米軍岩国基地 深夜から明け方の滑走路運用を岩国市に通知|NHK 山口県のニュース (original) (raw)

米軍岩国基地 深夜から明け方の滑走路運用を岩国市に通知

05月17日 19時25分

アメリカ軍の空母艦載機が数日間、九州沖で空母への着艦訓練を行うことになり、アメリカ軍岩国基地は今後1週間程度、深夜から明け方の時間帯に滑走路を運用する可能性があると岩国市に伝えました。

防衛省によりますとアメリカ軍岩国基地に所属する空母艦載機は、これから4日間から6日間程度、九州の沖合でCQと呼ばれる空母への着艦訓練を行うということです。
17日午後、岩国市にはアメリカ軍岩国基地から通常の運用時間外にあたる深夜11時から翌朝6時半までの間に基地の滑走路を使用する可能性があると連絡が入ったということです。
期間は今後、1週間程度で、理由については「任務飛行のため」とし、航空機の所属がアメリカ軍のものか自衛隊のものかは明らかにしていませんが、空母への着艦訓練に伴うものとみられるということです。
空母への着艦訓練をめぐっては去年も午後11時以降の深夜に、艦載機が岩国基地の滑走路を使用し、住民から苦情が寄せられました。
市はアメリカ側に騒音の軽減に配慮するよう求めるとともに、訓練期間中は職員が滑走路の使用状況を目視で確認することにしています。