副業って、どうよ? (original) (raw)
いよいよ副業時代の本格的到来のような気がする。
某メガバンクでも10月から社員の副業が解禁になる。
私が編集者だった30年前にも執筆者に銀行員がいて、彼らに原稿料や編集委員会の出席謝礼を支払っていたけれど、あれは副業ではなかったのかな・・・
ただ、仕事を依頼するときは銀行を通していたから、業務の延長の位置づけだったのかも知れない。
今の仕事でもその世界のKOLに監修などをお願いするが、いつも思うのは「仕事ができる人のところには仕事が集まる。本業ができる人には副業も寄ってくるんだな」ということ。
なので、私みたいな凡人のところには副業なんて寄ってくるわけがないと、去年までは思っていた。
ところがだ、様々な会社で副業が可能となり、副業ブームといわれるようになり、あんなに皆が忙しく働くメガバンクでさえも副業が解禁される。
ちなみに、私の会社では副業禁止。
なので、私の同僚で副業を考えている人は皆無。
定年退職の足音が聞こえてくる人たちは、「退職後はのんびり過ごそうかな」と話す。
余計なお世話だが、果たしてそれで楽しめるのだろうか。
今、私たちが休日を楽しめるのは、ふだん頑張って働いているからだ。
休日にのんびりゴロゴロできるのは、ふだん忙しくしているからだ。
朝起きて、何もやることがない、行くところがない、明日も、明後日も、ずっと、だったら、どうか?
「でも、これまで頑張って働いたし、貯金もある」という答えが返ってきそうだが、いくらお金があっても、どうだろう。
なかには何か仕事を探そうと思っている人もいるかもしれない。
「何か仕事をしたいけど、何ができるか、雇ってくれるところがあるかわからない」
もし、今、退職後のお金に不安がある、不安はないが旅行くらいしか計画がない、自分のスキルに自信がない、再就職先は自分で見つけなくてはならない・・・退職後にイキイキしている自分が想像できない人は副業について考えてほしい。
早く考えてほしい。
その副業が退職後のあなたを輝かしいものにするかもしれない。
「自分には何ができるのか?」ではない。
「何がやりたいか?」でもない。
「どんな自分になりたくないか?」
あなたを崖っぷちから助けられるのはあなたのアイデアと行動しかない。
頑張って働いてきたあなたにご褒美をあげられるのは、あなたしかいない。
あなたを崖に落とすのもあなただし、頑張ってきた自分をないがしろにするのもあなた。
私は今、56歳。
定年退職の足音がどんどん近づいている。
今がいちばん若い。
来年も同じ心配をしているのが嫌で、WEBマーケッターを目指して行動した。
今の環境はただのスクールではなく、成功体験(稼ぐこと)をさせてくれながら学べる仕組みになっている。
つまり、副業しながら学ぶのだ。
こんな副業って、どうよ?