オーディブルのデメリットを軽く上回るメリットを熱く語る (original) (raw)

オーディブルを1,000時間聴いてみてわかったことがあります。メリットもデメリットもわかります。

ポイントは「時間」です。

大概の人は時間がとれなくて読書しない。または、読書に時間を使いたくないから本を読まない。

ひょっとしたら海外ドラマの一本でも観る時間がとれるかも。そんな期待はいつもどおり裏切られる。あっという間に時間はすぎる。名前のないものだけで埋められる。一日は、本当になぎ倒されるように、たったの一息で終わっていく。
初恋の(川上未映子著)より引用

ほんと、コレ。時間はあっという間に過ぎ去るのよね。

読書はしたいけれど、「時間」がなくて諦めている方におすすめしたいのが、今注目を集めているオーディブルです。ただの聴く読書サービスと思いきや、その利便性やコンテンツの豊富さは、あなたが想像するよりもずっと価値があります。

時間がない、新しく挑戦する勇気がない、そんな悩みを一挙に解消してくれるオーディブルのメリットとはどんなものでしょうか。

【この記事でわかること】

最後まで読み終えたとき、これから広がる未来がきっと見えてくるはずです。

この記事は、年間0冊だった人が100冊の本に読めるまでになる。そんな夢のような話を実現した、わたくしゴリ部長が執筆します。

オーディブルのデメリットは3つ

はじめに、オーディブルのデメリットからまとめます。

【主なデメリットは3つ】

月額1,500円のコストがかかる

オーディブルの月額料金は1,500円です。

音楽配信や動画配信のサブスクと比べると、なんだかちょっと高いような気がします。

サービス名 月額料金
プライムビデオ 600円(学生300円)
Kindle Unlimited 980円
Amazon Music Unlimited 1,080円(プライム会員980円)
Audible 1,500円

年割や学割はなく、どなたでも一律で1,500円に設定してあります。学生さんには少し高いかも知れませんね。

たとえ、1冊も聴かなかったとしても、月1,500円引き落とされるのでご注意ください。

うっかりしてると、年間18,000円損するからね。

しかし裏を返せば、月1冊以上聴く人なら簡単に元は取れます。むしろ安いです。

Kindle Unlimitedより高いのに対象本が少ない

2つ目のデメリットは、本のサブスク「Kindle Unlimited(電子書籍読み放題)」と比べて月額料金が520円高いのに、利用し放題の対象本はAudibleの方が少ないところです。

サービス名 月額料金 会員プラン対象本
Kindle Unlimited 980円 500万冊
Audible 1,500円 20万タイトル

なんとなくコスパが悪く感じちゃって、登録する踏ん切りがつかないよね。

kindle unlimitedとの比較記事もぜひ読んでみてください。あなたはどちらの読書サービスが向いているかわかります。

文章が頭に入らない場合がある

オーディブルは頭に入らない」なんて口コミをよく見かけます。頭に入らない読書なんてマジで無意味で時間の無駄ですよね。

しかし、どんなシチュエーションで聴いているか。そしてどんな心身状態で聴いているかで、内容の理解度は違ってくるでしょう。

こういった状態では、読もうが聴こうが頭に入らないですね。

これは「聴く読書だから頭に入らない」というより、環境と心の状態が整っていないことが要因です。映画や音楽も、適当に鑑賞していたら何も入ってこないでしょう。ある程度、文章に集中できる環境で本を聴かなければいけないでしょう。

ここまでがオーディブルの主なデメリットでした。次章へお進みください。

オーディブルのデメリットを軽く上回るメリットを語る

オーディブルのデメリットとメリット

では、オーディブルのデメリットを軽く上回るメリットについて、わたくしゴリ部長が熱く熱く語ります。

【オーディブル(audible)の料金システム】

オーディブル(audible)
料金(税込) ¥1,500
無料体験 30日間
特典 20万タイトル聴き放題・ポッドキャスト聴き放題・本の購入は30%オフで
支払方法 クレジットカード・デビットカード
対応デバイス スマホ・タブレット・PC・Echoシリーズ

ちなみに筆者である僕は、オーディブルのリスニングレベル「マスター」「真打」です。おそらくオーディブルユーザーの中でも、トップクラスで耳読書しているので、信頼性は高いはずですよ。

