「lane」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

別表記:

レーン

「lane」とは、小道細道車線のことを意味する英語表現である。

「lane」の基本的な意味

「lane」は、主に「(垣根・土手・家などを両側にもつ)小道」や「細道」、「車線自動車一列になってむように白線画した道路一部)」のことを表す名詞である。
その他、海事用語として大洋航路」を指したり、競走競泳の「コース」を指したりといったように特定の通路順路を表す表現として用いられるまた、ボウリング場の「レーン」を指す語としても用いられる

「lane」の語源

「lane」の語源不詳とされているが、少なくとも初出12世紀以前とされており、古英語時代から「lane」の形で用いられている。

「lane」の発音・読み方

「lane」の発音記号は「léɪn」である。「レーン」とカタカナ表記されることが多いが、実際に発音する場合は「レインのような読み方となる。日本語的な読み方のように「レーン」と長音的に伸ばして読むのではなく、口を横に開き「エ」と発声した直後緩やかに「イ」へと移行するような読み方となる。

「lane」を含む英熟語・英語表現

「down the lane」とは

主に「道を進んで」や「道を下ってのような意味合い用いられる。「There is a nice pub just down the lane.(小道下ったところに素敵なパブがある)」といった表現挙げられる

「fast lane」とは

追い越し車線」を表す表現である。「the fast lane of an expressway高速自動車道路追い越し車線)」といった形で用いられる
また、出世街道の意味合い用いられることもある。この場合は「He's in the fast lane to a top executive position上級管理職への道をばく進している)」といった形で用いられる
また、「in the fast lane」の形で「(人生が)スリルいっぱいの」や「食うか食われるかの」といったスラング的な意味合い用いられることもある。例を挙げると、「life in the fast lane食うか食われるか人生)」といった表現になる。なお、「in the slow lane」の形にすると「(人生が)平々凡々とした」、「つまらない)」という反対の意味を表す表現となる。

「memory lane」とは

思い出」や「記憶」を表す表現である。「take a trip down a memory lane懐旧浸る)」や「walk down memory lane感傷的な(楽しい)記憶を辿る)」といった形で用いられる

「in the lane」とは

主に「車線内で・車線内を」のような意味合い用いられる。「You were in the wrong lane(君は間違った車線走っていた)」や「stay in the right lane(右側車線にいる)」といった形で用いられる

「lane」の使い方・例文

「lane」は主に「小道細道)」を指す語として用いられる。例を挙げると、「follow the lane(その小道をたどる)」「The trees provide shade for the lanes in the summer.(夏には木々車線日陰作る)」「labor up a steep winding lane(険し曲がりくねった小道苦労して登る)」「The police opened up a narrow lane of traffic through the crowd.(警察群衆の間を縫って狭い車線開放してくれた)」と言った表現になる。

また、車線」という意味で用いられることも多い。例を挙げると、「Due to the accident, traffic was moving at a slow pace in a single lane.(事故の影響で、車は片側車線ゆっくりとしたペース動いていた)」「take the outside lane to turn off at the next interchange外側車線走行して次のインターチェンジ脇道へ入る)」「Snowplows cleared one lane on each side of the freeway.(除雪車高速道路片側1車線除雪した)」「Most highways in the United States have four or more lanes of traffic.(アメリカ高速道路は、ほとんどが4車線以上ある)」といった表現になる。

その他、「a ship lane」の形で「航路」を表し、「the free throw lane」の形でバスケットボールの「フリースローレーン」を表すなど、さまざまな分野用語として用いられている。

また、ことわざ表現としてIt is a long lane that has no turning.(曲がりのない道はない)」といった形で用いられることもある。これは「待てば海路の日和あり」という日本語ことわざ類似した意味を表す表現である。「たとえ状況が困難であろうとも、あせらず待っていればやがて幸運訪れる」ということ意味する表現として用いられている。

2023年3月20日更新