5-151.自分の現在地を知るため、外に目を向ける =現役サラリーマンが考えた自律するチームのつくり方= (original) (raw)
組織も個人も、自分のこととなると、自分にはどんな特異な特徴があるのか、全体の中で何が強みで何か弱みなのか、意外と理解できていません。
それは、他人の目を通して自分がどう見えているのか、率直な意見に触れる機会が少ないからです。
現在地がわからなければ、どの方向へどれだけ進むべきか定めることができず、結局、さまよってばかり。堂々巡りで毎年毎年同じような議論をしているだけで一向に前に進まない、ということになりかねません。
では、どうしたらよいのか。
僕は、外に目を向けることだと思います。つまり、外を知ることで、外の人の立場(視座)に立って自分を見つめることができ、その結果、自分の現在地を把握することができます。
具体的には、同じ業界の人達と交流を持つことに加え、他の業界、つまり、価値観の異なる人達と交流を持って、いろいろな意見や情報に触れる。そうすると、より広い世界の地図が描けます。と同時に、その地図の中で自分がどこにいるのかが把握できます。
例えるなら、自分がいる〇〇県の地図(自分のすぐ周りの情報・意見など)しかなければ、日本全体の中でどの位置にいるのか、わかりようがありませんし、世界地図がなければ、世界の中でどの位置にいるのか、わかりようがありません。
自分の現在地を知るためには、外に目を向けることが一番ではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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