散歩の達人、BRUTUS、音楽をやめる人 (original) (raw)
久しぶりに雑誌が楽しい。本当に久しぶりかも。
・散歩の達人、最新号が練馬特集です。
おれは本当に練馬が好きなので、(特集部分は)一文字も逃さずに読んだ。
D.Oの三宝寺池の表現、最高。パリッコさんもいつも通り良い。ムームーはおれも最近行きます。
杉並との区境の話とかもいいし、「あえて中村橋・富士見台で降りてみる」はあるけど練馬高野台は影も形もないところがまたリアルで素敵。ドンマイ。
・BRUTUSは言葉の特集。
メインの担当編集は友人である。神保町でこの号のアイデアを話していた時、おれは本当は別の表紙案を推していたのだが、ダメだった。
茨木のり子の詩を川島小鳥と臼田あさ美が紹介していて、その詩の内容がすごく素敵だった。
いちおう全集を持っているし読んだはずなのだが、記憶に残っていなかった。
しかしいずれにしても、特集内で紹介されているすべての歌・詩などを読み、風呂に入りながらずっとその意味を考えたり情景を想像した時間は、大変に豊かだった。これが豊かさね。忘れてたかも。
・横沢俊一郎が音楽を辞めるらしい。
ツイッターで見た。ショックで、すごく動揺した。ふらふらとしてくのさ、をずっと聞きながら、編集仕事を1時間やった。
辞めないでほしいとかそういう思いはない。こないだサチモスが集合写真を上げていたことに対し、「D.A.Nもヨギーも早く戻って来いよ」的な自分勝手な語りを呟いているアカウントを見た。なんて想像力に欠ける発言なんだ。「あいつらも本当は戻りたがってる、おれは分かってるぜメーン」をやろうとしたんだろうけど、本当にナンセンスだと思った。