金と銀の読書録 (original) (raw)

未来に対する漠然とした不安、特に仕事がAIに取って代わられるかもしれないという恐れは、多くの人にとって現実的な問題です。

堀江貴文さんの著書『ChatGPT vs 未来のない仕事をする人たち』は、そんな未来にどう向き合うべきかについて、AIの進化や仕事の変化を見据えたアドバイスを提供しています。

未来を考えるうえで、AIはもはや無視できない存在であり、適切に活用することで新しい可能性が広がるという意見です。

堀江さんは、AIやChatGPTが私たちの仕事や生活を大きく変えると予測しています。しかし、これが必ずしもネガティブな変化であるとは限りません。

ChatGPTなどの生成AIは、単純な書類作成やプログラミング、編集といったルーチンワークを代行することができ、人間がよりクリエイティブな業務に集中できるようになるのです。

特に「決めること」や「責任を取ること」は、今後も人間が担う重要な役割だとされています。

AIは膨大なデータを元に、効率的に答えを導き出すことができる一方で、最終的な判断や責任を負うのは人間です。

これこそが、AI時代において人間が必要とされるスキルであり、堀江さんはその重要性を強調しています。

例えば、テレビ業界やライティング業務においても、ChatGPTが登場することで多くのタスクが自動化される可能性があります。

特に「万人向けのテレビ番組」や「一般的な記事の作成」など、型にはまった仕事はAIに任せられるでしょう。

しかし、食レポのような体験レポートは、人間ならではの感覚や体験が求められる分野で、まだまだAIには難しいと言われています。

堀江さんも、AIの得意分野と苦手分野を理解し、どの仕事がAIに代替されやすいかを見極めることが大切だと述べています。

さらに、堀江さんらしいユニークな視点として、「介護の仕事においてもAIは活躍する」との意見があります。

孫のようにお年寄りと会話をするAIがあれば、介護業界での人手不足もある程度解消できるのではないかと提案しています。

同様に、教育の分野でもYouTubeの動画やChatGPTによる学習サポートが可能になる未来があるかもしれません。

ただ、生のコミュニケ―ションのほうが断然よいと思えるし、物理的なコミュニケーション能力をもつ人間は今後も重宝されるはずと私は思います。

特に教育については、自分では考えつかない他人のノイズが人を成長させていくはずなので、教師による生のコミュニケーションはAIに代替できないと感じています。

結論として、AIが進化する未来において私たちができることは、自分の仕事やスキルを見直し、AIに代替されにくい役割を見つけるのが現実的なアプローチだと思いました。

またこの本を読んで、ChatGPTやAIは裏で何をしているのかとても知りたくなりました。それはこの本で述べられていた「ただレシピを暗記している人より、食材の知識を持っている人方がより良い料理が作れる」という一文からです。

好奇心からとはいえ、簡単な概要だけでも私には少しハードルが高いかもしれませんね。

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池澤春菜さんの『わたしは孤独な星のように』は、斬新なアイデアと繊細な描写で見逃せない作品です。

この短編集には7つの物語が収録されており、それぞれが独特の設定や視点から描かれています。

特に、「糸は赤い、糸は白い」は、人間と粘菌の奇妙な共生関係をテーマにしており、物語の進行とともに思春期の少女の心理描写が絡み合うことで、読者を引き込む力を持っています。

作品の世界観やキャラクター描写が深く、多様なテーマを鮮やかに描き出しているのが魅力です。

まず「糸は赤い、糸は白い」は、粘菌が人間に寄生することで脳が発達し、胞子を飛ばして言語外のコミュニケーションが可能になります。そして14歳になると好みの菌を体に寄生させるという設定から始まります。

この設定だけでも興味をそそられますが、物語は思わぬ方向に展開し、最終的には思春期の青春小説のような感覚を与えます。

特に感動したのは、思春期特有の不安定さと粘菌の広がりを同時に描写している部分です。この対比が絶妙で不思議な空気が漂う物語に仕上がっています。

他の6編もそれぞれ魅力的です。例えば、地球温暖化によって海底に住むことを選んだ女性の現在と地上での過去を振り返る話や、チリの高山にある天体観測所の職員が不死の動物を発見する物語など、どれも独特な世界観と個性的なキャラクターたちが描かれています。