【オーディブルのメリット】

時間を言い訳にできない環境が手に入る

1番目にあげたいオーディブルのメリットは、時間を有効活用できるところです。通勤や通学中や散歩中など、手が使えないシチュエーションでも本が聴けるからです。

このメリットにより、「時間がないから読書しない」という言い訳を、あなたの中から排除、そして撲滅できます。

無理して時間を作ろうとしなくても、耳が空いているとき音楽を聴くみたいに本を聴けばいいから。

知的好奇心はあるけれど、本を手に取る時間がない。これでは、残念すぎます。

オーディブルは、単に時間を有効に使うだけでなく、それぞれのライフスタイルに合わせた読書スタイルを提案してくれます。

これにより、「本を読みたいけれど時間がない」という言い訳を完全に払拭し、読書を通じた知識の吸収や心の潤いを手に入れる手助けをしてくれます。

なかなか本を読む時間がつくれないからオーディブル気になる…眠る前とかにききたい…

— ペス (@Pesrock) 2024年3月14日

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好きなジャンル以外の本に触れられる

仮にオーディブルに登録したら、好きな本から聴いて存分に楽しんでください。

例えばですけど、コーヒー専門店が提供する魅力のひとつは、豊富な種類のコーヒー豆を扱うところですよね。STARBUCKSの「フラペチーノ」のようなポピュラーな選択肢も確かに魅力的で、その美味しさには多くのファンがいます。しかしながら、有名なメニューよりも、試したことのないコーヒーを選ぶことで、新たな味わいや発見があるかもしれません。

多数存在するコーヒー豆には、それぞれ異なる産地、焙煎度合い、風味があり、一つ一つの豆が持つ独自性やその土地の特色を反映しています。コーヒーショップが並べる豊富なメニューは、私たちに世界各地のコーヒーカルチャーを味わう機会を提供してくれているのです。

本も同じことが言えます。好きな本だけではなく、新しいジャンルに触れる。そしてその文章や物語を楽しんでみる。そうすることで、自分自身への理解が深まり、その後の暮らしにいい影響を与えてくれるでしょう。

遠かった本が身近になる

あなたにとって「本」は近いですか?遠いですか?

本を読んだって意味ないわ!と思っていた筆者にとっては、遠い遠い別世界の存在でした。

しかし、オーディブルを活用することで、読書に対するアプローチが大きく変わります。物語や知識をラジオ感覚で耳から吸収できるようになることで、本との新たな関係を築くきっかけになります。

接点がなかった異性と話してみたら急接近した」ような感じ。

特に、ナレーターが物語を語ってくれる小説のオーディオブックは、読むだけでは伝わりにくい情感やニュアンスを感じられ、より深く物語に没入できます。僕は、これが本を好きになる要因となっています。

いろんな場面で、「そうだ、本を聴こう!」的なノリで本を楽しめますよ。

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年間0冊→100冊読了するまでに

オーディブルのオーディオブックは、サクッと聴き終えることができる作品が多数あります。

たとえば、人気のビジネス書「営業の魔法」の再生時間は4時間16分ですが、2倍速で聴けば2時間で読了できます。

営業の魔法――この魔法を手にした者は必ず成功する

おそらくですけど、読書習慣がない方が「営業の魔法」の単行本を読もうと思っても、とても2時間では読めないでしょう。

でもオーディブルは違います。プロが聴きやすく朗読してくれるから、積読していた本でもサクッと読了できる。これこそ読書量が増える理由です。

筆者的には、オーディブルのリスニングレベルで最高レベルの”マスター”の称号を手に入れるほど本を聴いています(500時間以上聴いた人がマスター)。これが、年間読書量0冊だった僕でも、100冊読了できるようになった要因なんです。

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下手なコンサルよりオーディブルが優れている

現代の学習方法の1つとして、SNSなどで人気の「コンサルを受ける」などの選択肢があります。しかし、下手なコンサルに大金を払うよりもオーディブルに1,500円払って学習する方が優れていると個人的に思っています。

というのも、本というのは著名な作家や専門家により書かれ、なおかつ出版社の編集者による厳しいフィルターを通してふるいにかけられています。つまり、プロが書いたものを、プロがゴーサインを出すほどの超高品質なコンテンツなんですよ。

