【続報】サットン事故の真相｜タイでの事故から訃報まで、30歳の人気講師の最期を時系列で追う (original) (raw)

「アンノ～ン！」

この明るい挨拶とともに、多くの人に韓国語を教えてきたサットンさん（本名：ヤマニシサトミ）が、30歳という若さで亡くなりました。

タイのバンコクで起きた交通事故により約1ヶ月の意識不明を経て、2024年10月31日午前0時6分に静かに息を引き取ったことが、弟さんによって報告されました。

サットン韓国語先生

Instagramで27万人、TikTokで21万人以上のフォロワーを持つサットンさん。なぜそれほど多くの人々に愛されたのか、そして突然の事故から訃報までの経緯を、時系列で詳しく見ていきます。

サットンさんはどんな人？日韓ハーフの韓国語講師としての活動

日本人の父と韓国人の母を持つサットンさん。その両国のバックグラウンドを活かし、

8年間の韓国在住経験

を通じて、「日本一楽しい韓国語先生」として多くの人に愛されてきました。

_1994年_生まれの30歳。韓国での暮らしを通じて得た生きた韓国語と文化の知識を、SNSを通じて楽しく、わかりやすく伝えることを得意としていました。

特に人気だったのは、実際の生活で使える韓国語レッスン。飲食店での注文方法や、日本で手に入る材料でキムチチゲを作る方法など、すぐに実践できる内容が支持を集めました。

このように、サットンさんは単なる語学講師ではなく、日韓の架け橋として活躍していました。では、なぜ彼女はタイにいたのでしょうか？

2024年10月8日頃、サットンさんはタイ・バンコクでバイクとトラックの衝突事故に遭遇。この事故により意識不明の重体となりました。

「バンコクの病院のICUに入院中で、大使館を通じて家族全員がバンコクに来ている状態です」

と、サットンさんの友人で韓国人インフルエンサーのスンウンさんは説明しています。

約1ヶ月の間、家族が24時間体制でケアを続けましたが、10月31日午前0時6分、サットンさんは静かに息を引き取りました。

事故から最期まで、家族の献身的な看護が続けられました。それは、彼女が多くの人々に愛されていたように、家族からも深く愛されていた証でもあります。

サットン韓国語レッスン

サットンさんの特徴は、誰もが親しみやすい教え方でした。動画の冒頭でアンノ～ン（アンニョン）と明るく挨拶することが、彼女のトレードマークでした。

難しい文法の説明はほとんどなく、代わりに日常生活でよく使う表現を中心に、実践的なレッスンを展開。BTSのJINさんの兄であるキム・ソクジュオンさんとのコラボ動画も話題を呼びました。

韓国語の勉強に悩む人の気持ちに寄り添い、_私にもできた_と思えるような内容で、着実にファンを増やしていきました。

サットンさんの訃報を受けて、SNSには多くの追悼メッセージが寄せられています。

「信じられないし、信じたくないです…」

「アンノ～ン！って笑顔で帰ってくる日を待ってたのに…」

「サットンさんの明るい声大好きでした」

これらの声からも、サットンさんが単なる語学講師以上の存在だったことがわかります。彼女は、韓国語を学ぶ人たちの「友達」のような存在だったのです。