これらの設定自体が魅力的で、読むたびに新しい発見があり、作品ごとに異なる感情が引き出されます。

全体を通して、池澤春菜さんの短編集はSFの枠を超えた人間の内面や世界の不思議を描き、読者に深い感動を与えます。

私はこの作品をAudibleで著者自身の朗読で楽しみましたが、プロの声優である彼女の声の表現力は素晴らしく、各キャラクターに合わせた声の変化も見事でした。

次回作もぜひ読みたいそして聴きたいと思っています。

この短編集は、SFの新しい可能性を感じさせる作品であり、またSF初心者でも楽しめる作品です。

https://ping.blogmura.com/xmlrpc/uo4mhv39k8zl/

友人から勧められ、知識もなく『検事の信義』を読み始めましたが、途中でこれはシリーズの途中の話だと気づきました。

短編が4編収録されており、それぞれ独立して楽しめるものの、初めて読む読者としては全体の面白さを完全には感じ取れませんでした。

主人公である佐方貞人の背景や行動に込められた意味が、前の作品を読んでいないと理解しにくかったのです。

特に、最後の短編では認知症の母親を殺害した息子の事件を扱っています。

この話では、主人公の佐方が些細な違和感から謎を解き明かしていく場面が印象的で、最後はホッとする気持ちと悲しさが入り混じる作品でした。

しかし、シリーズの背景を知っていればより深く感じられたのではないかと感じました。

また、物語の中で気になったのは、主人公である検事・佐方の内面がほとんど描かれていなかった点です。

予備知識のない私にとって、彼の行動や言動に共感しづらく、「ヘビースモーカーでくたびれたスーツを着ている」といった外見の描写は、どこか古臭い印象を受けました。

シリーズの前作を読んでいれば、こうした描写にも馴染みがあったかもしれませんが、今回はそうした背景がないため、彼のキャラクターを理解するのが難しかったのです。

その後、佐方の気持ちが意図的に描かれていないことを知り、著者が「彼の行動に注目してほしい」と語っているコメントを見つけて、やっと納得ができました。

彼の内面は読者自身が行動を通して推測するというスタイルは、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、理解すれば非常に面白い手法だと感じました。

本書を読んで改めて感じたのは、柚木裕子さんが描く緊張感のあるストーリー展開や、正義感が強くタフな主人公の魅力です。

緻密な推理と息をつかせぬ展開は、ミステリー好きにはたまらない作品です。特に、感情に流されることなく冷静に事件を解決する佐方の姿勢は、一般的なヒーロー像とは一味違う魅力を放っています。

ですから、推理小説ファンや、緊張感のある物語が好きな方には、佐方シリーズは非常におすすめです。

ただし、シリーズの魅力を最大限に楽しむためには、ぜひ最初から順番に読むことをお勧めします。そうすることで、主人公の背景や成長を理解し、物語の深みをより一層味わうことができるでしょう。

特にシリーズものの場合、登場人物の成長や過去の出来事との関連性がわからず困ることがありますね。

ちなみに柚月裕子さんの佐方貞人シリーズを読む順番は、『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』だそうです。

追伸
私の好みではないかな?と感じた作品ですが、人から勧められた本はいろいろな気づきがあるので必ず読むことにしています。

最近読んだ森永卓郎さんの本『マイクロ農業のすすめ』についての感想です。

この本は、現代社会が抱えるさまざまな問題を解決する手段として、「マイクロ農業」が有効であるという考えが詰まった一冊です。

まず、この本の中で取り上げられている「マイクロ農業」とは何かというと、「本格的な農業よりも小さく、家庭菜園よりも少し本格的な農業」と定義しています。

つまり、趣味で野菜を育てる家庭菜園と、農業として本格的に収益を上げる大規模な農業の中間のような形です。

私は以前から野菜作りに興味がありました。特に、自分で育てた野菜を食べることで、農薬の心配がない安心感や、もし大量に収穫できれば少し収入につなげられないかとう考えがあったため、この本を手に取りました。

しかし、この本を読み進めていくうちに、経済評論家である森永さんが語る「マイクロ農業」の概念が、私の予想をはるかに超えたものであることに驚かされました。

小さな農業体験が、なんと世界の問題を解決する可能性があるというのです。

著者が「マイクロ農業」を進める理由は、単に健康や収入を増やすためだけではありません。

彼は、社会全体が抱える大きな問題、例えば年金問題や社会不安、そして経済の不安定さを和らげるために、農業が有効だと述べています。

都会での生活は何かとコストがかかりますし、都会特有の見栄や競争に巻き込まれることも少なくありません。

それに対して、少しだけ郊外や田舎で生活し、「マイクロ農業」を取り入れることで、生活費を抑えつつ、心と体に良い影響を与えることができると主張しています。

さらに、コロナ禍でのテレワークの普及により、「マイクロ農業」との相性が非常に良くなったと著者は述べています。

リモートで仕事をしながら、空いた時間に小さな農業活動を行うことで、無理なく副収入を得たり、健康を維持することが可能になります。

特に年金生活を迎える前後の方々にとっては、定年後の生活の支えとなる一つの方法としても魅力的です。

収益自体は大きくないかもしれませんが、それでも生活を安定させ、地域社会とのつながりを築くことができるのです。

本書では、地方にとっても「マイクロ農業」が一つの解決策になると示されています。例えば、地方にある遊休農地を分割して、都会のサラリーマンに貸し出すというアイデアです。

