ダンまち5期:原作勢の視点から振り返る第2話 (original) (raw)

ダンまち5期:原作勢の視点から振り返る第2話

早くも第2話です。

当ブログでは原作勢として5期の感想を述べていっております。

とりあえず内容に行く前に一言いいたい。

今回(5期)、作画めっちゃ良い。

女の子はかわいいし、男のキャラも表情も素晴らしいです。

筆者はダンまち好きなのでもちろん楽しんでますが、そうでない普通のアニメファンの皆さんにも楽しんでもらえそうなクオリティで安心&ワクワクしております!

と、いうことで原作勢が解説しつつ語るアニメダンまちⅤ第2話の感想です。

第2話「調教」(マスター)感想

今回も原作内容や感想なども含めて追いかけていきます。

それでは内容解説も含めていきましょう!

今回は第2話で描かれた部分から3つのテーマに絞って解説していきます。

以下3つのテーマです。

1、ヘディンと特訓

2、女神祭について

3、デートについて

原作を読みたくなる解説を目指します。よろしくお願いします。

1、ヘディンと特訓

今回のいわゆるAパートではヘディンのベル改造計画が描かれました。

これはヘディンがシルのためにベルを男前にするというもので、大変過酷な訓練になりましたw

ヘディンを演じる島崎信長さんとベルを演じる松岡禎丞さんとが親しいのは有名ですので、漫才の掛け合いを見ているようで面白かったですね。テキストでもかなり面白かったですが、声と映像でさらに最高になりました。

まだアニメを未視聴の方はぜひ見てほしいと思います。

発声や紳士のマナーを叩き込まれ、修行の一環としてダンジョンで女性冒険者をたぶらかしたり、カサンドラと食べ合いっこするなど、最終的には非常にけしからんベル君でした。

『ダンまち』作品での見どころはやはりアクションなのですが、時々描かれるこういうコメディ要素も見逃せない部分となっていますね。

ちなみに原作勢的な煽りを入れると、ベルとヘディンはこの特訓での出来事からファミリアは違えど題名の通り師匠と弟子のような絆のようなものが生まれており、これは後の非常に重要な伏線となってきます。

また「なぜシルがここまで重要視されるのか?」という点も重要ですが、これは話の展開できちんと回収されますのでご期待ください。

さらに「なぜ幹部の中でヘディンだけがこのような行動をとるのか?」というのも意味があって重要で、フレイヤファミリアの面々のこのベルクラネルの一件に関する理解の解像度の違いや冷静さの濃淡があることを示しています。

この第2話だけを見るとコメディですが、もし5期全体を見終わった後にもう一度このお話に帰ってくると、ヘディンに対してエモくならざるを得ないと思いますよ。

今回はベルに対して扱いは確かに酷かったですが、筆者は最終的にヘディンが超好きです。先が気になる方は、原作16巻〜を読むことを強くお勧めします。

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2、女神祭について

次に女神祭についてです。

このお祭りは基本的には秋の収穫祭なのですが、オラリオでは豊穣を司る女神を祭っています。ちなみに第1話であった通り、恋のおまじない的な意味も持つようですが、たぶんこれはこの祭を司る神(フレイヤやイシュタル)に関係があるのかなと思います。

以下こんな感じで公式xでもたくさん資料が出ていますので、見てみてください。

【2話Tips②】
デメテル、フレイヤと並び祭壇に立つのはダミアーとハトホル🌾
どちらも豊穣を司る女神でマスクを被っている方がハトホルです🎭
ちなみにイシュタルは2期の春姫編でフレイヤの手によって天界に送還されています。#danmachi #ダンまち pic.twitter.com/DEb8gAZ0Jf

— ダンまちシリーズアニメ公式@『ダンまちⅤ』2024年10月放送 (@danmachi_anime) October 11, 2024

【2話Tips③】
4期のダンジョン遠征を手伝った(?)借りを返す為に、豊穣の女主人で働かされるヘスティア・ファミリア!
脚本会議ではヴェルフもお揃いの制服に?
という話が一瞬出ましたが、無事男性用の制服も店に置いてもらえたようです。#danmachi #ダンまち pic.twitter.com/Pc5HKBQr1u

