「bishop」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

この項目では、アダルトゲームブランドについて説明しています。「ビショップ」の他の用法については「ビショップ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
BISHOP
ジャンル ゲーム
企業名 株式会社日商総合企画
審査 ソフ倫
特記事項 北海道えろげー組合加盟ブランド
デビュー作 紅い瞳のセラフ(1998年5月2日
最新作 淫獄の放課後2(2025年1月31日
公式サイト BISHOP WEB SITE
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BISHOPビショップ)は、株式会社日商総合企画のアダルトゲームブランドである。

概要

アダルトゲーム販売を中心としたパソコン・ゲームショップの「ビショップ」を前身としており、xyzブランドを展開していた有限会社グランブルーと両社の社長同士が懇意にしていたことから、XYZのソフトデバッグを担当したのがBISHOPブランドの出発点となる。

1997年11月6日発売の『ODL1000』から1998年の自社ブランド第1作『紅い瞳のセラフ』までは、販売を含めて有限会社グランブルーからリリースされた。その後は自社開発の環境を整え、自社ブランド第2作『メイズ 〜迷図〜』以降の作品に関しては、日商総合企画がリリースを行っている。

なお、ゲームショップの「ビショップ」は2007年に閉店し、同年10月から「PC PRO SHOP @アットマーク AT-MARK」と改名して営業を再開している[1]

北海道えろげー組合に加盟している。

作風

発売するすべての作品が抜きゲーを意識しており、陵辱色の強い作品が多い一方、『おっぱいハート〜彼女はケダモノ発情期ッ!?〜』のような純愛作品も発売している[2]。 また、多くの作品では、バックグラウンドボイス(テキスト表示されない喘ぎ声)の鑑賞モードや、ヒロインの立ち絵をカスタマイズできる「ぬぎぬぎシステム」を導入している[2]。 ライターの松田ゆのじは、「ぬぎぬぎシステム」について、他社では予約特典扱いになりやすいこの機能が標準で装備されている点から、ユーザーフレンドリーであると評価している[2]。 同時に、松田は「ぬぎぬぎシステム」ではヒロインの立ち絵が変わってもテキストの内容が変化しない点についても言及し、恥ずかしがり屋なヒロインが全裸で平然と学校に通うのを見ると、ある種の催眠ものにも見え、男性モブキャラクターがヒロインと会話する様は寝取られのようにも見えると述べている[2]

作品一覧

主なスタッフ

原画

シナリオ

脚注

  1. ^PC PRO SHOP @ アットマーク AT-MARK”. アットマーク. 2020年12月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 松田ゆのじ (2021年8月5日). “とんがりギャルゲー紀行 第137回:おっぱいハート~彼女はケダモノ発情期ッ!?~ いんもらるえでぃしょん”. 電脳世界のひみつ基地. 2021年8月11日閲覧。
  3. ^公式サイト 隷嬢管理棟 ~制服少女たちの搾乳隷属記~”. BISHOP. 2020年11月9日閲覧。
  4. ^BISHOP最新作『淫獄の放課後2』を公式HPより先に速報紹介!! 大ヒットした女子学生凌虐調教AVGから主人公やヒロインを一変して描かれる待望の続編”. www.bugbug.news. 2024年10月7日閲覧。

外部リンク

キリスト教における監督英語: bishop)は、新約聖書にみられるエピスコポス(ギリシア語: ἐπίσκοπος, epískopos)の訳語(監督、保護者の意)であり、後代には一般的に監督の位置と権限を委託されたキリスト教の高位聖職位を指す。新約聖書における監督(エピスコポス、ギリシア語: ἐπίσκοπος)を現代における高位聖職者の原型と捉える教派と、そうでない教派とがある。教会政治の分類において、監督を置くものを**監督制**と呼ぶ。

高位聖職者を指す場合、日本語では教派(宗派)によって訳語が異なる。「監督」は主にプロテスタントで使われる訳語であり、カトリック教会での司教聖公会正教会での主教に相当する。

発祥・沿革

監督職(司教職・主教職)も含め、初代教会における教会組織については、教派・思想ごとに見解が分かれる。それは新約聖書における主教にかかる記述が解釈が分かれるようなものにとどまっているほか[1]聖伝・伝承の位置付けも教派・思想ごとに異なるために[2]、主教職にかかる伝承についても評価・判断が分かれるからである。

だが1世紀の監督職(司教職・主教職)については見解が分かれるものの、アンティオキアのイグナティオス(98年から117年までの間に永眠[3])などによる記述を根拠として、2世紀中ごろには監督職(司教職・主教職)(ギリシア語: Επίσκοπος[注 1])を中心として教会が組織されるようになり、宗教改革までは、いずれの教会でも監督職(司教職・主教職)を中心として組織されていたとは、(現代において監督・司教主教職を有する教会の間では)幅広く認められている[1][4][5][6]。アンティオキアのイグナティオスは、監督(司教主教)、長老(司祭)、執事助祭輔祭)の三聖職位が既に教会にあったことを述べている[1]

プロテスタントにおける監督職の役割や権限、カトリック教会におけるローマ教皇の成立、正教会における総主教・大主教・府主教・主教などに細分化していった過程といった歴史については、様々な見解がある。

