正義のセ❸ (original) (raw)
阿川佐和子さんの「正義のセ~❸名誉挽回の大勝負!」を読みました。
すごく楽しく読ませていただきました。勉強になった文について紹介したいと思います。
■新聞社とは
これだけは覚えておけ。取材に私利私欲、思い込みはぜったいに持ち込むな。自分
の損得、あるいは恨みを勘定に入れながら取材をすれば、必ずそれなりに偏った見方
をして、偏った結果を生むことになる。政治家や官僚を叩くのは簡単だが、それを当
然の正義とはき違えて、自分が正義の代理人だと思いあがって取材したら、人間とし
て大事なことを見落とす危険がある。予測を付けるのは大事だ。しかし、予測と思い
込みには雲泥の差がある。
なんでもそうですが、思い込みやキメツケはよくないですよね。客観的事実がいかに
大事か!
■組織の中で上手に生きていくコツ
かつて無視された経験があるからこそ、そこらへんはよくわかる。そして今は、無
視されている女が誰であるかも即座に見抜くことができた。そこが大事なのである。
彼女たちをまず味方につける。それこそが、組織の中で上手に生きていくコツだと、
明日香は直感的に察知した。
確かに、私は基本人見知りなので、グループを組めないこと一緒にいる時が多いで
す。これは昔からの習性です。
■視線
人は隠しごとをしようとするとき、なぜか視線が泳ぎ出すものだ。
十中八九、明日香はごまかそうとしている。
私もそうです。