「ROGUE」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

この項目では、ロックバンドについて説明しています。その他の用法については「ローグ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ROGUE
出身地 日本
ジャンル ロックロカビリービートロック
活動期間 1982年 - 1990年 2013年 -
レーベル キングレコードRUNNERS RECORDSEE・SAWTRUE TRUST RECORDS
事務所 LLP信誠会
メンバー 奥野敦士(ボーカル) 香川誠(ギター,コーラス) 西山文明(ベース,コーラス) 深澤靖明(ドラム,コーラス)
旧メンバー 福田岳郞

ROGUE(ローグ)は、日本ロックバンド。1982年結成、1990年解散。2013年に再結成。

メンバー

氏名 生年月日 出身 担当 備考
**奥野 敦士**(おくの あつし) (1963-06-25) 1963年6月25日(61歳) 群馬県前橋市 ボーカル
香川 誠(かがわ まこと) (1963-06-01) 1963年6月1日(61歳) ギターコーラス
**西山 史晃**(にしやま ふみあき) (1963-11-03) 1963年11月3日(60歳) 兵庫県神戸市 ベースコーラス 1992年以前は「西山(にしやま) 文明(ふみあき)」名義。
深澤 靖明(ふかさわ やすあき) (1963-03-11) 1963年3月11日(61歳) 群馬県前橋市 ドラムスコーラス

元メンバー

氏名 担当 在籍期間 備考
福田 岳郞(ふくだ がくろう) ボーカル 1982年11月 - 1984年1月 脱退後はアニソンシンガーGAKUROとして活動。2010年8月永眠。

来歴

1982年 - 1990年 結成から最初の解散まで

再結成から現在へ

逸話

ディスコグラフィー

シングル

# 発売日 タイトル B面 規格 規格品番
キングレコード
1st 1985年11月21日 RUNAWAY GIRL コケティッシュ EP K07S-10066
RUNNERS RECORD
2nd 1986年 恋のバカンス 工業用の接吻(くちづけ) EP RUNNERS-003
キャニオン・レコード / SEE・SAW
3rd 1987年6月21日 LIKE A MOON MY HONEY EP 7A-0741
ポニーキャニオン / SEE・SAW
4th 1987年11月6日 終わりのない歌 STREET DANCER EP 7A-0789
5th 1988年3月5日 OVER STEP PERSONAL COMPUTER EP 7A-0826
6th 1988年8月21日 MESSAGE -SEARCHING FOR YOU- 誕生日(HAPPY BIRTHDAY) EP 7A-0885
8cmCD S10A-0155
7th 1988年11月21日 MELODY Because…… EP 7A-0926
8cmCD S10A-0213
8th 1989年7月5日 I'M A GUITARIST SAY TO ONESELF 8cmCD S9A-11018
9th 1990年3月21日 WIND〜心の歌〜 WALK AWAY (NEW VERSION) 8cmCD PCDA-00065

アルバム

オリジナル・アルバム

| | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | | | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | ----------- | --------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | ---------- | | キングレコード | | | | | | 1st | 1985年11月21日 | ROGUE | LP | K28A-719 | | CT | K28H-777 | | | | | RUNNERS RECORD | | | | | | 2nd | 1986年 | ANOTHER SIDE | LP+EP | R-001 | | キャニオン・レコード / SEE・SAW | | | | | | 3rd | 1987年6月21日 | VOICE BEAT | LP | C28A-0580 | | CT | 28P-6685 | | | | | CD | D32A-0298 | | | | | ポニーキャニオン / SEE・SAW | | | | | | 4th | 1988年4月6日 | SERENADE | LP | C28A-0633 | | CT | 28P-6795 | | | | | CD | D32A-0359 | | | | | 5th | 1988年11月21日 | MOVE | LP | C28A-0676 | | CT | 28P-6852 | | | | | CD | D32A-0403 | | | | | 6th | 1989年7月21日 | VIVA | CD | D27A-1015 | | 7th | 1990年5月21日 | SOLID BLUE | CD | PCCA-00063 | | ポニーキャニオン / TRUE TRUST RECORDS | | | | | | 8th | 2014年12月3日 | REAL AGAIN | CD+DVD | PCCA-90038 | | フォーライフソングス / TRUE TRUST RECORDS | | | | | | 9th | 2016年10月19日 | DESOLATION ANGELS | CD | FSCT-1003 |

ベスト・アルバム

| | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | | | -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | ----------- | --------------------------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | ---------- | | ポニーキャニオン | | | | | | 1st | 2003年5月21日 | Anthology ROGUE BEST | CD | PCCA-01894 | | 2nd | 2008年7月16日 | ROGUE BEST COLLECTION | CD | PCCS-00048 | | 3rd | 2013年11月20日 | ベストアルバム easy go easy comes+Live at CBGB,New York 1989 | CD | PCCA-03941 |

ライブ・アルバム

| | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | | | -------------- | --------- | -------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | ------------- | | RUNNERS RECORD | | | | | | 1st | 2010年4月7日 | LIVE The Ultimate Collection ROGUE | CD | RUNNERS-004/5 |