出版社のお眼鏡にかなった書籍は、信頼性、権威性、専門性を持ち合わせています。やたら高額なのに不確かでスカスカなSNS情報よりも、月1500円で正確な情報を好きなだけ仕入れた方がいいに決まってるよね。

しかも、プロのナレーターが上手に読んでくれるわけで。オーディブルならではの、リッチすぎる読書体験ができます。

これらのことから、独学で専門知識を深めたい人にとって、オーディブルは非常に有効なツールと言えます。SNSで下手なアドバイスを受け続けるよりも、自分で本を選び、学ぶことの重要性をオーディブルが教えてくれます。

オーディブルのコスパの良さもメリットのひとつ

オーディブルのコスパのメリットついて語る

次に、オーディブルのコストパフォーマンスのメリットについて語ります。

月額料金の価値

オーディブルの月額料金1,500円は、多くの本を聴くことができれば、非常にリーズナブルです。(2冊以上聴けばコスパ最強!)

特に読書が趣味の方や、学習材料として利用される場合、紙の本を購入するよりも確実にコストを抑えられます。また、オーディブルには幅広いジャンルの本が揃っているため、自分の興味や必要に応じた知識や情報を得ることができます。

さらに、前章で述べた通り「読書時間が取れない方」でも知識を吸収できるので、時間的コストの節約にもつながります。

これらを踏まえると、月額料金はその価値、メリットを十分に反映していると言えるでしょう。

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無料体験でできること

オーディブルでは、30日間無料で体験することができます。1,500円→0円です。

無料体験では、オーディブルの全ての特典を利用できるので1度試してメリットを感じてください。トライするだけでビッグチャンスです。

仮にあなたに合わなかったとしても、すぐに解約すれば料金は発生しません。

あなたの耳で、その価値を確かめてくださいね。無料で30日間存分に。

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未来が変わればコスパは無限大

ゼロから読書をはじめたとして、仮に本の中身の4分の1しか頭に入らなかったとしても、それには意味はあります。自身の人生にほんのわずかでもポジティブな影響を及ぼす可能性を考えると、計り知れないメリットがあります。

例えば、仕事で必要なスキルや知識をオーディオブックから学び、それがキャリアアップにつながることも考えられます。また、趣味の範囲を広げることで、新たな人との交流が生まれるかもしれません。

このように、オーディブルを通じて得られる知識や経験は、今後の人生に大きな変化をもたらすことが期待できるため、投じた費用以上の価値、メリットがあると言えます。

オーディブルのメリットをさらに高める活用法

オーディブルのメリットをさらに高める活用法

次に、オーディブルのメリットをさらに高める活用法を3つ伝授します。

声優・ナレーター選びを楽しむ

オーディオブックを選ぶ際、物語や専門書の内容だけに注目しがちですが、そのナレーションを誰が担当しているかに注目することも、オーディブルをより一層楽しむ秘訣の一つと言えるでしょう。

声優やナレーターによって、同じ作品でもまったく異なる雰囲気を持つことがあります。例えば、落ち着いた声の人が読むと、物語がより深みを持って感じられるかもしれません。逆に、明るく元気な声だと、元々の物語のテンポがさらに強調されるなど、聴き手の体験は大きく変わります。

好みの声優やナレーターを見つけることで、その人が読む他のオーディオブックにも手を伸ばすきっかけになるかもしれません。また、ナレーターの表現力に圧倒されたり、特定の声優の声色に心地良さを感じることが、作品をより深く理解する手助けにもなります。

例えば、アニメ映画「天気の子」のオーディオブックは、映画で声優を務めた声優さんがそのままナレーションされています。そういった作品を楽しむのもオーディブルの醍醐味の1つですよ。

ナレーター選びを楽しむことは、オーディブルコンテンツの新たな発見へとつながり、聴く喜びを広げる方法の一つです。

ゴリ部長お気に入りのナレーター 作品名
平川正三 下町ロケット、アキラとあきら、結婚詐欺師
池添朋文 御子柴礼司シリーズ、地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語
花澤香菜 言の葉の庭、結物語、モノガタリ by mercari

