ヘルシー料理!やわらか名湯!お米が旨い!自家製お蕎麦は旅の思い出! 大雪山観光の起点 遊湯ぴっぷ (original) (raw)
残暑厳しい9月の休日、じゃらんから比較的リーズナブルな価格で押さえることができた道北比布町に位置するお気に入りの宿、「遊湯ぴっぷ」。大雪山にも程近く観光の拠点に便利であり何度かリピートしています。比較的リーズナブルに美味しい食事を楽しみたい方、美肌の湯とサウナでつるつるお肌を体感したい方には便利なお宿です。
遊湯ぴっぷとは
遊湯ぴっぷは旭川市の北側に位置する上川群比布町にある小さな公共宿泊施設です。宿は小さいながらも地産地消にこだわった四季折々の料理と旅の疲れを癒すやわらかく極上の湯ざわりが体感できる光明石温泉が自慢の宿。公共宿泊施設である分お安く利用できるのに料理がいつも素晴らしく何度かリピートしています。初めて行く方からは値段の割に期待以上だったとの声も聞かれるコスパの良いお宿。場所は旭川紋別自動車道比布北ICから比布スキー場方面に向かうと車で3分、周辺にはキャンプ場やスキー場、パークゴルフ場等が整備されています。↓
- 基本情報
- 住所.北海道上川郡比布町北7線16号
- 予約受付.0166-85-4700
- 公式サイト
良佳村(よかむら)というアクティビィティが整備された施設が周辺に有ります。冬はスノーモービル、スキー、バナナボート、夏はつりぼり、四輪バギー、マウンテンバイクとストライダーの紹介が有ります。
館内設備
宿に入るとフロント、ロビー、ショップ、日帰り入浴の受付カウンターがあります。
ロビー
ショップ
ショップは入浴グッズやお土産の箱菓子、夜食やおつまみが並んでいます。
宿泊者向けの自販機コーナーは2階と3階にあります。アルコールの販売は3階の自販機コーナーになります。品揃えはそう多い訳ではありません。他のものが飲みたい場合は旭川方面に車で15分程戻るとセブンイレブンが有ります。私はいつも買い出しを終えてから宿に入ります。
缶ビールはサッポロクラッシックと黒ラベル、500mlで400円と一般的なホテル価格です。↓
同じくサッポロクラッシックと黒ラベルの350mlは300円。
他に濃い目のレモンサワー、男梅サワー、麦とホップが350mlで200円、三ツ星グレフルサワー350mlは250円でした。
ソフトドリンクは一般価格です。↓
日帰り入浴施設としても人気ですので広い休憩スペースが用意されています。もちろん宿泊者も利用できますので湯上り後にこちらで夕食前のひと時をくつろぐことができます。
風呂上りはやっぱ生ビール、日帰り入浴の場合はドライバーは飲めませんが宿泊利用ならゆっくり楽しめる。ソフトクリームも有りました。(文中の価格は税込み、メニューは訪店時のもの)
夕食付の宿泊プランでしたので利用はしませんでしたが1000円以下のラインナップで軽食をとることもできます。
アルコールのお供もぬかりないの無いメニュー、さきいかの天ぷらなんてめっちゃビールに合うし。↓
ソフトクリームはバニラ、イチゴ、ミックスと有り350です。
お部屋
今回のお部屋は定員2人、20㎡の洋室です。冷蔵庫にはミネラルウォーターのサービスが有りすでに冷えていました。テレビ、ドライヤーが備わってパス入力でインターネットの無料接続も可能です。窓からは緑の芝生が見えます。
ベットはふかふか、エアコンの温度調整はベットの横で行います。
清潔感のある洗浄機付きトイレとユニットバス。↓
温泉
「遊湯ぴっぷ」は光明石温泉。自然界に存在する放射性元素を含む天然鉱石の中で、 もっともイオン効果が強いとされる薬石が「光明石」と呼ばれ, 塩化カルシウムや塩化カリウムなどの成分により、 さまざまな効能を発揮します。(公式サイトより)↓
大浴場(公式サイトより)
宿泊者限定サービスでシャンプーバーのサービスが受けられます。4種類のシャンプーとコンディショナーからフロントで希望の番号を言って受け取りお風呂で楽しむことができます。
〇脱衣所
- 下足箱.有り
- 貴重品ロッカー.有無料 100円用意必要
- 飲料.ウォーターサーバーで水無料
- 備品.扇風機、デジタル体重計、マッサージチェア
- 化粧台.無料ドライヤー
〇内湯
- 泉質.光明石温泉
- 浴槽.低温主浴槽(表示で39度、寝湯付き)、高温浴槽(表示で43度)、ジャグジー、薬湯
- 洗い場.ボディーソープ、シャンプー、ヘアコンディショナー
- 眺望.無
〇露天風呂
- 泉質.光明石温泉
