乳がんだったシェルター持ち主が早くも仕事に復帰して、イラガ汚染の柿の木も伐採する予定。 (original) (raw)
Jさんが乳がんの手術から10か月で職場復帰できた。早期発見、早期治療が良かった。
シェルターのほうの持ち主Jさんが乳がんを患った
手術をしたのは去年2020年12月24日。くしくも12月21日には木星と土星が最接近しその同じ時間に私が車の自損事故を起こしている。
去年の年末は9月にシェルターに引っ越しを敢行し、自宅マンションをセルフリフォームして売りに出すためシェルターから通い詰めるなど、超絶多忙でおかしな1年だった。
そんな中で、Jさんの**乳がん**を知った。
知った時にはすでに入院の準備に入っていたから元気よく送り出すしか私にできることはなかった。
手術はがん専門病院で行ったから、そんなに心配はしていなかったがやはり一抹の不安はぬぐえない。本人も、からりとしていたが内心はわからない。
それが、あっという間に**放射線治療も終わり10か月経過して今年の10月には、児童養護施設の仕事に復帰**した。
宿直はさすがにできないと思うし子どもを抱き上げるなども大変だと思われるが。ほどほどができない彼女だから無理をしないといいと願うばかり。
シェルターの柿の木にイラガの幼虫が大量に発生した
イラガとはガの一種。幼虫はきれいな黄緑色の1センチ~3センチほどで9月から10月にかけて果物の樹の葉っぱを食べる。一枚の葉の裏に10~20匹くらい密集して葉をすべて食べつくす。
(上の写真は1匹できれいだが実際は群れている、、ゾワ~)
実に入り込むことも果実を食べることもないそうだが、葉を失った果実は養分を蓄えられないので大きくならず味も薄い。
イラガの幼虫に刺されると雷に打たれたような痛みが走る
いつもと同じように9月末に柿の実を採集するためにプレハブの屋根に登って高枝切狭を伸ばした時だった。
両方の親指の根元に刺すような痛みを感じた。何だろうと数秒思ったが、その場にいられないほどの鋭い痛みとしびれに襲われた。
高枝切狭をその場に放り出して、急いで屋根から2階ベランダに戻って1階の洗面所に走った。こういうときは水で冷やすのが良いと瞬間的に判断し、10分くらい流水で冷やした。
少し落ち着いたので保冷材で冷やしながらネットで検索すると、イラガの幼虫だった。刺されると激烈な痛みが数日続き病院に行く人もいるとのこと。別名デンキ虫と呼ばれるくらい感電したように痛みが激しい。
これは大変。さらに幼虫には無数の1ミリくらいの棘があり刺されると人の皮膚に棘だけが残るから擦らずにガムテープなどで棘を取り除くと良い、と書いてあった。
時すでに遅いと思いつつガムテープを軽く当てては剥す。そうこうして冷やすこと2時間経過。痛みが和らいできた。
毒虫に勝ったようだ。私の毒の方が強かったのだな。
だけど、その後数日はちくちくしていた。
今年は柿の収穫は0個
プレハブの屋根に放り出してきた高枝切狭は今もそのまま屋根の上。実は私はにょろにょろ系の虫がニガテ。そこに幼虫がいると思うだけで近づく気持ちにならない。柿は1個も取れずに朽ちて音をたてて地面に落ちるのを待つばかり。やはり実は去年より小さい、葉っぱも急速に散った。
ただ、良いこともあった。カラスやスズメ以外にも名の分からないいろいろな鳥が食べに来ては、お礼にきれいな鳴き声を聞かせてくれたのだ。カーテンの陰から覗きながら「たくさんお食べ」と声をかけた。毎年鳥たちの為に最後の1個は残しておいたが今年は食べ放題。よかったね。
柿の木は伐採することにした
イラガは12月ころには白い繭を作り木の表面にくっつく。そのまま春を待ち孵化するそうだ。孵化する前に柿の木は切り倒さなければならない。さすがに自分では無理だ。
すでに55年は経過している木だから寿命でもある。年取って抵抗力が弱ったせいでイラガの標的になったのかもしれない。
農家でもある所有者Jさんに伐採を相談する
病み上がりのはずのJさんは気軽に人をつれて伐採に来るという。本当ですか?できないなら業者に頼みますよ。
Jさんはやる気があるみたいなので、木がしっかり休眠する12月~2月の都合の良い日に伐採をする予定。
災いと恵みをもたらしてくれた柿の木とさようなら
思えば、この柿の木の枝払いを頼んだのが原因で猫オヤジに猫のエサ皿を置かれ、幹をよじ登った猫に2階ベランダに入られ、2階の畳に干していたふとんにオシッコをされ、いろいろな祟りがあった。アライグマも食べに来たな。落ちた柿の実が地面をべとべとにしてハエが舞っていたりした。
この5,6年、柿を買わなくて良かったし、友人知人にもたくさん配って感謝されていたが、もう今年からそれができなくなった。
お疲れさま。
柿の木を切るときは感謝祭を開催しお神酒などで供養をしてからにするつもり。