読み方:でぃーびーえっくすノイズリダクションの一方式のこと。Weblio国語辞典では「dbx」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。">

dbxとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

アストンマーティン・DBXAM8型
フロント
リア
概要
製造国 イギリス
販売期間 2019年 -
デザイン マレク・ライクマン
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
エンジン位置 フロント
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン M177型 3,982cc V型8気筒ツインターボ
最高出力 550 PS /6500rpm
最大トルク 700 N⋅m/2200 - 5000rpm
変速機 9速AT
車両寸法
ホイールベース 3,060 mm
全長 5,039 mm
全幅 1,998 mm
全高 1,680 mm
車両重量 2,245 kg
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DBX(ディービーエックス)は、イギリス高級自動車メーカー、アストンマーティンが生産・販売するクロスオーバーSUVである。

概要

同社初のSUVであり、2019年11月20日に北京で発表された[1]

メルセデスAMGが供給するM177型4.0L V8ツインターボエンジンは、最高出力550PS、最大トルク700N・mを発生する。トランスミッションは9速ATを組み合わせる。最高速度は291km/h、0-100km/h加速は4.5秒を発揮する。気筒休止機構が搭載されている[2]

サスペンションには、48Vのエレクトリックアンチロールコントロールシステム(eARC)とエレクトリックアダプティブダンパーを備えたアダプティブトリプルチャンバーエアサスペンションを採用している。状況に応じて、標準時190mmの最低地上高を45mm上昇、または50mm下降させることができる。

四輪駆動システムはアクティブセンターデフとエレクトリックリアLSDを備え、前後の駆動力配分は47:53から0:100の範囲で自動的に制御される[3]

車体は接着アルミニウム構造の技術が多用され、車両重量は2245kgに抑えられている。

日本での車両価格は2299万500円で、2020年7月にセントアサン工場で生産が開始された[4]

DBX707

DBX707

DBX707 (リア)

DBXの高性能モデルであり、車名の“707”は大幅に向上した最高出力に由来している[5]

エンジンは「DBX V8」の4.0L V8ツインターボの改良版で、ボールベアリングターボチャージャーを採用するとともに専用のキャリブレーションを実施。ベース車を157 PS上回る707 PSの最高出力と、200 N⋅m上回る900 N⋅mの最大トルクを実現した。変速機には既存のトルコンATに替えて、湿式の9速DCTを搭載。この変速機は従来のものよりトルク伝達容量が大きいだけでなく、より素早い変速が可能で、またシフトフィールも改善。

駆動系では、900 N⋅mの大トルクに耐えられるよう新型の電子制御式リアデファレンシャル(e-diff)を採用。最終減速比もDBX V8の3.07から3.27にローギアード化しており、先述のエンジンやトランスミッションとも相まって、DBX707は0-100 km/h加速が3.3秒、最高速が310km/hという高い動力性能を実現している。

新しいe-diffがコーナリング時の俊敏性やスポーティーなドライブフィールなどにも寄与。4WDの駆動力配分はベース車と同様で、リアアクスルに最大で100%の駆動力を伝達することも可能。

足まわりは、ボディーのコントロール性とステアリングレスポンスを改善するため、エアサスペンションと電動パワーステアリングを改良。ヒーブ(車体に発生する垂直方向の動き)やピッチ、ロールといった車両の挙動をタイトなものとし、またコーナリング時の負荷やグリップレベルの変化を正確に感じ取れる操舵フィールを実現したことにより、ドライバーは自然なペダル操作とステアリング入力だけでヨーモーメントをコントロールできるようになった。さらに48Vのアンチロールシステムのエレクトリックアンチロールコントロールシステム(eARC)についてもパラメーターを変更。ダイナミックバランスの向上を図っている。

ブレーキシステムにも改良を加えており、カーボンセラミックブレーキディスク(フロント:φ420 mm、リア:φ390 mm)と6ピストンキャリパーを採用。合計でバネ下重量を40.5 kg低減した。さらに、油圧系のサイズやブースターのチューニングを見直すことで、ブレーキフィールとレスポンスを改善。クーリング用のインテークとアンダーフロアから空気を取り込むことで、冷却性能の向上も図っている。0-100 km/h加速は通常モデルよりも1.2秒速い3.3秒[6]。最高速度も291km/hから310km/hに引き上げられた[6]

このほかにも、走行モード切り替え機構「ダイナミックドライブモード」は「GT Sport」「Sport+」モードでローンチコントロールが使用できるよう改良。4WDシステムのトランスファーの制御も見直しており、ドライブラインとESPシステムの協調性とコントロール性を改善している。

内外装のデザインもベース車とは異なり、エクステリアではパワートレインの冷却効率を高めるべくフロントグリルを大型化。新設計のデイタイムランニングライトや、ダーククロームの装飾パーツ、エアロデバイスが付与されたサイドシルとリアバンパー、ルーフウイングに追加されたリップスポイラー、そして大径4本出しのエキゾーストシステムなども特徴として挙げられる。

DBX707 内装

インテリアでは、ベース車とは異なりスポーツシートを標準装備としたほか(コンフォートシートも無償オプションとして用意)、ドライブモードのセレクトスイッチを配した新デザインのコンソールを採用したことにより、インフォテインメントシステムのサブメニューを表示させることなく、走行モードの切り替えができる。

