【不動山〜千燈岳】ゴームリーさんに会いに行く!絶景とエモい旧千燈寺跡!《日帰り登山》2024年5月29日 (original) (raw)
不動山 千燈岳
ふどうさん 352m せんどうだけ、せんとうだけ 605m
国東半島 大分百山(千燈岳)
アクセス
東九州自動車 大分農業文化公園ICより約70分。
五辻不動駐車場《無料、約10台、トイレ 有》
ルート
五辻不動駐車場〜ゴームリー像〜五辻不動尊(不動山)〜千燈岳〜林道〜駐車場
標準コースタイム 3時間
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難易度 …初中級
千燈岳は急登がありますが、行動時間は短いし そこそこ体力あれば初心者でも問題ないでしょう。
※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。
- 天気:晴れ
- 人数:単独
- 行動時間:2時間55分(休憩等含む)
国東(くにさき)半島の山を調べていると、ちょいちょい目にするのが 眺めのよい高台に立つおっさんの銅像。
そのおっさんに会いに この不動山にやって来ました。
五辻不動駐車場。
近くに不動茶屋がありますが、平日で辺りは人の気配すらないので やってないだろうと思い行かなかったのですが、無料休憩所があるようです。
すでに駐車場に案内板がありますね。
六郷満山を開いた僧侶「仁聞(にんもん)」がこの不動山で修行をしたそうです。
えっ すごいじゃん。
ではレッツゴ。
しかし仁聞さんよりもゴームリーさんを推してますね。
10分ほどで分岐。左へ行きます。
おっ? あの絶景な岩場で黄昏れてるのは…
もしもーし。
へんじがない… ただのゴームリーのようだ。
と、何も知らなければ 一瞬普通に人が立っているようにも見えますが、これが例のゴームリー像です。
「アナザータイム XX」。もう一つの時間… XXはなんだろ?
あ、銅像じゃなくて鉄製でした。
それにしても 辺りには他に解説版もなく、この像のコンセプトや、どういった経緯で設置されたかなどが分かりません。
堂々とした佇まい。
白くなってる部分が気になって仕方ないけど。
アントニー・ゴームリー氏はイギリスの彫刻家で、この像は本人をかたどったものらしいです。
ゴームリーさんはインドなどで仏教を学んだのち、自身の像を作り続けているそうです。
この開放的な場所で開放的なカッコは気持ちいいでしょうね。
しかし なんで背中やお尻にも ニップレスつけてるんだろ?
いや そもそもなんでまっぱなん?
せっかくなんで2ショットも。
ゴームリーさんとの楽しい時間を堪能し、先へ進みます。
最後に隠し撮り風で激写。
分岐を通過し岩場を登ります。
空に浮かぶ石灯籠がカッコいい。
五辻(いつつじ)不動尊。
お堂の上に祠があるので ちょっと登ってみました。
こわ…
お堂はいいロケーション。
これは修行も捗りますね〜
隣の倉庫っぽい建物の先に登山道があります。
大分はこの岩屋タイプのお堂が多い気がしますね。
この大岩を巻いて左に降りて行きます。
平な山が見えました。
国東にもメサ(卓上台地)な山があったんですね。たぶん鷲巣山だと思います。
一気に降りていきます。
林道に出る分岐。
「登山道 出口」ってあんまり見ない看板だけど 分かりやすいですね。
そして 千燈岳への道はここからが本番って感じです。
バレーボール場を横切って…
じゃなくて獣害防止ネットですね。
何っ?? 付近に林道等はありません。
イノシシ向けですかね… 昔 奥多摩ですんごい勢いで走ってるヤツみたことあるんで(^^)
クモの巣が凄いのでライトセーバー(木製)で払わせてもらう。
舗装路を渡って行きます。
山頂まで休憩するつもりはありませんでしたが、あまりの暑さに一息入れます。
途中で山頂が見えます。
とんがってるし、暑いしで若干萎える…
急になり、ロープ場などが出て来ます。
この先も
急登やら
痩せ尾根やら
カエルやら
岩場やらとバリエーションに富んだ登山道です。
苔がキレイ。
記入漏れ看板。
この大岩?は左から巻きます。
テープ助かる(^^)
最後はゆるめ。
山頂着きました!
広くてテーブルもあります。
謎BOX… なんか怖くて開けられませんでした。
温泉地からも登れます。
下山後に「あかねの郷」の温泉に寄ろうと思ったら休業中でした(渓泉はやっているようです)
たぶん北方面。
だとすると奥は山口県かな?
メサ山が正面に見えます。
では降ります。
急坂は慎重に。
林道へ戻ってきました。
この林道でも帰れますが、舗装路歩きがダルいので 再び山ヘ凸します。
ひと山越えてさっきの分岐へ。
出口へ向かいます。
サクサク歩ける〜
と思ってたら旧に道が沢に。
えー( ;゚Д゚) って感じだったけど…
すぐ林道に出ました。
ここからだと舗装路歩きは5分くらい。
ゴ〜ル。
ちなみにこの旧千燈寺跡…
距離もないはずなんで行ってもよかったけど、暑いし絶対クモの巣 増量中なのでパス。
で、気にはなっていたんで 後日往訪しました。
駐車場は不動茶屋の道とは別に 1本南の道にありますが、道が狭いです。
千燈寺は仁聞が最初に創った寺で入寂(亡くなる)したのもここらしいです。
本堂跡。
なんと全国の石造りの仁王像の8割が、この国東にあるのだとか。
国東っ子 仁王像好きすぎでしょー(^^)
石段長いです。
奥の院。岩にビルト院。
仁聞入寂の岩屋。
五輪塔群。
鬼が一夜で… というおなじみの?逸話があるようです。
すご…
ちょっと怖い気もするけど、おでんみたいでかわいい 笑
不動茶屋に通じる林道まで登ると ちょっと広めのスペースが。
五輪塔群まで戻り 別のルート(クモの巣増量中 泣)で駐車場まで戻りました。
ゆっくり歩いて40分くらいでした。
まとめ
ゴームリーさんと絶景の不動山、登りがいのある千燈岳、別日の往訪でしたがエモい旧千燈寺跡など色々楽しめるエリアです。
初心者は旧千燈寺跡と不動山のみの楽ちんハイキングでも 十分楽しめそうです。
国東半島の真ん中 六郷満山の中心!
温泉
真玉温泉 山翆荘 スパランド真玉
閑静な農村地にある宿泊施設。ちょっと時代を感じる雰囲気ですが 広くて奇麗。
露天風呂は展望ないですが、入浴料の400円は魅力的。
【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
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【自分用山行データ】
山行回数:197 踏破数:230 百名山:39 撤退:6