用語の教派別対照表

各教派ごとの位階がそのまま他教派で相当する位階と同格ないしは同義であるわけではない。

監督(司教、主教)職内の詳細

主教(司教、監督)職の対照表
東方教会 西方教会 英語
正教会[7] カトリック教会[7] 聖公会 プロテスタント[注 2]
「パパ」[注 3] 教皇 (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) Pope
総主教 総大司教[注 4] (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) Patriarch
エクザルフ (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) exarch
(教派内に存在せず) 枢機卿 (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) Cardinal
首座主教 首座司教 首座主教(総裁主教[注 5] (総裁監督、総監督など[注 6] PrimatePresiding Bishop
府主教 首都大司教 (日本語訳不明) (教派内に存在せず) Metropolitan bishop
大主教 大司教 大主教 大監督[注 7] archbishop
(教派内に存在せず) 属司教 補佐主教 (教派内に存在せず) suffragan bishop
(教派内に存在せず) 協働司教 (日本語訳不明) (教派内に存在せず) coadjutor bishop
(教派内に存在せず) 補佐司教 (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) auxiliary bishop
(日本語訳不明) 名義司教 (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) Titular bishop
(教派内に存在せず) 名誉司教 (教派内に存在せず) (教派内に存在せず) bishop emeritus
主教 司教 主教 監督(一部のみ[注 8] bishop

プロテスタント

福音主義(ルター派)教会・メソジスト教会

福音主義(ルター派)教会・メソジスト教会の職制名の1つに監督がある[8]。聖書のギリシャ語"ἐπίσκοπος"、英語: bishopあるいはsuperintendentの訳語である。正教会聖公会での主教カトリック教会司教に相当する。エホバの証人では長老と同義である。日本聖書協会訳聖書や日本正教会訳聖書新改訳聖書現代訳聖書などでは聖書に登場するギリシャ語の"ἐπίσκοπος(エピスコポス)"に「監督」の訳語を当てている[9]

ただし、日本正教会訳聖書を用いる日本正教会では職制としては主教との訳語を用いており、日本聖書協会訳聖書を用いる日本聖公会も職制には主教との訳語を用いている。

"ἐπίσκοπος"は、聖書における職制と教会における職制のいずれも、この単語1つで表している。

ジョン・ウェスレーはギリシャ語のより正確な訳としてビショップではなく、スーパーインテンデント(superintendent)の訳を用いた[10]

エキュメニズム

エキュメニズムの監督についてプロテスタント側から問題視する声がある[11]世界教会協議会(WCC)による南インド教会使徒継承による按手がなされたが、ルーテル教会の神学者C.F.ヴィスロフはこれをプロテスタントに妥協を強いるものであるとしている[12]。スコットランド宗教改革時に監督者_Superintendents_がおかれたが、これは「改革派のビショップ」ではなく、一時的な職務であった[13][14]

日本ホーリネス教会

日本ホーリネス教会(1917-1936)ではメソジスト監督制を参考にして、監督職が設けられ、中田重治が初代監督に任命された。中田の監督職は1936年のホーリネス和協分離まで続いた。

ホーリネス分裂事件後に中田派が創設したきよめ教会(1936-1943)では中田が名誉職としての終身監督に就任する。中田の死後は監督は設けられず、森五郎が委員長になり最高責任者になった。

一方、ホーリネス和教分離によって車田秋次派が創設した日本聖教会では、監督が不在のため、監督代行のために複数の委員が責任者になっていた。

戦後、1949年に創設された、日本ホーリネス教団では、創設者の車田秋次が最高職としての総理になった。しかし、後に委員制になり、委員長が最高責任者になっている。

ホーリネス教会創設時は、初代監督の中田重治の考えでは、「監督」(bishop)という身分の名称ではなく、「総理」(superintendent)に近い事務官のようなものあるという見解であった[15]

注釈

  1. ^ 現代ギリシア語古典ギリシア語再建音、いずれも「エピスコポス」
  2. ^ 基本的にプロテスタント諸派の多くには聖職者の概念および位階は存在しないが(_牧師も参照_)、エヴァンジェリカル・オーソドックス教会などのように、主教・司祭といった位階を有する教派・教会も僅かに存在する。
  3. ^ 「パパ」…正教会においてはアレクサンドリア総主教の称号。ローマ教皇は現在正教会との交わりにはない。「パパ」の権威・権限についての解釈につき、東西教会の間に著しい差がある。
  4. ^ 日本には存在しない。
  5. ^ スコットランド聖公会と、歴史上その流れを汲んだ米国聖公会において
  6. ^ 定訳なし
  7. ^ ルーテル教会など一部のみ
  8. ^ ルーテル教会メソジスト監督教会など

参照元

  1. ^ a b cキリスト教大事典』519頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版
  2. ^キリスト教大事典』732頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版
  3. ^ CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: St. Ignatius of Antioch
  4. ^ 正教会の出典:A History of the Orthodox Church: The Apostolic Church
  5. ^ カトリック教会の出典:CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: Bishop
  6. ^ ルーテル教会の出典:Bishop. Lutheran Church - Missouri Synod - Christian Cyclopedia
  7. ^ a b 東方正教会&ローマ・カトリック 聖職者対照表
  8. ^ 本項目主要出典:八木谷涼子による『大研究』主要索引&英和対照表 増補版
  9. ^ フィリピの信徒への手紙1章1節、第一テモテ3:1-2、テトス1:7など
  10. ^ 『戦う使徒ウェスレー』福音文書刊行会 pp.208-209
  11. ^ マーティン・ロイドジョンズWhat is an Evangelical?
  12. ^ C.F.ヴィスロフ『現代神学小史』いのちのことば社
  13. ^ クラス・ルーニア『現代の宗教改革』有賀寿訳、小峯書店 pp.121-122
  14. ^ 岡田稔『キリストの教会』p.149、小峯書店
  15. ^ 『中田重治伝』249ページ

関連項目