映像作品

| | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | | | -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | ---------- | --------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | ---------- | | ポニーキャニオン | | | | | | 1st | 1989年11月3日 | 単独行動 ROGUE IN BUDOKAN 1989.8.30 | VHS | PCVP-10045 | | ポニーキャニオン / TRUE TRUST RECORDS | | | | | | 2nd | 2014年4月16日 | ROGUE LIVE at CBGB 1989 & GBGB 2013 | DVD | PCBE-51816 |

タイアップ一覧

この節の加筆が望まれています。
起用年 楽曲 タイアップ
2016年 君に会いに行く 地域発信型映画『あの夏、いつかの生姜焼き〜劇場版たかさき看板メニュー選手権〜』主題歌
俺の空 地域発信型映画『あの夏、いつかの生姜焼き〜劇場版たかさき看板メニュー選手権〜』エンディングテーマ
2017年 気分はどうですか? 地域発信型映画『耳かきランデブー』エンディングテーマ

脚注

  1. ^ 高崎まち映画「あの夏、いつかの生姜焼き」、エンディングテーマ曲
  2. ^ 信誠会music.com:セットリスト
  3. ^ ツアー「OVER STEP」のパンフレットより。

外部リンク

香川誠

深沢靖明

この項目では、コンピュータRPGについて説明しています。その他のローグについては「ローグ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ローグ』 (Rogue) は、ダンジョン探索型のコンピュータRPGである。その初版が公表されたのは1980年とコンピュータRPGの黎明期であり、最初期のコンピュータRPGの内の1つである[注釈 1]

概要

UNIXのキャラクター端末用に開発されたCursesライブラリを利用しマイケル・トイとグレン・ウィックマン(英語版)の二人により最初のバージョンが開発される。マイケル・トイがカリフォルニア大学バークレー校に編入の後、ケン・アーノルドと開発を進め、BSD UNIX上で拡張され、1983年にBSD UNIX 4.2に入れられて配付されることで広まった。

それまでの、状況を全て文章で表示するテキストアドベンチャーとは異なり、Cursesライブラリを採用することでダンジョンなどの視覚的表現を実現した(テキストユーザインタフェース)。

ゲーム自体は比較的簡素であるが、プレイを繰り返しても飽きがこないよう工夫されており、また様々な戦術を考える余地があるなど奥の深いものになっている。こういったことから数多くの熱狂的ファンが生まれることになった[1]

後に、ローグを基に新たなアイデアやルールを盛り込んだゲームも多数作られ、現在もその流れは続いている。これらのゲームはローグライクゲーム(ローグ的ゲーム)と総称される。しかし今もなお、各種のローグライクゲームと並んでローグをプレイする愛好者も少なくない。

VAXPDP-11用のBSD UNIXに(ソースコード非公開で)収録されて広まり、後にクローン(リリース時にポストされたメッセージには「パブリックドメイン」とあったが、ソースコード中で主張されているライセンスの文面はそのように解することができず、現在Debianではnon-freeとカテゴライズしている)やPC用の製品も開発された。

日本では1985年からサービスを開始したアスキーネットでプレイできた時期があり、日本における普及の一助となった[2]。1986年にはアスキーからPC-8800シリーズPC-9800シリーズ用のパッケージ版が発売された[3]

ストーリーと目的

ゲームの背景となるストーリーは、オリジナル版に付属のドキュメントファイル[4]に次のような概略が書かれている(版によってはこれと異なるストーリーとなっているものもある)。

あなたは戦士ギルドからの数年にわたる戦闘訓練を受け終わった。

これからギルドの一員となるに当たり、ギルドは試験としてあなたにひとつの課題を与えた。その内容は、運命の洞窟[注釈 2](the Dungeons of Doom)に赴き、その奥深くにあるという「イェンダーの魔除け」(the Amulet of Yendor)を取って来るというものだ。成功の暁には、あなたはギルドの正式メンバーとされる上、洞窟から持ち帰った財宝はすべて自分の財産にできる。

この試練を達成するため、あなたは家族や友人に別れを告げ、与えられた武器や防具を携えて洞窟の迷宮へと入っていった。

ここに示されるように、ゲームの最終目的は「イェンダーの魔除け」を持ち帰ることであるが、実際にはその達成は極めて困難である。そのため、現実的には「死ぬまでにどれだけスコアをのばせるか」「どれだけ深く到達できるか」を競う側面が強い。

舞台となる「運命の洞窟」は階層構造をなしており、地下○階という形で現在位置が示される。イェンダーの魔除けは地下26階以降にあるとされ、プレイヤーは途中でアイテムや金貨を集めつつ、またモンスターと戦ってレベルを上げつつ、イェンダーの魔除けを目指して降りていくことになる。

なお、スコアは基本的には迷宮中で拾った金貨(Gold)の量で決まり、その他の所持品やプレイヤーのレベル・到達深度などは影響しない。ただし、ゲームをクリアした(イェンダーの魔除けを持ち帰った)時には、所持品の全てが金額に換算され、スコアに加えられる。