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マルチデバイスで家族と共有する

聴いてみてよかった本は、家族と共有しましょう。

マルチデバイス機能を利用すれば、オーディブルアカウントは1つでOKです。スマホ以外の複数端末(タブレットやEchoデバイス)にオーディブルアカウントでログインしておけば、本人が外出中でも家族が利用可能です。

読書好きな妻にも、オーディオブックの良さをわかってもらえました。

子供向けの児童書や教育書もたくさん揃っているので、お子様にもお聴かせください。

家族との共有は、オーディブルを上手に活用する手段の一つです。家族間の絆を深めると同時に、読書を通じた新しい発見や学びを共有できるでしょう。ぜひこの方法を試してみてください。

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作家やシリーズで検索できる機能を駆使する

オーディブルでは、作家名やシリーズ名で検索する機能が非常に便利です。この機能を活用することで、お気に入りの作家や続編をすぐに見つけられます。例えば、特定の作家の作品を探したい場合、その作家の名前で検索するだけで全作品が一覧で表示されます。また、特定のシリーズ検索も同じように簡単です。

逆に、新しい作品を発見する楽しみもあります。

検索機能以外にも、レビューや評価をチェックし、他のリスナーの意見を参考にすることも1つの手です。

以上のように、オーディブルには様々な機能が用意されており、それらを駆使することでより豊かな読書体験が可能となります。

オーディブルで人気のジャンルとおすすめ書籍を紹介します

最後に、オーディブルで人気のジャンルとおすすめ書籍を紹介します。

【人気のジャンル】

ビジネス・自己啓発

努力不要論

作品名(聴き放題です) 著者
話し方すべて 桐生 稔
一流の人に学ぶ心の磨き方 永松 茂久
夢をかなえるゾウ 水野 敬也
バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン
1冊でまるわかり 50歳からの新NISA活用法 中野 晴啓
ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典
書く技術・伝える技術 倉島 保美
感じのいい人は、この「ひと言」で好かれる 森 優子

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小説・文学

殺戮の狂詩曲

作品名(聴き放題です) 著者
黄色い家 川上 未映子
正体 染井 為人
流浪の月 凪良 ゆう
エミリの小さな包丁 森沢 明夫
1Q84―BOOK1 村上春樹
店長がバカすぎて 早見 和真

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歴史・文化

中国史とつなげて学ぶ 日本全史

作品名(聴き放題です) 著者
サピエンス全史 上 ユヴァル・ノア・ハラリ
教科書では絶対教えない 偉人たちの日本史 倉山 満
禁断の中国史 百田 尚樹
日本国史(上) 田中 英道
歴史を面白く学ぶ コテンラジオ COTEN RADIO

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健康・ウェルネス

働く50代の快眠法則

作品名(聴き放題です) 著者
血流がすべて解決する 堀江 昭佳
脳の闇 中野信子
「空腹」こそ最強のクスリ 青木 厚
本当に役立つ栄養学 佐藤 成美
結局、腸が9割 川本 徹
スタンフォード式 最高の睡眠 西野 精治

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学習・教育

子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門

作品名(聴き放題です) 著者
モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て あきえ
天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか? 真山 知幸,親野 智可
子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」 石田 勝紀
東大教授が教える独学勉強法 柳川 範之
勉強大全 伊沢 拓司
英語多読 すべての悩みは量が解決する! 繁村 一義,酒井 邦秀

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まとめ|全ての人に贈る、オーディブルで広がる未来

オーディブルにはデメリットがあるけれど、本記事で解説してきたメリットは読んでいただけましたでしょうか。デメリットを軽く上回るメリットがたくさんあることがお分かり頂けたかと思います。

【主なデメリット】

【主なメリット】

読書をする時間がなく、習慣もない現代人にとって、通勤中や家事をしながらでも耳から本を読めるオーディブルは貴重であり、多忙な中でも物語を楽しんだり、学びを続けられたりします。

本を聴くことで視野が広がり、新たな興味や趣味を見つける機会にもなり得る。知的好奇心を満たせるようになる。

オーディブルの価値、耳から読書することで得られる期待感は、これまでになかったものを感じることになるでしょう。

追伸:お得なキャンペーンあり

Audible(オーディブル)と類似するオーディオブックサービス「audiobook.jp」も、14日間~30日間の無料体験ができます。まずはいろんなサービスを試してみて、聴く読書を身近に感じてください。