さらに、プロの農業アドバイザーのサポートをつけることで、初心者でも安心して農業に挑戦できる環境を整えることができます。このように、地方の活性化にもつながると森永さんは提案しています。

森永さんの提案は「マイクロ農業」だけにとどまらず、資本主義社会に対する考察にも及んでいます。

資本主義下の利益を追求するための経済成長は、時として環境破壊や貧困などの社会の不均衡を生み出す原因にもなっています。

そのため、経済成長にばかり注目するのではなく、スローダウンし、持続可能な社会を目指すことが重要だと説いています。

この考え方は、現在多くの人々が直面している環境問題や社会的な不安に対して、非常に分かりやすく、納得のいくものでした。

『マイクロ農業』は、単なる農業のおすすめではなく、現代社会の問題を解決するためのヒントが詰まった本でした。

私自身も、読んでみて農業に対する考え方が変わりました。もし、健康や環境、または経済的な不安を感じている方がいれば、この本を手に取ってみることをお勧めします。

大きな変化を求めるのではなく、小さな一歩として「マイクロ農業」を始めてみるのも良いかもしれません。

追記

調べたところ近所に貸農園があり、料金は苗と道具とアドバ イザー付きで月に7700円だそうです。このくらいから始めてみるのもいいかなと思っています!

今年のビジネス実用書の中で、私がもっとも「腹落ち」した本が佐藤舞さんの『あっという間に人は死ぬから』です。この本は、自己分析ややりたいこと探し、そして時間管理に関する書籍としては非常にコスパが良く、読めば一冊ですべてが説明できると感じました。

著者・佐藤舞さんは、「確率・統計を用い知的かつ面白く世の中の謎を解く」をコンセプトに情報を発信されています。

本書は科学と哲学を使って、どうすれば本当の意味で充実した時間を取り戻せるのかをテーマにしており、これまでに読んだ他の時間術本とは一線を画す内容でした。

今まで多くの「やりたいこと探し」や「時間術」関連の本を読んできましたが、どこかしっくりこない部分がありました。

それらの本は大体、「どうすれば効率よく時間を使えるか」や「成功するためにどうすべきか」という視点に立っていましたが、私が本当に知りたかったこととは少し違ったのです。

言葉にするのが難しいのですが、何かが足りない、違和感を抱えていたまま、時間が過ぎていく感覚でした。

ところが、この本はその違和感を見事に解消してくれました。なぜなら、佐藤さんが「価値観」を「自分がどのように世界とかかわりたいか」ということを核に据えていたからです。

他の時間管理本では、「成功」や「効率」を強調することが多いですが、この本では「欲望」や「倫理」ではなく、内面的に湧き上がる自然な行動を重視しています。

特に印象的だったのは、佐藤さんが「欠乏感からくる欲望」ではなく、「自分の内面から湧き出てくる価値観」に焦点を当てている点です。

価値観とは、外部からのプレッシャーや他者の期待に応えるものではなく、あくまで自分自身がどのように世界とかかわっていきたいかを示す指針です。

この考え方に触れたとき、私の中でいくつかの疑問が一気に解決しました。それまでは、常に「他人にどう見られるか」や「効率的に生きる方法」にとらわれていましたが、本当の意味で自分の時間を大切にするには、自分自身の価値観に基づいて行動することが重要だと気が付くことができました。

宮崎アニメのキャラクター『千と千尋の神隠し』の千尋で例えると、千尋の行動は贅沢や欲望にとらわれず、他者への思いやりや、正直さを大切にするまさに内面的な価値観に基づいたものです。千尋は自分の欲望や恐怖に負けず、最終的に自分の力で問題を解決していきます。

哲学的な内容が多いため、途中で少しお説教臭く感じることもありましたが、最後まで読むと不思議と心がすっきりしました。

それまでの時間術本で感じていた「無理に何かをやらなければならない」というプレッシャーから解放され、自分自身の価値観に基づいて行動することの大切さを実感できたからです。

この本は、思っていた以上に心に響きました。実をいうとあまり期待していなかったのですが、人生の中で読んで本当に良かったと思える一冊になりました。

自分探しに興味がある方は、ぜひ読んでみることを心からおすすめします!

今回紹介する『破獄』は、戦前戦後の社会が大きく揺れ動いた時代を背景に、4度の脱獄を成功させた無期懲役囚の実話をベースにした小説です。

脱獄犯の緊迫感あふれる行動と、それを阻止しようとする看守たちとの心理戦が、一気に引き込まれました!

