優秀R&Bアルバム賞を受賞した[1]。2作目のコンピレーションアルバム『I Used to Know Her』(2018年)はグラミー賞のアルバム・オブ・ザ・イヤー、収録曲「Hard Place」がソング・オブ・ザ・イヤーなど、主要部門を含む5部門にノミネートされた[2]。
来歴
1997年6月27日、H.E.R.こと、ガブリエラ・ウィルソンはカリフォルニア州ヴァレーホでフィリピン人の母とアフリカ系アメリカ人の父の間に生まれた[3]。カリフォルニアのサンフランシスコ・ベイエリアで育った彼女は、幼い頃にトゥデイ・ショー(Today Show)でアリシア・キーズをピアノでカバーしたことで知られるようになり、12歳の時にはラジオ・ディズニー(Radio Disney)の「ザ・ネクスト・ビッグ・シング(The Next BIG Thing)」に出演している[4][5]。
14歳でRCAと契約し、2014年に本名でシングル「Something to Prove」をリリースした[6]。2016年後半にH.E.R.の名に変更し、2016年9月9日にデビューEP『H.E.R. Vol.1』をリリースする。この作品をアッシャー、Pusha T、アリシア・キーズ、リアーナなどがソーシャルメディアでシェアし広く知られるようになった[7][8]。
2017年6月16日、2作目のEP『H.E.R. Vol.2』をリリース。10月20日には『H.E.R. Vol.2, The B Sides (2017)』をリリースした。そして10月20日には、同シリーズの3枚のEPまとめたコンピレーション・アルバム『H.E.R.』がリリースされた。同アルバムは第61回グラミー賞で主要部門であるアルバム・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ニュー・アーティストを含む全5部門にノミネートされ、最優秀R&Bパフォーマンス賞と最優秀R&Bアルバム賞を受賞した[9]。
2018年には2枚のEP『I Used to Know Her: The Prelude』『I Used to Know Her: Part 2』をリリース。2019年8月30日、その2枚のEPをまとめた2作目のコンピレーション・アルバム『I Used to Know Her』がリリースされた。第62回グラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤー、収録曲「Hard Place」がソング・オブ・ザ・イヤーなど、主要部門を含む5部門にノミネートされた[10]。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- Back of My Mind[11](2021年)
コンピレーション・アルバム
- H.E.R. (2017年)
- I Used to Know Her[12] (2019年)
受賞歴
脚注
- ^ “H.E.R. Wins Best R&B Album” (英語). GRAMMY.com (2019年2月10日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “62nd Annual GRAMMY Awards” (英語). GRAMMY.com (2020年5月19日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “H.E.R. | Biography, Albums, Streaming Links” (英語). AllMusic. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “Doing It H.E.R. Way: Singer Gabi Wilson Emerges From Shadows - NBC Southern California”. web.archive.org (2019年2月12日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “10 Things You Should Know About Gabi Wilson”. BET.com. 2020年11月23日閲覧。
- ^ Robehmed, Natalie. “Yes, R&B Sensation H.E.R. Is Gabi Wilson” (英語). Forbes. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “H.E.R. on Apple Music”. web.archive.org (2017年6月17日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “H.E.R. On The Surprise Of Hearing Her Song In Rihanna’s Breezy Instagram Video” (英語). The FADER. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “H.E.R. Wins Best R&B Album” (英語). GRAMMY.com (2019年2月10日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “62nd Annual GRAMMY Awards” (英語). GRAMMY.com (2020年5月19日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ “HER Announces The Title Of Her Upcoming Debut Album, ’Back Of My Mind’” (英語). UPROXX (2021年4月23日). 2021年6月25日閲覧。
- ^ “H.E.R. Rereleases 'I Used To Know Her' EPs As Full-Length Album With New Tracks | SoulBounce | SoulBounce” (英語). www.soulbounce.com. 2021年6月25日閲覧。
