広島サミット会場に漁業関係者を動員 (original) (raw)
つい9ヶ月前、奈良市で前首相が暗殺されるという大事件がおこりましたが、和歌山でも首相があわや暗殺されるという事件がおこりました。
幸い大事には至りませんでしたが、あわやという場面。理由のいかんを問わず犯人が責められるべきは勿論ですが、安倍前首相の暗殺という大事件のあと、統一教会問題にばかり目が行って警備のあり方についての真剣な議論を怠ったことは大問題でしょう。
かく言う自分も、こういう事件がおこっても、ミサイルが飛んできても、自分ができる範囲で考え、論じ、行動するという感覚はゼロ、平和ボケ状態にあります。
今回、犯人を取り押さえた和歌山漁協の方の勇気には感心しました。自分自身、例えば電車の中で暴漢が刃物をもって暴れた時、取り押さえに行くだろうか、誰かが制止したとき協力するだろうか、どうも君子危うきにで真っ先に逃げてしまうでしょう。
さて、G7広島サミットが5月19日から21日まで広島で開催されます。
このような失態はもう許されません。
警察庁では、全力をあげて警備にあたるとしておりますが、もれ聞くところによると、密かに和歌山漁協はじめ、全国の漁協に応援の要請をしたとのことです。
警察のメンツより実効を重んじた英断というべきでしょう。