― アワヒメを追って 179話 ― (original) (raw)

日吉大社

ひよしたいしゃ

2023年10月23日 14:00 御参拝

滋賀県大津市坂本5丁目1-1

主祭神 西本宮 大己貴神 おおなむちのかみ

東本宮 大山咋神 おおやまくいのかみ

178話の続き…

西本宮エリアから、東本宮へ向かいます…

日吉大社東本宮楼門 楼門で一礼し、拝殿へ向かいます。

東本宮拝殿にやってまいりました。

本殿前にて手を合わせます。 御祭神は〝大山咋神〟。

2022年10月に御参拝させていただきました、松尾大社主祭神が〝大山咋神

でした、秦氏の総氏神とされる神様ですね。

yatutama.hatenablog.com

樹下宮本殿。 御祭神は〝鴨玉依姫神〟。

東本宮の御祭神である〝大山咋神〟の夫婦神…

たしか〝玉依姫〟は神武天皇の父である〝ウガヤフキアエズノミコト〟と夫婦だったの

では?と思いましたが、〝玉依姫神〟とは神霊の依り代となる巫女を意味しているのだ

そうで、この名を持つ神は複数存在するようです。

東本宮にも数々の境内社がありました。

左手には亀井霊泉、そして奥が新物忌神社。 御祭神は〝天地迦流水姫神〟。

大山咋神〟の母神ですね。

大物忌神社。 御祭神は〝大山咋神〟の父神である〝大年神〟。

樹下若宮。 御祭神は聞いたことのない〝鴨玉依彦神〟。

姫があれば対となる彦を名とする神様をよく見聞きします…

ここにも稲荷社。 御祭神は〝宇賀之御魂神〟です。

こちらは東本宮参道の脇にある霊石である〝猿石〟。

そして見えてきたのが、こちらの石段です。

左手に見える社は三宮遥拝所で右手は牛尾宮遥拝所、この石段の向こうにそれぞれの摂

社が待ち受けているようです…どれ程先なのか? 体力は持つのか? 等々脳裏をよぎ

りはしましたが、もう行くしかありません!

ここから御神体山である八王子山へ登山です。

途中にこんな磐座がありました。

・・・・約30分以上 登りそして休み、見えてまいりました。

左が三宮宮で御祭神は〝鴨玉依姫神〟、右が牛尾宮で御祭神は〝大山咋神〟です。

この山頂に、これほどの摂社が待ち受けていたとは…

こちらには七夕伝説の織姫・彦星にまつわる神様もお祀りされてあるのだそうです。

そして三宮宮と牛尾宮に挟まれた石段を見上げると、そこには迫力を感じさせるまるで

鏡岩のような磐座が見えてまいりました!

社殿が建つ前には朝日に照らされると金色に光り輝いて見えた岩なので、〝金大巌〟こ

がねのおおいわと呼ばれています。

巨大な磐座に手を合わせ、そして振り返るとそこには絶景が待ち受けております。

比叡山延暦寺とも深く縁のある日吉大社、なんとも見ごたえのある素晴らしい神社でし

た。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!