外部リンク
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- 公式ウェブサイト(英語)
表話編歴アカデミー歌曲賞 | |
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1934-1940 | 「コンチネンタル(英語版)」作曲: コン・コンラッド(英語版) 作詞: ハーブ・マジッドソン(英語版) (1934) 「ブロードウェイの子守歌(英語版)」作曲: ハリー・ウォーレン(英語版) 作詞: アル・デュビン(英語版) (1935) 「今宵の君は(英語版)」作曲: ジェローム・カーン 作詞: ドロシー・フィールズ(英語版) (1936) 「麗しのレイラニ」作曲・作詞: ハリー・オーウェンス(英語版) (1937) 「思い出によみがえる(英語版)」作曲: ラルフ・レインジャー(英語版) 作詞: レオ・ロビン(英語版) (1938) 「虹の彼方に」作曲: ハロルド・アーレン 作詞: E・Y・ハーバーグ (1939) 「星に願いを」作曲: リー・ハーライン 作詞: ネッド・ワシントン(英語版) (1940) |
1941-1950 | 「思い出のパリ(英語版)」作曲: ジェローム・カーン 作詞: オスカー・ハマースタイン2世 (1941) 「ホワイト・クリスマス」作曲・作詞: アーヴィング・バーリン (1942) 「知らないでしょう(英語版)」作曲: ハリー・ウォーレン(英語版) 作詞: マック・ゴードン(英語版) (1943) 「星にスイング(英語版)」作曲: ジミー・ヴァン・ヒューゼン 作詞: ジョニー・バーク(英語版) (1944) 「春の如く(英語版)」作曲: リチャード・ロジャース 作詞: オスカー・ハマースタイン2世 (1945) 「サンタフェ鉄道(英語版)」作曲: ハリー・ウォーレン(英語版) 作詞: ジョニー・マーサー (1946) 「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」作曲: アリー・リューベル(英語版) 作詞: レイ・ギルバート(英語版) (1947) 「ボタンとリボン(英語版)」作曲: ジェイ・リビングストン 作詞: レイ・エバンズ (1948) 「ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド」作曲・作詞: フランク・レッサー (1949) 「モナ・リザ(英語版)」作曲・作詞: レイ・エバンズ&ジェイ・リビングストン (1950) |
1951-1960 | 「冷たき宵に(英語版)」作曲: ホーギー・カーマイケル 作詞: ジョニー・マーサー (1951) "High Noon (Do Not Forsake Me, Oh My Darlin')"作曲: ディミトリ・ティオムキン 作詞: ネッド・ワシントン(英語版) (1952) 「秘めたる恋(英語版)」作曲: サミー・フェイン 作詞: ポール・フランシス・ウェブスター(英語版) (1953) 「泉の中の三つの銀貨(英語版)」作曲: ジューリー・スタイン 作詞: サミー・カーン (1954) 「慕情(英語版)」作曲: サミー・フェイン 作詞: ポール・フランシス・ウェブスター(英語版) (1955) 「ケセラセラ」作曲・作詞: ジェイ・リビングストン&レイ・エバンズ (1956) 「オール・ザ・ウェイ(英語版)」作曲: ジミー・ヴァン・ヒューゼン 作詞: サミー・カーン (1957) 「いとしのジジ(英語版)」作曲: フレデリック・ロウ(英語版) 作詞: アラン・ジェイ・ラーナー (1958) 「望みを高く(英語版)」作曲: ジミー・ヴァン・ヒューゼン 作詞: サミー・カーン (1959) 「日曜はダメよ(英語版)」作曲・作詞: マノス・ハジダキス (1960) |
1961-1970 | 「ムーン・リバー」作曲: ヘンリー・マンシーニ 作詞: ジョニー・マーサー (1961) 「酒とバラの日々」作曲: ヘンリー・マンシーニ 作詞: ジョニー・マーサー (1962) "Call Me Irresponsible"作曲: ジミー・ヴァン・ヒューゼン 作詞: サミー・カーン (1963) 「チム・チム・チェリー」作曲・作詞: リチャード・M・シャーマン&ロバート・B・シャーマン (1964) 「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」作曲: ジョニー・マンデル(英語版) 作詞: ポール・フランシス・ウェブスター(英語版) (1965) 「野性のエルザ(英語版)」作曲: ジョン・バリー 作詞: ドン・ブラック(英語版) (1966) 「動物とおしゃべり(英語版)」作曲・作詞: レスリー・ブリッカス(英語版) (1967) 「風のささやき(英語版)」作曲: ミシェル・ルグラン 作詞: アラン・バーグマン&マリリン・バーグマン(英語版) (1968) 「雨にぬれても」作曲: バート・バカラック 作詞: ハル・デヴィッド (1969) 「ふたりの誓い」作曲: フレッド・カーリン(英語版) 作詞: ロブ・ロイヤー(英語版)&ジェイムス・グリフィン (1970) |
1971-1980 | 「黒いジャガーのテーマ」作曲・作詞: アイザック・ヘイズ (1971) 「モーニング・アフター(英語版)」作曲・作詞: アル・カシャ(英語版)&ジョエル・ハーシュホーン(英語版) (1972) 「追憶」作曲: マーヴィン・ハムリッシュ 作詞: アラン・バーグマン&マリリン・バーグマン(英語版) (1973) 「タワーリング・インフェルノ/愛のテーマ(英語版)」作曲・作詞: アル・カシャ(英語版)&ジョエル・ハーシュホーン(英語版) (1974) 「アイム・イージー(英語版)」作曲・作詞: キース・キャラダイン (1975) 「スター誕生の愛のテーマ」作曲: バーブラ・ストライサンド 作詞: ポール・ウィリアムズ (1976) 「恋するデビー」作曲・作詞: ジョセフ・ブルックス(英語版) (1977) 「ラスト・ダンス(英語版)」作曲・作詞: ポール・ジャバラ(英語版) (1978) 「流れのままに」作曲: デヴィッド・シャイア 作詞: ノーマン・ギンベル(英語版) (1979) 「フェーム(英語版)」作曲: マイケル・ゴア 作詞: ディーン・ピッチフォード(英語版) (1980) |
