北欧ではマジで戦争に備えている (original) (raw)
11月19日付CNNジャパンのニュースですが、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークの北欧各国では、戦争勃発時への対応を指南する冊子を配布しているとのこと。
スウェーデンが国民に配布する冊子を例に取ると、軍事衝突や通信障害、停電、自然災害にどう備えるべきかを解説。戦争の勃発を想定して、水や衛生用品の備蓄や食料の自家栽培などを呼びかけています。また、子育て世帯にはおむつや医薬品、離乳食の備蓄についてもアドバイスしています。
北欧のように、我が国でも必要なのではないかとの声に対して、政府側の答弁は以下の通り。
我が国は憲法9条を擁する平和国家であり、また日米安全保障条約によって守られているから安全であり、そのような冊子を配布すると、国民に無用な不安を抱かさせられるし近隣諸国を刺激することになるので差し控えたい。
それで大丈夫かとご心配なさる向きもおられるでしょうけれど、実はそれは表向きの話。
わが国では戦争を想定したものこそ作られていませんが、内閣府や各自治体などにより防災マニュアルが出されています。南海トラフ大地震のマニュアルをよくお読み下さい。
実は、大地震を戦争に置き換えればそこに答えがあります。われらが政府、憲法9条完全遵守と叫ぶ野党の追求を交わしながら、年々「災害対策」マニュアルを整備、国民への啓蒙をはかっております。
ただ、政府としては、大地震が来たら大地震と戦うとか、事前にナマズを攻撃するとは書くわけにいかず、この辺苦慮しているようです。