『破獄』は、脱獄犯・佐久間清太郎を描く一方で、その行動を追い詰める看守たちの苦悩や努力も克明に描かれています。

佐久間の脱獄手口は、常識を覆すような斬新なものばかりで、読者を驚かせると同時に、次はどのようにして脱獄するのかという期待感を抱かせます。

また、刑務所の内情や戦時中の囚人たちの役割も詳細に描かれており、当時の社会情勢や刑務所事情を知ることができる点でも非常に興味深い作品です

佐久間が見せる脱獄の数々の手口には、読者としては「そんな方法があったのか!」と思わず感嘆してしまうものが多いです。

看守たちが必死に見張る中、わずかな隙を突いて脱獄を成功させる佐久間の姿は、痛快さすら感じさせます。

それと同時に、看守たちが佐久間の動きを封じ込めようとする場面では、彼らの葛藤や職務への誇りが伝わり、物語全体に緊張感が漂います。

また、戦時中に囚人たちが行っていた空襲あとの町の遺体処理や造船所での労働、飛行場の整備など、一般にはあまり知られていない事実も作品の中で触れられており、戦時下の日本の姿が垣間見えます。

本書は、単なる脱獄劇ではなく、戦前戦後の日本の刑務所事情や社会背景も描いています。

中でも日本の事情を分かっていないアメリカの占領軍と看守たちとのやりとりは、思わず苦笑してしまいました。

主人公・佐久間清太郎の罪深さに同情はできないものの、その脱獄の才能をもっと別の形で生かすことができたら、という残念な気持ちを抱かせる点でも、考えさせられる内容です。

吉村昭が描く脱獄劇は、手に汗握る展開と歴史的背景の深みが融合した、一度読んだら忘れられない作品です。

恥ずかしながら、最近まで吉村昭の作品を読んだことはありませんでしたが、他の作品も読んでみたいと思います!

追記

脱獄するたびにやったー!と応援してしまったりするのは、ちょうど自分が仕事や生活に行き詰まりを感じていたタイミングだったからかもしれません。

そして、主人公の佐久間が独房の中で人間性を取り戻していく場面は心があたたまる場面で読後もよかったです!

ちょっと古臭い感じの本でどうかなと思ったのですが、山崎豊子の小説が好きなら楽しく読めると思います!

日本では毎年約2万人が自殺で命を落としています。その多くは高齢者で、原因には経済的問題や失業、病気が挙げられます。

この重たい問題に対して、ある著者が注目したのは、徳島県海部町。17年間、老人の自殺が0という驚異的な実績を持つこの町を調査することで、日本の自殺問題解決の糸口を探ろうとしました。

海部町の調査からわかることは、人間関係の在り方が自殺予防に大きく影響しているということです。

経済的な問題や病気といった自殺の要因は、隣接する町と大きな差がなかったにもかかわらず、海部町だけが高齢者の自殺が0という結果を出しています。

では、なぜ海部町では自殺が少ないのでしょうか?

著者はその要因として、地域の人々が「影響力のある人に従わなくてもよい」という自由な雰囲気を持っていることを挙げています。

この柔軟な考え方が、個人のプレッシャーを軽減し、無理をしない生活スタイルを生み出しているのです。さらに、日常の中で自然に「弱音を吐ける」環境が整っており、心の負担を軽くすることが可能になっています。

調査では、海部町の人々が他者とのつきあいを「淡泊」に保ち、相手に深入りしすぎないという特徴も見られました。この適度な距離感が、人間関係のストレスを軽減し、結果として自殺予防につながっているのではないかと考えられます。

さらに、町全体で巧妙に人間観察が行われ、困ったときにはさりげなくサポートし合う、非常に「賢い」コミュニティが形成されているのです。

それならば、海部町の人々がすばらしい人格の人たちなのか、というと著者はそれはちがうとのべているところは、ぜひ本書で読んで意味を考えてみてほしいところです。

この本は、著者が統計学を駆使し、新たな指標を用いて自殺予防に取り組んだ結果をつづったものです。重たいテーマにも関わらす、とても感動的で現実に根ざした内容となっているところが素晴らしいです。

自殺が多い地域を調査するのではなく、あえて「自殺が少ない地域」に焦点を当てることで、私たちが見逃していた自殺予防のヒントが浮かび上がってきました。

この本を読み終えたとき、私たちもまた海部町の「生きていくうえで賢い人々」のように、より柔軟で支え合える社会を作っていくことができるのではないかと感じました。自殺予防の視点が変わることで、日本全体が少しでもよくなるのではないか、という希望を抱かせてくれる一冊です。

ではまた!

追記

よくある地方の田舎町のコミュニティとはあまりにも違うので、ちょっとびっくりしました。自殺の件とは別に、なぜこのコミュニティが続いているのかもう少し知りたかったです!