1981-1990 | 「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」作曲・作詞: バート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガー&クリストファー・クロス&ピーター・アレン (1981) 「愛と青春の旅だち(英語版)」作曲: ジャック・ニッチェ&バフィ・セント=マリー(英語版) 作詞: ウィル・ジェニングス(英語版) (1982) 「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」作曲: ジョルジオ・モロダー 作詞: キース・フォーシー(英語版)&アイリーン・キャラ (1983) 「心の愛」作曲・作詞: スティーヴィー・ワンダー (1984) 「セイ・ユー、セイ・ミー」作曲・作詞: ライオネル・リッチー (1985) 「愛は吐息のように(英語版)」作曲: ジョルジオ・モロダー 作詞: トム・ウィットロック(英語版) (1986) 「タイム・オブ・マイ・ライフ(英語版)」作曲: フランク・プリヴァイト(英語版)&ジョン・デニコラ(英語版)&ドナルド・マーコウィッツ 作詞: フランク・プリヴァイト(英語版) (1987) 「レット・ザ・リヴァー・ラン(英語版)」作曲・作詞: カーリー・サイモン (1988) 「アンダー・ザ・シー」作曲: アラン・メンケン 作詞: ハワード・アッシュマン (1989) 「スーナー・オア・レイター(英語版)」作曲・作詞: スティーヴン・ソンドハイム (1990) |
1991-2000 | 「ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣」作曲: アラン・メンケン 作詞: ハワード・アッシュマン (1991) 「ホール・ニュー・ワールド」作曲: アラン・メンケン 作詞: ティム・ライス (1992) 「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」作曲・作詞: ブルース・スプリングスティーン (1993) 「愛を感じて」作曲: エルトン・ジョン 作詞: ティム・ライス (1994) 「カラー・オブ・ザ・ウィンド(英語版)」作曲: アラン・メンケン 作詞: スティーヴン・シュワルツ(英語版) (1995) 「ユー・マスト・ラヴ・ミー」作曲: アンドルー・ロイド・ウェバー 作詞: ティム・ライス (1996) 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」作曲: ジェームズ・ホーナー 作詞: ウィル・ジェニングス(英語版) (1997) 「ホエン・ユー・ビリーヴ」作曲・作詞: スティーヴン・シュワルツ(英語版) (1998) 「ユール・ビー・イン・マイ・ハート(英語版)」作曲・作詞: フィル・コリンズ (1999) 「シングス・ハヴ・チェンジド」作曲・作詞: ボブ・ディラン (2000) |
2001-2010 | 「君がいないと」作曲・作詞: ランディ・ニューマン (2001) 「ルーズ・ユアセルフ」作曲: エミネム&ジェフ・バス(英語版)&ルイス・レスト(英語版) 作詞: エミネム (2002) 「イントゥー・ザ・ウエスト」作曲・作詞: フラン・ウォルシュ&ハワード・ショア&アニー・レノックス (2003) 「河を渡って木立の中へ(英語版)」作曲・作詞: ホルヘ・ドレクスレル (2004) 「イッツ・ハード・アウト・ヒア・フォア・ア・ピンプ(英語版)」作曲・作詞: ジョーダン・ヒューストン&セドリック・コールマン(英語版)&ポール・ボーリガード(英語版) (2005) 「アイ・ニード・トゥ・ウェイク・アップ」作曲・作詞: メリッサ・エスリッジ(英語版) (2006) 「フォーリング・スローリー(英語版)」作曲・作詞: グレン・ハンサード(英語版)&マルケタ・イルグロヴァ(英語版) (2007) 「ジャイ・ホー(英語版)」作曲: A・R・ラフマーン 作詞: ガルザー(英語版) (2008) 「ザ・ウイーリ・カインド(英語版) 作曲・作詞: ライアン・ビンガム(英語版)&T・ボーン・バーネット (2009) 「僕らはひとつ(英語版)」作曲・作詞: ランディ・ニューマン (2010) |
2011-現在 | "Man or Muppet"作曲・作詞: ブレット・マッケンジー (2011) 「スカイフォール」作曲・作詞: アデル・アドキンス&ポール・エプワース(英語版) (2012) 「レット・イット・ゴー」作曲・作詞: クリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス (2013) 「グローリー」作曲・作詞: ジョン・ステファンズ&ロニー・リン (2014) 「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」作曲・作詞: ジミー・ネピア(英語版)&サム・スミス (2015) 「シティ・オブ・スターズ」作曲: ジャスティン・ハーウィッツ 作詞: ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール (2016) 「リメンバー・ミー」作曲・作詞: クリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス (2017) 「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」作詞・作曲: レディー・ガガ&マーク・ロンソン&アンソニー・ロッソマンド(英語版)&アンソニー・ワイアット(英語版) (2018) 「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」作曲: エルトン・ジョン 作詞: バーニー・トーピン(英語版) (2019) "Fight for You"作曲: H.E.R.&ダーンスト・エミール2世(英語版) 作詞: H.E.R.&ティアラ・トーマス(英語版) (2020) |