- 浴槽.主浴槽(体感40℃)
- 眺望.無し
庭園風呂(公式サイトより)
露店風呂は庭園風呂と称しており、眺望は無いものの天井から吹き込む夜風が心地よく温度も体感で40度程でリラックスできる丁度良い温度でした。
〇サウナ
- タイプ.高温サウナ
- 広さ.10名程度
- BGM.テレビ
- タイマー.サウナタイマー、5分砂時計
- 水風呂.体感で17度程度で長く浸かれる温度、2~3名の広さ
サウナ(公式サイトより)
〇休憩所
お休み処が用意されているので中ジョッキやソフトクリームで涼を取ることが出来ます。
夕食
夕食は和洋折衷のセットメニュー。食事の進捗に合わせて運ばれてきます。先ずは飲み物をオーダーします。
冷酒をいただくことにしました。男山の冷酒で900円です。
〇食前酒 梅酒
食前酒は梅酒、甘さ控えめのスッキリとした飲み口。食欲を掻き立てられます。
〇先付け 紫蘇白魚
トビッコがまぶされているプリプリとした食感が楽しい白魚。紫蘇風味でさっぱりといただける。これも食欲が出てくる良い先付けでした。
〇前菜 松前漬け、北寄のマリネ、蟹と浅蜊の有馬煮
前菜はどれも上品な味付け、有馬煮というのは有馬の山椒を使った煮物とのこと。
松前漬け↓
北寄のマリネ↓
蛸と浅利の有馬煮↓
〇刺身 四種盛り合わせ つま色々
本日はマグロ、ハマチ、ホタテ、大えびでした。好きなものを好きなだけ食べられるバイキングも良いけど刺身をじっくり味わうならクォリティが全然違うしセット料理の方が良いなぁ。どれも厚切りで新鮮、見た目も綺麗だし冷酒に良く合うのでゆっくりとお酒とお刺身のコラボを楽しみました。
〇蒸し物 茶碗蒸し
蒸し物の定番、茶碗蒸しも外しません。トロトロで良い出汁の効いた玉子の中にはシイタケ、三つ葉、麩、鶏肉、栗が入っています。
〇洋皿 赤魚のボワレ ヴァンブランソース
赤魚自体高級というイメージはありませんがとにかく味が良い。赤魚の表面の皮がカリカリで食感が楽しく白身の部分はふんわりと軽く仕上げられている。ヴァンブランソースは白ワインを使ったフランス料理の定番ソースだがこれがすべてに良く合っている。つけ合わせの野菜でソースを拭きとるようにして最後まで楽しめる一皿でした。
〇鍋物 牛肉の陶板焼き 野菜色々
材料費は絞っているようだがメインのお魚、お肉と秀逸でしっかり楽しめました。牛肉は形成肉、シメジ、ブロッコリー、ニンジン、タマネギの陶板焼き。熱々のところをさっぱりとしたソースでいただきます。これもソースが肉と野菜を引き立てていて美味しかった。
〇煮物 旬の野菜炊き合わせ
湯葉、インゲン、ニンジン、茄子や里芋にお出汁がしみこんでいいお味。それにヘルシー志向なのが嬉しい一皿です。
〇御飯 青菜と小海老の混ぜ込みご飯
〇吸物 海老真丈
そろそろお腹もふくらんできましたが御飯と吸物も美味しくて結局食べてしまった。小海老が混ぜ込まれた御飯が香ばしくて美味しい。
〇そば 自家製ミニもりそば
自家製と言うここのそばも単品で食べたいクオリテイでいつも感心します。エッジ鋭い細麺はつるつると喉ごしも良い。この蕎麦、この一皿自体が旅の良い思い出になるなぁ。
〇デザート ディプロマットプティング
最後のデザートはプティング。パンタイプの甘いデザートです。
朝食
朝食はチェックインの時に和食か洋食を選ぶことができます、今回は和食をチョイス。朝食時間にレストランに向かうとヘルシーな和食膳が配膳されていました。
なんといってもお米が旨い。地元のななつぼしを提供しているお宿です。↓
お味噌汁は豆腐とネギ、特別じゃ無いけど美味しい味噌汁です。↓
さっぱりとした新漬け、お椀の中は切干大根でした。↓
美味しいお米のお供にはこんなのが嬉しい、梅干しとタラコ。↓
ヘルシーなおかずが続きます。昆布の佃煮にホウレンソウのごま和え。↓
主菜は脂ののった鮭と出汁巻き。これもお米に合って美味しかった。↓
セットされたお膳の他、サラダ、生卵、野菜果実ジュース、牛乳がバイキングとなっています。野菜取りすぎってくらい食べられます。
お米のおかわりは自嘲したが結局朝から食べ過ぎてしまった。でもほとんど野菜だし罪悪感は無し。何度かリピートしていますが外したことは無いし今回もお安く大当たり、大雪山観光の起点に又利用したい良い宿でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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