「励ましてくださる神様」 -モーセを励まされた主- 出エジプト記6章1−30節 2024.8/18(日) 港キリスト教会 (original) (raw)
「励ましてくださる神様」 -モーセを励まされた主-
出エジプト記6章1−30節
モーセの要求がファラオに拒絶されて意気消沈していた時に、神はモーセに「わたしは主である」(2-8節)と4回繰り返された。その意味とは。
第1名前による保証
約束を必ず果たされる神からの声かけは、モーセにとって大きな慰めと励ましとなったはずである。
意気消沈していたモーセに、神は彼を励ますために「わたしは主である」と4回も繰り返された。
私たちも意気消沈、悲しみ、苦難、心配、恐れ、不安に包まれたなら主権と力と尊厳と栄誉の源である神の御名を信頼しょう!
第2 名前による契約
その名は契約(恩寵=恵み)の付与者である。
神は泣き叫ぶ民に7つの恩寵(恵み)を契約された。
①エジプトの奴隷から解放②苦役から解放③贖う④神の民とする⑤彼らの神となる⑥族長たちに誓った地に導く⑦その地の所有者となる(6-8節)。
これらは、神による一方的な恵みである。
本来、恵みとは恵みを受ける者がどうであるかは問題にされない。
神の救いは、信じる人や信じる行為によるのではなく、ただ信仰によって(恵み)得るのである。
第3名前の重要性
神は、モーセとアロンの家系の重要性を示して、彼らが指導者として神が選ばれた者であることを認証された。
しかし、モーセは私は口下手ですと消極的な態度に終始していた。
そこで、神は「わたしは主である。」と5回目を語られた。
いつまでも尻込みするモーセを神は忍耐強く励まし力づけられた。
私たちも、モーセと同じような弱さがあるかも知れない。それでも、神は私たちを励まし力づけ慰めてくださる方である。
このようなお方とともに歩める人生は本当に幸いである。