逆転裁判の続きの発表はなかった……と (original) (raw)

TGS東京ゲームショウ)が終わったそうです。
カプコン逆転裁判シリーズは時々TGSに「特別法廷」と題しての宣伝ムービーを出展していましたが。今回は特にそういったことはなかった模様。
ただ、一応カプコンチャンネルで過去シリーズ一括のまとめ動画が掲載されてはいました。面白かったので紹介しておきます。
youtu.be
まあ、逆転検事がリメイクされたり、スマホ版が出ていたりしているのは良かったんですが……。
やっぱり、完全新作が見たい。
しかし。3本建ての3作目の後を続けるのって本当に難しい!
1〜3でひと段落して。
4〜6はオドロキくんがメインで。
じゃあ、7はどうすれば?

思い返すと、1での最初の事件はかつての親友が巻き込まれたちょっとした(?)冤罪の殺人事件。
6での最後の事件は、国家レベルのストーリー。
検事も大逆転もそんな感じですよね。
なんか、これ以上何かをしようがないレベルでまとまってしまった。
で、参考になりそうなのが、ドラクエシリーズです。
ドラクエは1と2では勇者ロトの子孫が活躍。3で勇者ロトの正体がわかって、綺麗に収まっちゃいましたよね。
じゃあ4はどうするべきか。
変に続けたら蛇足になりそう。
そこで、堀井雄二さんが考えたのが、新しい世界での冒険で、仲間キャラクターを立てること。
クリフトやアリーナ達を生み出し、別の方向へ。
ロト3部作では個性が見えづらかった仲間に、個性を与えて群像劇としての方向転換。これを進められた堀井さんはすごかったと思います。
つまり。
逆転裁判のシステム(証拠や証言を集めて裁判で突きつける)と、どんな逆境でも諦めずに逆転する弁護士というキャラクターの根幹のコンセプトはそのままに、別の世界での別の事件を描く。
ロト3部作はリメイクこそすれ、あのストーリーの先はもう無理でした。しかし、世界を一新することでなんだかんだで続けられて、ドラクエ12が制作中ですよね。
逆転裁判も7をもし出すなら、新主人公で続けるほかないのではないかと思います。
考えてみれば。
世界にはたくさんの裁判所があり、それぞれの法曹関係者さんがそれぞれの立場で奮闘しています。
別の時代、別の地方裁判所での別の裁判を描くことは、決して不可能ではないはずなのです。