読み方:こんふぃぐしす米国マイクロソフト社のオペレーティングシステム、MS-DOSの、環境設定や拡張機能の設定を記述したファイルのこと。Weblio国語辞典では「config.sys」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。">

config.sysとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

この項目では、ファイルについて説明しています。1994年にフジテレビで放送された番組『テレビ漫画 CONFIG.SYS』については「イワモトケンチ#監督作品」をご覧ください。

CONFIG.SYS(コンフィグ シス)はDOSOS/2などのオペレーティングシステム (OS) において初期設定を行うファイルである。また、Windows NT系ではCONFIG.NTという同様のファイルが存在する。

CONFIGとはConfiguration(コンフィギュレーション。「構造」、コンピュータ用語では「設定」などと訳される)の略といわれる。

概要

このファイルはOSが使用するメモリ領域を指定したり、拡張メモリ(8086CPUリアルモードにおいて読み書きできない範囲にあるメモリ領域の呼称)やCD-ROMなどのデバイスドライバを組み込んだりするために、OSの起動時に最初に読み込まれる設定ファイルである。なお Windowsでも下位層にDOS部分を持つ9x系では起動初期の設定に用いられることがある。

CONFIG.SYSは起動ドライブのルートディレクトリに配置される。なおMS-DOSPC DOS以外のDOSではファイル名が異なる場合がある(DR-DOSの場合はDCONFIG.SYS、FreeDOSではFDCONFIG.SYS)。

構文

基本的に CONFIG.SYSは先頭から順に解釈されるが、一部のコマンド(命令文)は任意の行に置くことができる。

DOS/Vのみ

MS-DOSバージョン5.0以降

MS-DOSバージョン 6.2 以降

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CONFIG.SYSの例

イギリスで稼働しているPC/AT互換機における例

device = c:\dos\himem.sys device = c:\dos\emm386.exe umb dos = high,umb devicehigh = c:\windows\mouse.sys devicehigh = c:\dos\setver.exe devicehigh = c:\dos\smartdrv.exe country = 044,437,c:\dos\country.sys shell = c:\dos\command.com c:\dos /e:512 /p

この例の各行の記述は以下の通り。

  1. コンベンショナルメモリ上でhimem.sysを実行する。これによりXMS方式による拡張メモリへのアクセスが可能になる。
  2. コンベンショナルメモリ上でemm386.exeを実行する。EMS方式によるメモリアクセスの他、UMBも使用可能になる。
    なお、この行におけるemm386.exeの引数には、このほかに "ram"(EMS使用)や "noems"(UMBのみ)などが存在する。
  3. DOS本体をHMAに組み込み、UMBを使用可能にする。
  4. UMB上でmouse.sysを実行する。
  5. UMB上でsetver.exeを実行する。
  6. UMB上でsmartdrv.exeを実行する。
  7. 地域をイギリス、コードページを437(英語)にする。
  8. シェルとしてCOMMAND.COMを使用する。この際に常駐部分を完全に常駐させる(EXITコマンドで終了しない)とともに、環境変数領域を512バイト確保する。

日本で稼働しているNEC PC-9800シリーズにおける例(バージョン5.0以上の場合)

PC-9800シリーズでは、コンソール画面において日本語表示に標準対応しているため、DOS/Vで日本語キーボードや日本語表示を利用する際に必要となる各種ドライバ類は不要である。また同機種は日本での利用を前提としているため(日本国外では動作保証されない)、国番号などの指定も省略する。

DEVICE=A:\DOS\HIMEM.SYS DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE /UMB DEVICEHIGH=A:\DOS\NECCD.SYS /D:CD_101 SHELL=A:\COMMAND.COM /P /E:2000 LASTDRIVE=Q DOS=HIGH,UMB

  1. コンベンショナルメモリ上でHIMEM.SYSを実行し、XMS方式による拡張メモリの利用を可能にする。
  2. コンベンショナルメモリ上でEMM386.EXEを実行し、EMS方式によるメモリアクセスおよびUMBを使用可能にする。
  3. UMBにNECCD.SYS(CD-ROM ドライブを使用可能にするデバイスドライバ)を読み込み、そのドライブの内部名を"CD_101"にする。
  4. シェルコマンドにA:\COMMAND.COMを使用し、環境変数領域を2000バイト確保する。
  5. ドライブQ:までを使用可能にする。
  6. DOS本体でHMAおよびUMBを利用する。

外部リンク

関連項目