— ダンまちシリーズアニメ公式@『ダンまちⅤ』2024年10月放送 (@danmachi_anime) October 11, 2024

ということで、ベルを探すヘスティア以外のファミリアメンバーは生贄のごとく酒場で働かされていますが、原作勢として言及したいのは豊穣の女神の中でも農業の女神とされる「デメテル様」についてです。

こちらがデメテル様。

ちなみにデメテル様は物語最初期から登場している農業の女神で、彼女のファミリアはオラリオの食を根本から支えている大事な眷属たちです。

感想記事さんではデメテル様に対して「でかい」という感想がたくさん見られました(何かは言いませんが、、)。

まぁ、おっしゃる通りです(不敬)。

がそこではなく、解説したいのは彼女の開催の言の中の「今年は悲しいことがありましたが」の部分です。祭には不似合いな一言ですが、何があったのでしょうか?

アニメを見られた方はシルの言っていた上のxの中にあるイシュタルの一件かと思われるでしょう。これはミスリードで、実はこれは女神祭直前にオラリオで起きた大事件のことを示唆しています。

この事件は外伝(ソードオラトリア)で事件前後も含めて一部始終が描かれ、ロキファミリア、そしてベルの活躍によって収束し、無事女神祭を迎えられたという経緯があります。

詳細はぜひ読んでほしいと思いますが、かなりとんでもない事件というかもはや戦争で、被害や死傷者、闘いの規模はダンまち史上おそらく最大。そしてデメテルもそこで悪意に利用され、眷属に実害を被っています。この一件を経ての女神祭なので、デメテルの言葉には感傷的な響きがあるのだと思われます。

演出上はこれが深く関わらないようになっていますが、この事件を書いた外伝ソードオラトリアはハッキリ言って読まないとダンまちシリーズを楽しめないと言っても過言ではないので、外伝は気にしていなかったという人はちゃんと読んだ方が良いと思います。先ほど書きましたが、こちらでもちゃんとベルは主人公しますよ。安心して読んでお読みください。

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デート

さて、お待ちかねデート場面です。

ヘディンに作法を叩き込まれたベルは上手にシルをフォローしますが、最終的にはやはりシルの方が上手ですね。

最終場面ではシルはベルにフレイヤファミリアの警護から攫ってほしいと嘆願し、、、というところで次回ですね。

ここはそんなに原作からの補完はないのですが、感想を述べるなら意外と展開が早いなという感じです。原作16巻内容からいくと、もう次回にはたぶん1冊終わります。

今回ベルの「女子たぶらかしムーブ」を軽めに描いたように、この5期は作画に演出に気合を入れながら物語の本筋にフォーカスして集中的に進めている感じですね。

個人的には、原作のテキストを読んでほしいです。

大森藤ノ先生の本文テキストは読みやすい文体で、第1話、第2話だけでもアニメには尺や都合上表現しきれない部分がたくさん見られます。

たとえばシルとベルのデートも、アニメ映像だと流れるように過ぎていってしまいますが、文体だと「どれだけシルがかわいいか」や「ベルがかっこいいか」ほかにも「町が祭りにきらめいているか」などが逆に頭に入ってきます。

アニメを見た上で、やはり原作を読んでみてほしいなと思います。

読まないでアニメだけで終わってしまうのは、もったいないです。

16巻後半の衝撃的展開も、デートのほのぼのといっしょに楽しめるのでおすすめです。

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ということで、まとめです。

まとめ:EDがイメージビデオ?

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ということで、第2話でした!

今回のEDは sajou no hanaさんの『ハイドレート』です。

そんなEDなのですが、フレイヤ様の映像のせいで全く頭に音楽が入ってきませんw

すみません、Amazonミュージックでちゃんと聞きます。

ちなみにAmazonミュージックの有料版は4か月無料らしいっす。OPEDは全部聞けるのでおすすめです。井口裕香先生の『HEY world』(1期op)を未だに聞いてます。

井口先生!最高です。

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あとは井口先生の写真集も張っておこう。一応。4刷らしい。

井口裕香 写真集 MORE MORE MORE

そんなわけで、5期は面白い。

次回は『伴侶(オーズ)』ということで、ついにあの人が!!!

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第3話を正座して待ちましょう。

それでは。

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