旧ジャニーズ「当事者の会」男性、大阪の山中で死亡…SNSで誹謗中傷受ける (original) (raw)

ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40歳代の男性が、大阪府内で死亡していたことが捜査関係者らへの取材でわかった。自殺とみられる。男性はSNSなどで誹謗(ひぼう)中傷を受けていたといい、府警が経緯を調べている。

スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)本社

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捜査関係者らによると、男性は大阪市在住。10月中旬、同府箕面市の山中で首をつっているのが見つかり、その後死亡が確認された。近くには遺書のようなメモがあった。

男性は一部メディアで性被害を告発。その後、「うそはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」といった男性に対する誹謗中傷がSNSに多数投稿されたという。

同会によると、メンバーらは「虚言癖がある」「デビューできなかったくせに」といった誹謗中傷を受けてきた。SNS上で誹謗中傷を受けたとして、メンバーの一部は警察に刑事告訴したり、被害届を提出したりしている。

旧ジャニーズ事務所も「誹謗中傷はやめて」と呼びかけている。

不安や悩みの相談は、こころの健康相談統一ダイヤル(0570・064・556)。

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