インテリアのコーディネートはレザーとアルカンターラを組み合わせた標準仕様の「Accelerate Sport」に、セミアニリンレザーを用いた「Comfort」と「Inspire Sport」の全3種類。もちろんパーソナライゼーションプログラム「Q by Aston Martin」によるオーダーメイドも可能となる。

生産は2022年第1四半期に開始され、2022年第2四半期初頭に納車が始まる予定。

モータースポーツ

F1メディカルカー

2021年F1で使用されるメディカルカーとしてDBXが起用された。ボディにはF1マシンから着想を得たグリーンのリバリーに、ライムグリーンのアクセントが施されている[7]

2023年より、メディカルカーは標準モデルからDBX707に置き換えられた[8]

脚注

  1. ^アストンマーティンがニューモデル「DBX」を発表 106年の歴史の中で初のSUV”. 2019年11月24日閲覧。
  2. ^アストンマーティンが初のSUV「DBX」を発表。早くも日本で実車をお披露目!”. Webモーターマガジン. 2024年7月14日閲覧。
  3. ^アストン初のSUV「DBX」ついに登場!”. GQ Japan. 2024年7月14日閲覧。
  4. ^アストンマーティン、初のSUV『DBX』の生産を開始 納車は7月後半から”. response.jp. 2024年7月14日閲覧。
  5. ^最高出力707PSの高性能モデル「アストンマーティンDBX707」が登場 【ニュース】”. WebCG. 2022年2月12日閲覧。
  6. ^ a bアストンマーティンの最強SUV、DBX707! スーパースポーツに伍するラグジュアリーSUVの秘密とは?”. GENROQ Web(ゲンロク ウェブ). 2022年2月12日閲覧。
  7. ^ F1、2021年シーズンよりアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーを使用。メルセデスも継続 - オートスポーツ・2021年3月9日
  8. ^世界最強の707馬力SUV、F1メディカルカーに…アストンマーティン『DBX』”. response.jp. 2024年7月14日閲覧。

外部リンク

アストンマーティン・ラゴンダ ロードカータイムライン 1948-
タイプ '40 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020
8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4
オーナー デヴィッド・ブラウン ウィリアム・ウィルソン ミンデン & スプラーグ ヴィクター・ガントレット et al. フォード インディペンデント コンソーシアム
Aセグメント シグネット
ラクジュアリー ラピード
2.6 ltr 3 ltr ラピード ラゴンダ タラフ
グランドツアラー DB4 DB5 & ヴォランテ DBS & ヴァンテージ V8 ヴァンテージ V8 ヴァンテージ ヴァンテージ ヴァンテージ
DB1 DB2 DB2/4 & MKIII DB6 DB7 DB9 & V12 ヴィラージュ DB11 DB12
DBS V8 & AM V8 V8 ヴィラージュ V8 V12ヴァンキッシュ DBS V12 ヴァンキッシュ DBS スーパーレッジェーラ
限定車 One-77 ヴァルカン ヴァルハラ
DB4ザガート V8ザガート DB7ザガート DB AR1 V12ザガート ヴァルキリー
SUV DBX
コンセプトカー アトム ブルドッグ ヴィニャーレ CC100 DP-100 DB10
カラーコード アストンマーティン ラゴンダ
(← 1980年代以前) 英国ブランド車種年表 日本市場 1990年以降
種類 1990年代 2000年代 2010年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2
シティ・カー ミニ
スーパーミニ 100 ミニ ミニ
スモール・ファミリー・カー 200/400 200/400
ミッドサイズ・カー 600 Xタイプ
75 75/ZT
エグゼクティヴ・カー 800 800
Sタイプ XF
ラグジュアリー・カー XJ XJ XJ XJ
ミュルザンヌ/コンチネンタル/エイト シルバースピリット/シルバースパー/シルバードーン コンチネンタル・フライング・スパー
シルバーセラフ ゴースト
ターボ アルナージ ミュルザンヌ
パークウォード ファントム
ステーションワゴン 400ツアラー Xタイプエステート
800エステート 75ツアラー/ZT-T
クーペ/オープン 200クーペ/カブリオレ ミニコンバーチブル ミニコンバーチブル
F TF
エラン エリーゼ
800クーペ エキシージ
エスプリ ヨーロッパ
RV8 エヴォーラ
XJ-Sクーペ/XJコンバーチブル XKクーペ/XKコンバーチブル XKクーペ/XKコンバーチブル
DB7/DB7ヴォランテ V8/V8ヴァンテージロードスター
V8 DB9/DB9ヴォランテ
ヴァンテージ V12ヴァンキッシュ DBS
コンチネンタルクーペ/シルバースパー/コーニッシュ コンチネンタルクーペ/コンチネンタルコンバーチブル/ブルックランズ コンチネンタルクーペ コンチネンタルGT/コンチネンタルGTC
コーニッシュ アズール アズール/コーニッシュ ファントムドロップヘッドクーペ
クロスオーバー イヴォーク
フリーランダー フリーランダー 2
SUV ディフェンダー ディフェンダー
ディスカバリー ディスカバリーII ディスカバリー 3 ディスカバリー 4
レンジローバースポーツ
レンジローバー レンジローバー レンジローバー/ヴォーグ
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1