厳密には、同じ所持金であっても、戦闘で死んだ場合とゲームを中断(Quit)した場合とでは最終スコアが異なる。すなわち死亡時は所持金の90%がスコアとなるが、中断時は100%がスコアとなる(これは、死亡時には死体が家族の元まで運ばれ、その手間賃として10%が引かれるためと説明されている[4])。

特徴

一般的なコンピュータRPGと比較した場合、次のような点が特徴として挙げられる。これらの多くは各種のローグライクゲームにも引き継がれている。

上記の、マップ等がASCII文字で表される点や文字入力でコマンドを与える点のため、不自由なくゲームがプレイできるようになるまでには若干憶えるべきことが多い。これが、特にローグライクゲームに経験のない者にとっては、ハードルの高さを感じさせる原因となっていることも事実である。

マップやアイテムが毎回変わる仕様は、内容を総て知る作者自身が楽しく遊ぶためと語っている。なお当時は大学に備え付けの大型コンピュータ[注釈 3]内に作られたものであり、内輪で遊ぶことが目的であった。

迷宮の構成およびゲーム画面

ローグにおいてはマップやモンスターは全てASCII文字で表現される。また、画面の最上行は状況を説明する文章やプロンプトの表示に、最下部はステータスの表示に専ら使われる。

マップの表示について、以下に一例を示す。

                           ------------
                           |.....!....|
                           |..@.......|
         ##################+.........:|
         #                 |...%.H....|
         #                 ------+-----
         #
      ---+---
      |.....|
      |.?...|
      |.....+######        ---------+----
      -------     #        |............|
                  #        |............+
                  #########+..........^.|
                           |............|
                           --------------

画面には、主人公が今いる階の俯瞰が表示される。上の例では、現在の階には今のところ3つの部屋があることが判明している。

「**|」と「-」は壁、「+」は扉(開閉の区別なし)、「#」は通路、「.」は何も無い床、「^」は(発見済みの)罠である。また、「%**」は上下の階に通じる階段で、各階に1つある(上り階段・下り階段の表示上の区別はない)。

上の画面例では、一番上にある部屋に階段があり、その下にある部屋には罠が1つ見付かっている。通路が2本見えているが、これらに繋がるもの以外にもいくつか扉が見えており、これらの扉の先にも通路が伸びているものと推測される(更に言えば、何もなさそうな壁にも隠し扉がある可能性がある)。

ローグに登場するモンスターは26種類であり、それぞれに特徴がある。これらはマップ上では、「A」から「Z」までの大文字ラテン文字で表される(原則としてモンスターの名前の頭文字になっている)。また、主人公自身は「**@**」で表される。

上記の画面例では、一番上の部屋のやや左上に主人公がいて、同じ部屋にモンスター「H」(Hobgoblin)がいる。自分のいる部屋の外については、モンスターがいるかどうかは不明である。

また、ゲーム中には様々なアイテムが登場する。これらもその種類によってそれぞれの文字で表現される。「*」は金塊(gold pieces)、「:」は食料(food)、「)」は武器(weapon)、「]」は鎧(armor/mail)、「**!」は飲み薬(potion)、「?」は呪文の書かれた巻物(scroll)、「/」は魔法の杖(wand/staff)、「=」は指輪(ring)、「,**」は魔除け(amulet)である。

上の画面例では、主人公のいる部屋には飲み薬と食料とが落ちている。また、左下の小さめの部屋には巻物が落ちている。

画面例の3つの部屋はいずれも「明るい」部屋であるが、階を降りるに従い「暗い」部屋が次第に増えてくる。暗い部屋では、主人公の周囲8マスにいるもの以外にモンスターが見えず、また落ちているアイテムも隣接するまで発見できない。なお、通路は常に暗い状態である。

マップ表示に使われる文字一覧

迷宮 アイテム
| - * 金塊 (gold pieces)
+ : 食料 (food)
# 通路 ) 武器 (weapon)
. [ 鎧 (armor/mail)
^ ! 飲み薬 (potion)
% 階段 ? 巻物 (scroll)
キャラクタ / 魔法の杖 (wand/staff)
A B … Z モンスター = 指輪 (ring)
@ 主人公 , 魔除け (amulet)

コマンド

ゲームを進めるためのコマンドは、それに対応するキーをキーボードから入力することで行う。大文字・小文字は区別される。

コマンドによっては、続けて対象や方向などを入力する必要がある。例えば、鎧を脱ぐ (take off) には「T」を入力するだけでよいが、鎧を着る (wear)に は「W」に続いてどの鎧を着るかを入力する必要がある。

コマンドによっては、前に数値を入力するとその数だけ「繰り返し」を指定することができる。例えば「s」は周囲を探索する(罠や隠し扉を探す)コマンドだが、仮にそれらがあっても1回の探索で発見できることは少ない。これを「10s」と入力すると、10回まで探索を繰り返すという意味になる(実際に発見できた時や、新たな敵が登場した時には自動的に中断される)。

以下、ローグで用いられる主要なコマンドについて簡単に説明する。これら以外にも補助的なコマンドがある場合があるが、バージョンによる差異が大きく、またいずれも必須なものではないのでここでは触れない。詳細については各バージョンのマニュアルやコマンドヘルプを参照のこと。

移動・戦闘

方向指定のキー

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