干し柿作り、楽しいって。 (original) (raw)
干し柿は平安時代に法典「延喜式」に祭礼用の菓子として登場しました。
鎌倉時代以降は甘柿の普及により、渋柿を食べるための知恵として発展したようです。
現代でも縁起物としてお正月に食べたり、鏡餅と一緒に飾ったりします。
さて、今回はそんな干し柿を少しだけ作ってみたのでご紹介します。
用意するもの
①柿の皮をむきます。
柿の先端を少し残すのがポイントです。
①柿の枝の部分を紐で、結びます。
③湯煎します。だいたい10秒くらいくぐらせます。
※ちょっとお湯が少なかった、、、
④縁や、物干し竿、風通しのいい場所に干します。
あとは雨に濡れないように管理しましょう。
5~7日ほどしたら外皮が固くなるので、それからは毎日1回柿を揉んであげましょう。
揉むことで柿をムラなく乾燥できて、甘みを高める効果があります。
大体、2週間から3週間干して完成です。
※完成後、すぐ食べない場合は、冷凍保存がおススメです。
近年では若者の干し柿離れが噂されているようです。
高い、皮をむくのが面倒くさい。年寄が作る、食べるイメージ。など
あまり柿だけではなく果物に良いイメージを持っていないようです。
一方わたしは周りから、えっ、干し柿作るの?若いのにめずらしいね。
なんて驚かれることの方が多いんですが
これはわたし自身が日本の文化が結構好きだし、人の親になってみて、
子供にも作り方や、食べる文化を教えたいという想いがあるので
作れそうな年は作りたいと思っています。
一見面倒くさそうに感じるが、やってみれば簡単だし、
購入するなら作った方がコスパが良いというメリットもありますよ。
ぜひこれを機に作ってみて下さい。